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私は機械2/2

20240111

そんな機械の一部の私は、たまに、機械の一部としての役割を終えるときがある
自由意志がないのだから、それは、機械の一部としての損傷なのだろう
摩耗して使えなくなってしまった歯車のように

私が社会から離脱したとしても、社会構造に影響がないのは、これまでと同様だ

別に、機械の一部としての役割を終えようとも、これまでは、不安はなかった
それよりも、強烈な衝動があった
「旅に出たい」という衝動に突き動かされて、社会から離脱した
そんな「旅に出たい」という欲望も、自由意志ではなく、社会から教育された価値観によるものである

社会構造からの離脱に対して不安がなかったのは、その後の社会復帰のことまで、考える余裕もなかった
機械の一部としての損傷が激しかったとも言えるし、
若かったとも言えるし、
「旅に出たい」という衝動に駆られてたとも言える

機械の一部としての損傷が激しいのは、変わらずだが、
若くないからか、
「旅に出たい」という強い衝動に突き動かされてないからか、
社会復帰に対しての不安がある

そんな不安は、初めてのことで
40歳半ばになっても、40歳半ばだからこそか
不安は未来のことを考え過ぎてしまうから、起こる現象だ
これまでは、「旅に出たい」という衝動が大き過ぎて、若く、そして、未来に希望があって、不安が入り込む要素がなかった

旅に出て帰ってきたあと、
自分が無職なことに全く動じることもなく、
社会の枠から外れていても平気で、
何年も過ごしていた

やっと、働き出したのに、
やっぱり、私には、雇われは難しいらしい
誰かの下は、似合わない

私は、指示するのであって、指示されることはなく
私は、支持されるのであって、支持するのではなく

私は、わたしは、ワタシハ

壊れているのか
壊れているような
壊れたみたいに
壊れたかのような
壊れてしまったみたいに
壊れてしまったのかな


機械が壊れたみたいに




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