人間とは機械1/2

20240107

私たちは運動する機械であって、意志はない

自由意志があって、自分が好きなことをしているようで、結局は、社会の一部でしかない

社会の一部とは、社会構造という機械の歯車の一つに過ぎない

私にしかできないとか思っている仕事なんてない
仕事なんて、ただの役割に過ぎず
あなたがいなければ、他の誰かが、もしくは、誰か数名に分散して、その役割を果たす

それは、とりもなおさず、私たちは、私は、換えのきく歯車の一つでしかなく、機械の一部だ

仕事以外でも、社会によって植え付けられた価値観によって左右されている
あれが好きで、こんな趣味があって、そんなのも、自由意志の産物ではない
誰かがあれがいいよ、こんなことが楽しいよと、教育されたに過ぎない

ベンツがいいとか、バーキンがいいとか
野球やサッカーのスポーツ観戦が好きだとか
ゲームが好きだとか

私たちは、知らないことを好きになったり、楽しいと思ったりすることはできない

まず、知って、そこから、すべては、はじまるのだ

知ることは、自由意志に基づくものではなく、
社会から、知らさせるのだ
社会から、価値観を与えられるのだ

ベンツが、安い大衆車なら、欲しいと思わない
バーキンが、希少で高級でないなら、欲しいと思わない
テレビがなければ、スポーツ観戦は、できないに等しい
ゲームに触れてゲームをする機会がなければ、ゲームを楽しめない

そうやって、社会から、教育された価値観によって、欲望を造成されるのであって、そこに自由意志はない

そして、欲望を動力とする機械が、私たちである

私たちは、欲望で運動している機械の一部に過ぎない

機械の一部が壊れたとしても、社会構造という機械自体に影響はない

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