「お金が欲しい」という願い方ではお金持ちになれない
願い方の間違い
「悪魔とおしゃべり」からの思考
2021/8/7
庶民とお金持ちの思考
人は願い方を間違えていた。
「お金が欲しい」という願い方は、間違っていた。
「お金が欲しい」と願うことで「お金が欲しい」という状態は叶っている。
例えば、死ぬまでに使いきれないほどの財力を持つ大富豪になったとしたら「お金が欲しい」とは思わない。「お金が欲しい」と願うためには、お金がない状態が前提となる。お金がないから「お金が欲しい」となる。お金があったら「お金が欲しい」とならない。「お金が欲しい」を叶えるためには、お金がない状態が前提である。だから、お金がない状態で「お金が欲しい」は、叶っているのだ。お金持ちは、お金を欲しがれないのだ。前提としてお金があるからだ。
あるお金持ちは言った。
「欲しいモノがあることが羨ましい」
なんでも買えるお金持ちは、なんでも買えてしまうから「欲しがれない」のだ。
庶民は言う。
「お金持ちは、なんでも買えて羨ましい」
お金があったら、アレもコレも買えるのに。
お金持ちは言う。
「庶民は、欲しいモノがあって、羨ましい」
お金がなければ、モノを欲しがることができる。なんでも、買えることはいいことじゃない。欲しいモノを喪失させてしまうのだ。「いつでも買える」と思ったら、欲しいモノなんてなくなる。「欲しい」という気持ちが消滅するのだ。
正しい願い方
「モノが欲しい」ということは、それをエネルギーにして、努力することができる。そして、「モノを手に入れる」という体験ができる。モノに真の価値はない。モノを手に入れるまでの工程である体験にこそ、真の価値がある。だから、欲しいモノは得た瞬間がピークだ。体験に価値があって、モノに価値はない。
だから、「モノが欲しい」「お金が欲しい」と願うことは、欲しがれた時点で、その願いは叶っているのだ。「お金がない」という前提があって、はじめて「お金が欲しい」と願うことができるのだから。
それでは、お金持ちになれないことに気付くだろう。だって「お金を欲しがる」ってことは、お金がないことが前提なのだから。お金を欲しがるためには、お金があってはいけないのだ。前提なのだ。
前提 → 願い
お金がないことを前提としていたら、願っても叶わないだろう。この順番に気付くことが、はじまりだ。
「願い」が重要なのではなく「前提」が重要であると理解する。
どんな「前提」が必要なのか?
先ほどのお金持ちの状態になりたい。
モノを欲しがれない状態になりたい。
それは「お金がある」状態である。
「前提」は「お金がある」だ。
「お金がある」という「前提」がある。
そうすると、もはや「願い」は必要ない。
正しい願い方は「願い」ではなかった。
「願う」以前の問題であった。
「前提」にあった。
「前提」の書き換えにあった。
「前提」を理想の状態に書き換えることだった。
「お金が欲しい」という「願い」ではなく、「お金がある」という「前提」に書き換えることが、正しい願い方である。
「お金が10億円ある」
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