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「 ついで 」の力

「 フロイト精神分析 」からの思考

2022/1/29


① 「 考えて行動する 」から迷う。
② 「 行動しよう 」としたときのエネルギーを活かす。
③ その行動の源泉は、本能に近いほど力強い。

トイレに行きたくて、起きたら、その行動エネルギーを利用して、そのまま、起きる。寝室に戻らずに居間へ行く。

そのときに、時計を見てはいけない。「 時計を見る 」と考えてしまう。「 まだ、このくらいしか寝てない、もっと寝れる 」と考えてしまう。考えてしまったら、もう、終わりだ。足は寝室へと向かってしまう。

だから、トイレで、スマホを開かない。時間を見ない。トイレを終わらせて、居間へ直行だ。

フロイトは、すべての行動の源泉は、「 欲動 = リビドー 」と言った

しかし、フロイトの言うリビドーとは、肉体的接触を伴う行為だけを指すモノではない。人間の性でもあり、生でもある。「 子孫を繁栄させよう 」という性的欲望のエネルギーでもあり、「 今の自分をできるだけ生きながらえさせよう 」という自己保存のエネルギーである。

本能の中でも、最も強いエネルギーである。「 生きたい 」という本能である。
その本能とは、生理的欲求 〜 飲みたい、食べたい、排泄したい、寝たい、繁殖したい 〜 である。

生理的欲求に基づいた行動のエネルギーを利用して「 ついで 」に何かを付加させる。

トイレに行く「 ついで 」に起きる。

私たちは、食べるものを得るためにお金を稼いでいる。
お金を得るために働いている。
だから、働くついでに、何かをする。

働く「 ついで 」に、お金をもっと稼ぐ
働く「 ついで 」に、うまい飯を食べる
働く「 ついで 」に、繁殖相手を探す

食べるためには、働かなければならないから、働く「 ついで 」に、何か、本来の目的を置いてみる。それか、倒置的で、矛盾したとしても、構わない。

「 ついで 」は、付加された行動ではなく、
楽に行動を起こすための魔法の言葉である。

どうしてもやらなければならない必要なことに「 ついで 」に何かを付けると、いとも簡単にできてしまう不思議である。


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