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信念の奇跡


2022/5/7

本当の信念というのは、否定や肯定を超越した精神である。
否定や肯定があってはいけない。
否定や肯定という気持ちは、相対的なものである。
「 YES 」や「 NO 」を心の中で考えている間は、その心は相対的になっている。

否定や肯定という相対的な心境から超越した心境が、絶対的心境で、信念である。

思はじと思ふ心は思ひなり
思わざりせば思はざるなり

思わないでいようと思うのも思うことだ
思わなければ思わない

禅「 不思量底を思量せよ 」

信念の実態である。

信念のある人間は、事柄に対して、病になろうが、運命が悪かろうが、良くなるも、良くならないも思ってない。

信念の中には、否定も肯定もない。

否定と肯定がこんがらがっている状態 = 悩んでいる
→ いい方向へと進まない

何にも考えない状態になる
→ 信念を悟る
=「 これをやろう 」と思わず「 うまく行くかな 」とも思わず、何にも考えないでやれるようになる

絶えず思ったり考えたりする思考作用は、物心がついたときから、はたらいている。
心の仕事は、思ったり、考えたりすることだ。

思っていること、考えていることが土台になって信念ができてくる。

実在意識でいろんなことを思ったり、考えたりすることが、潜在意識に結びつくことによって、信念が固まる。

潜在意識と実在意識の連鎖関係が、絶対的心境になればいい。絶対的心境は、否定も肯定もない、それが信念である。

私が目に触れる、自然創造物以外のすべての一切合財は、人間の心の中の思考から生み出されてるものばかりである。

自然以外のものは、人間がつくったものなのだ。そうだとわかれば、自分の一生も、自分の心の中の考え方や思い方で、良くも悪くもつくり上げられることがわかる。

自分の心の中の考え方や思い方が、自分を「 現在の自分 」にしている。

今の自分は、自分の心の思考がつくった。願い事が叶わなかったり、思うことがままならなかったりするのは、自分の思考が、現在の自分をつくったからだ。何でもかんでも、宇宙自然の現象以外は、すべてがそうである。だから、自分の願望が叶わないのは、その原因が外にあるのではなく、すべて自分の心の考え方や思い方の中にある。


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