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21/22 ワールドカップ関連

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2021年12月の記事一覧

まずは1勝〜21/22 スキージャンプW杯 個人第10戦 Oberstdorf〜

まずは1勝〜21/22 スキージャンプW杯 個人第10戦 Oberstdorf〜

今日も土砂降り。

強風ではないものの、風はルーレット気味。

正直なところ、良い試合か?と問われると微妙だったと思います。

またノックアウトシステムの採用によって、さらに条件のバラバラ感が増しました。

1本目と2本目の順位の乖離。

30位以内の得点を挙げながら、2本目に進めない選手が5人。

中々難しい試合だったとは思います。

が、トップ6がすごいジャンプを魅せれば

途端に面白い試合に

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陵侑劇場〜21/22スキージャンプW杯 Engelberg 個人第9戦レビュ〜

陵侑劇場〜21/22スキージャンプW杯 Engelberg 個人第9戦レビュ〜

ようやく、私も明日から試合が始まるということで

流石に録画で見ました。。。

普段より少々遅れて、名寄2連戦の開幕です。。。

これぞEngelberg今日はプレビュー通りの追い、追い、追い。

強弱を織り交ぜながら、時折4mに迫る追い風を吹かせてきたEngelberg。

WFの最高得点は予選で+26.3点、本戦で+25.5点。
#昨年に比べるとマシ

予選は見ていないのでわかりませんが

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Stefan Kraft 〜21/22スキージャンプW杯 個人第6戦Klingenthal 〜

Stefan Kraft 〜21/22スキージャンプW杯 個人第6戦Klingenthal 〜

好きな選手が故に、どう表現したら良いかわからない選手。

鋭い飛び出し、美しい飛型フォーム、完璧な着地。

世界で戦い始めて10年目。
#28歳

総合優勝2回。

ジャンプ週間を制し、世界選手権では個人の金メダルを3つ所持しかもノーマルヒルとラージヒるの両方で獲得しており

それを含めた世界選手権のメダルは計13個。

しかし、オーストリアという国が強すぎる故に、オリンピックに出場したのは1回

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レッドブルDay 〜21/22スキージャンプW杯 個人第7戦Klingenthal 〜

レッドブルDay 〜21/22スキージャンプW杯 個人第7戦Klingenthal 〜

前日と同様に、F1からジャンプの梯子を狙った私。

ホンダの最終戦、緊張のスタート。

スタートでミスを犯すフェルスタッペン。

ハミルトンの巧みなドライブもあり、ソフトタイヤにも関わらずペースが上がらない。

私は諦めて仮眠し、さらには寝坊

見始めたのは2本目のJohansson(NOR)から。。。

そもそもフェルスタッペンが勝ったという情報に

頭が混乱しており、記憶にあるのはTandeの

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21/22スキージャンプW杯 Engelberg プレビュー

21/22スキージャンプW杯 Engelberg プレビュー

来週末はクリスマスブレイクということもあって試合はお休み。

19日の試合を終えると

次の4HTの予選まで中8日空くことになります。
#珍しい

コロナ禍でなければ、Klingenthal終了後に

「日本のAチームは一旦帰国」という選択肢があったのかもしれません。

そうすれば、日本で10日間調整することができました。

コロナ禍では当然そんな選択肢はなく、何年か前のように揉めることもなく平

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人外決戦 〜21/22スキージャンプW杯 Engelberg 個人第8戦レビュー〜

人外決戦 〜21/22スキージャンプW杯 Engelberg 個人第8戦レビュー〜

昨日はこんなことを書きました

あれだけのジャンプをするには、微細なコントロールが必要みたいです。はたまた、まだ本調子じゃないだけか。。。

多分、後者。まだ本調子ではない陵侑。

1本目は踏切でミスを犯し、やや推進力を欠いた上に

転倒ライン直前でバランスを崩し、それにより飛型点を若干減点されました。
#着地得点

2つの、ほんのわずかなミス。

そういったミスを犯さず正確なジャンプを揃えた

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予選の賞金 〜21/22スキージャンプW杯 Engelberg 予選レビュー〜

予選の賞金 〜21/22スキージャンプW杯 Engelberg 予選レビュー〜

プレビューはこちら

危なげなく、予選トップを獲得した小林陵侑。

これで予選は4連勝となりました。

トレーニングの2本では、トップを取れませんでしたが

予選にはきっちり合わせてきた陵侑。

今季はジャンプ台の対応にやや苦戦しています。

あれだけのジャンプをするには、微細なコントロールが必要みたいです。

はたまた、まだ本調子じゃないだけか。。。

ワールドカップ予選スキージャンプ・ワールド

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陵侑復活 〜21/22スキージャンプW杯 Klingenthal 予選レビュー〜

陵侑復活 〜21/22スキージャンプW杯 Klingenthal 予選レビュー〜

まずはこちらをお読みください↓

そういえば、女子が試合をやっていて

ナイター開催ということを加味していませんでした。

ナイターなら落ち着いた試合になりそうな予感がします。

そう感じさせる予選となりました。

見るつもりはなかったのですが、目が覚めたついでに

途中から見ました。

見てる最中のこちらのニュースの方が驚きです
#午前3時のニュース #17日に決めると言ってたはずなのに

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21/22スキージャンプW杯 Klingenthal プレビュー

21/22スキージャンプW杯 Klingenthal プレビュー

大方それっぽいことを去年書いているので

特別書き足すことはないかなと思います。

ジャンプ台の特徴などは、こちら↓

大事なのは、踏切台付近の横風に捕まらないことと

良質な下の風を呼び込むこと。

下の風次第で、多くの選手がHSジャンプを見せることができます。

試合展開個人的に

ここらで様式美の小林陵侑、Eisenbchler(GER)によるワンツーが見れるかなと思っています。

2人とも

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オーストリアな週末〜21/22 スキージャンプW杯 個人第5戦 Wisla〜

オーストリアな週末〜21/22 スキージャンプW杯 個人第5戦 Wisla〜

なんとか、追い風基調で落ち着いてくれたWisla。

しかし、運営は警戒を怠らず

絶対に怪我人を出させまいと、頑なに低速ゲートを貫きました。

1本目の最長飛距離は122m。

2本目の最長飛距離は129mと

HSジャンプはおろかHSの95%に4人しか届かないという、渋い試合になりました。

派手さに欠け、面白味が少ない試合

僅かなミス、僅かな不利が命取りになり、

少しでも有利な条件であっ

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団体戦の魅力 〜21/22スキージャンプW杯 Wisla団体戦 レビュー〜

団体戦の魅力 〜21/22スキージャンプW杯 Wisla団体戦 レビュー〜

Wislaらしい大荒れ。

四方八方から訳のわからない風が吹き

試合としては壊れていたと思います。

それでも、見どころを魅せることができるのがワールドカップという舞台。

何より、この日は団体戦だったのが不幸中の幸いだったと思います。

試合展開1人目に佐藤幸椰を持ってきた、日本が先手をとり

スーパージャンプを繰り出したHoerl(AUT)によって首位交代。

3グループ目のHuber(AU

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静かなWisla 〜21/22スキージャンプW杯 Wisla予選〜

静かなWisla 〜21/22スキージャンプW杯 Wisla予選〜

Wislaにしては静かで、試合が壊れるような風は吹いていませんでした。

ただ、追い風基調のはずが
突如向かい出したり

牙を剥く、とまでは言いませんが

しっかりと優勝争いや、納得のジャンプを出すとなると
幸運が必要だと思います。

Nizhny TagilとRukaの両方で状態は良かったHoerl(AUT)が僅差の予選を制しました。

数値的には良い風ではありませんが、たぶん下の風の状態がよく

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21/22スキージャンプW杯 Wisla プレビュー

21/22スキージャンプW杯 Wisla プレビュー

5シーズンぶりに開幕戦の地では無くなったWisla。

近年は、雪があまり降らない地域なので

この2週間のズレは、ジャンプ台整備が若干やりやすかったのではないかと思います。

バーンと風ここのジャンプ台はランディングバーンがひどく荒れている傾向にあり

この4シーズンで多くの転倒者と負傷者を出しました。
#平昌シーズンの伊東大貴さん

昨年は、かなりマシになっていたので

最低でも昨年と同様の

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