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陵侑復活 〜21/22スキージャンプW杯 Klingenthal 予選レビュー〜

まずはこちらをお読みください↓

そういえば、女子が試合をやっていて

ナイター開催ということを加味していませんでした。

ナイターなら落ち着いた試合になりそうな予感がします。

そう感じさせる予選となりました。

見るつもりはなかったのですが、目が覚めたついでに

途中から見ました。

見てる最中のこちらのニュースの方が驚きです

#午前3時のニュース
#17日に決めると言ってたはずなのに

おかえり陵侑

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荷物がギリギリ届き、なんとか予選に参戦できた陵侑。

ファンは隔離期間での調整不足を心配していましたが

#個人的には心配していない

小首を傾げながらも、予選トップを獲得し

ファンの心配を払拭していました。

ジャンプを見ていて、着地がやや乱れたり、細かいところでアジャストしてない中で

トップをもぎ取りました。

個人的には、2連勝すると思っています。

前半に飛んだ選手と後半に飛んだ選手で

風向きの差が若干あり

Amman(SUI)が上位にきました。この微妙な差が試合にどう影響を与えてくるか注目です。

個人的にやや心配していたGeiger(GER)ですが

スーパジャンプこそないものの

精密機械のように、ポンポンとビッグジャンプを繰り出してきて

乱れそうな気配がありません。

このままいけば、当然総合優勝っを獲得するのですが

そううまくいかないのが「スキージャンプ」。

どこで揺らぎが出るのか、逆に注目です。

未だ女子を見れず

ジャンプと複合はそこそこ見れているのですが

今季の女子ジャンプは

未だに数字でしか追えていません。

Kramer(AUT)が強さを見せてはいるものの

Klinec(SLO)やAlthaus(GER)が勝つなど

ジャンプ台によって、強い選手、勝つ選手がいて

結構面白い状況の女子ジャンプ

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この日もKramer(AUT)が2本ともトップの得点を獲得しているものの

Opseth(NOR)が2.6ポイント差なので、食い下がってはいます。

#テレマークによって

ただ3位と4位で10点差。5位と6位で20点差近くあるので

ラージヒルでは競技力の差が如実に出ている印象はあります。

沙羅も飛型点の低さがあるものの

しっかりとテレマークを決めたとしても、表彰台は遠く

秋の切れ味あるジャンプからは、程遠い様子。

まだまだ時間がかかりそう、というか解決の糸口があるのかどうか。。。

日本チーム

高梨沙羅は常に上位にいるものの

やや、水を空けられて勝負に入っていけていません。

今日、ようやくジャンプが見れるのでどんな感じなのか

興味があります。

一方で、めっぽう良いのが岩淵香里が6位。

夏が良く、秋がイマイチだったので

どうなることかと思いましたが、冬にしっかりアジャストし

スタートダッシュに成功。

この日は、2016年に行われたワールドカップLahti大会6位以来の

最高順位を獲得しました。この調子をキープしていきたいところ。

徐々に順位を上げている伊藤有希が11位。

このまま、じわりじわりと順位を上げていきたいところ。

岩淵香里に次いで、この日充実したのが勢藤優花で16位。

先週のLillehammerでポイントゲットに成功し、この日は20位以内に入りました。

この順位とこの日のニュースによって

北京五輪代表をほぼ手中に収めた可能性があります。

ここからは、今までと違い

順位に振り回されず、自分のジャンプに集中できるので

もっと良くなっていくのではないでしょうか。


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