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忘れられない言葉たち

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強く共感したもの。心を突き動かされたもの。また読みたいとふいに思い出す素敵なnoteを入れさせてもらいました。やわらかな言葉に、切なさに、激しさに、もう一度スキを。
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#エッセイ

夏だから金麦を飲むのか、金麦を飲むから夏なのか

酔ってます。かなり。川沿いで。日差しが心地よい。誤字をしないのはスホのスマホのおかげで。…

kaoru
1年前
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すべてのカタチに敬意を

こないだ参加した研修で聞いた言葉が、ずっと頭の中をリフレインしている。リフレインなんて横…

kaoru
1年前
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メモを手書きで取ったら、久しぶりに絵を描きたくなった

明日から梅雨入りすると聞いたので、電車に乗って出かけてきた。バッグの中には色鉛筆とスケッ…

kaoru
1年前
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父からもらった言葉

ベッドで横になっている父の掛け布団の足元のほうが、少し左にズレている。 なおしてあげよう…

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【七十二候】芹乃栄‥せりすなわちさかう

『芹乃栄‥せりすなわちさかう』              1月6日から9日頃 二十四節気では…

つまり、あなたと一緒にいたい。

真夜中のデニーズで、レモンパフェを食べながら背徳に敬礼している。 上の部分はあんなに美味…

meme
1年前
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拝啓 あなたは誰ですか?

夕暮れのオレンジ色の光の中、気がつくと交通量の多い国道に出ていた。どうやってここまで来たのだろう。ハンドルを右に切ったり左に切ったりしたはず、いつの間に。 プーッ 後ろからクラクションを鳴らされてハッとする。もうほとんど止まりそうな速度になっていた。慌てて路肩に停車する。 考えごとが佳境に入ってしまって、目は開いているのに、過集中になっていたようだ。 9月は心がざわめいた月だった。だからそういう「ぼーっとした集中」が何度もあった。エレベーターに乗っているのに、行く先の

「うめえ」が聞きたくて

言語聴覚士、というマイナーにもほどがある仕事に就いて、もう次で4回目の春を迎えようとして…

あおい
2年前
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学びが働くを支える

不甲斐なくも例のアイツにかかってしまい、数日間、家の仕事部屋に閉じこもる隔離状態を続けて…

kaoru
2年前
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愛とは何か、少しだけ分かった。

「心から愛してた。」 久しぶりに長野に帰ったのは、大切な人の葬儀の為だった。 まだ父が青…

meme
2年前
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未来の自分に贈る恋唄を、今のわたしがせっせと紡ぐ

恋はいつか風化するのか。答えはYESなような気がしている。だって世の中にそんな空気が流れて…

mayu
2年前
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毎晩9時に届く「義母日記」

数日前に義母から来たLINE。 少しクスッと笑って、胸がチクッとなった。 義父が、黙ってお饅…

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編み込みと、あの子の笑顔。

読み進めていくうちに、ふいにぐっと目頭が熱を帯びたのを感じた。 年々涙腺が弱くなっていけ…

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挑戦と傷、そして継続

長男がバスケットを習い始めた。アメリカの独立プロリーグにも参戦したという日本人女性が運営している。小学校の体育館ハーフサイズぐらいある練習場は、自宅を増築して作ったらしい。さすがアメリカ、規模が違う。 無料見学の初回。人見知りの長男は、モジモジしながらも楽しそうにボールを触っていた。初めて投げたシュートがたまたまゴールに入る快挙。本人もご満悦な様子だった。週2回、通うことに。 ふだん彼は、英語環境で過ごしている。バスケで運動習慣を身に付けつつ、日本語コミュニケーションの機