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全国18万人の不登校さんへ告ぐコンテスト

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「#全国18万人の不登校さんへ告ぐコンテスト」の参加作品をまとめております! 【受付終了】開催期間 21/2/1〜21/2/28
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#ポリヴェーガル理論

自分軸の作り方#20 ~【不登校】父と子の関係、雪解けの季節~

自分軸の作り方#20 ~【不登校】父と子の関係、雪解けの季節~

 長男が中1、次男が小5の夏休みは、はじめから最後まで、地元の自宅ですごしていた。

 コンプリメントトレーニングでは、日々親子でアナログゲームをすることになっているので、毎晩のようにトランプやボードゲームをしてすごしていた。お盆期間は、会社の夏休みで帰省してきた夫も加わり、子供2人と姑と私、5人で遊んだ。
おばあちゃんの脳トレのために買った「ブロックス」というゲームは面白かったが、次男は負けそう

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自分軸の作り方#14~【不登校】動きたくても動けない⁈ナゾの朝を解明する②~

自分軸の作り方#14~【不登校】動きたくても動けない⁈ナゾの朝を解明する②~

 学校に行こうとして立ちすくむ時に、子供たちの体内で起こっている現象は、スピーチ恐怖症の人が人前に立たされて恐怖に襲われるのに似ている。意図的にそう感じようとしているのではなく、置かれた環境の中の「合図」によって、無髄の神経回路にスィッチを入れてしまうのだ。

 「ポリヴェーガル理論入門」によると、人がどうやって安全か否かを判断しているか、使われる神経回路は厳密にはわかっていないが、側頭葉を含む高

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自分軸の作り方#13~【不登校】動きたくても動けない⁈ナゾの朝を解明する①~

自分軸の作り方#13~【不登校】動きたくても動けない⁈ナゾの朝を解明する①~

 朝、子供達が登校の準備をしている。
なのに、玄関についたら動けない。靴を履こうとして固まる。そして無表情で、玄関にカバンやランドセルを投げ出して、部屋へと戻っていく。

そんな現象を見たことがあるだろうか。

 私が仕事をしていた頃、気が重くて、仕事に行きたくないなーということは経験があるけれど、動けなくなるということはなかった。

 この、動けなくなる事象について、どうしてなのかを私はどうして

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自分軸の作り方#12 ~【不登校】13歳からの、育ちなおし。~

自分軸の作り方#12 ~【不登校】13歳からの、育ちなおし。~

 子供への言葉がけを変える「コンプリメント」を始めてから、子供はすこしずつ、少しずつ、心のコップに自信の水を溜め始めた。と思う。

 この本の中に、コンプリメントを始めると子供返りをすると書いてあったので、どんなふうに子供返りするのかなと楽しみにしていた。本によると、お湯たっぷりのお風呂に浸かって、羊水につかっているところからやり直したり、布団に潜り込んで、生まれるところからやり直す子もいるらしい

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自分軸の作り方#11 ~【不登校】嫌われるのが怖い・を科学する~

自分軸の作り方#11 ~【不登校】嫌われるのが怖い・を科学する~

 
 今回は、ポリヴェーガル理論と出会う前に読んだ本、「奇跡の生還を科学する 恐怖に負けない脳とこころ」から学んだことをシェアしたいと思う。「学校が怖い」という子供達の脳内を理解したくて、腑に落ちる何かを探していた。

この本を手に取ったのは、ニキ リンコ氏が和訳していたからだ。

 ニキ リンコ氏は、自らが自閉症であり、マイノリティな自閉症をもっと広く知ってもらうべく、たくさんの本を書いておられ

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自分軸の作り方#6 ~【不登校】直そうとしないで、わかろうとする~

自分軸の作り方#6 ~【不登校】直そうとしないで、わかろうとする~

もう20年以上前の話。

渡辺裕子さんという カウンセラーの講演会の録音したものを友達が聞かせてくれた。タイトルは「自分を愛するために」

冒頭で、「自分のことを100%愛してる人は、人のことも100%愛することができるんですよ、自分のことが50%嫌いなら、人のことも50%愛せない」っていう話があり、目から鱗が落ちた。これは心理学では「投影」と言われる現象で、自分の中にある自分の嫌な部分、許せない

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