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国家資格キャリアコンサルタント勉強してみて

昨日国家資格キャリアコンサルタントの
実技試験を終えて全ての試験を終えた。

2月に思い立ってから9ヶ月間。
家族に支えられながら、テスト最終日を
迎えることができた。

最初は簡単な試験だと合格率からみて
思っていたけど、難しかった。

難易度は人によるんだなとつくづく感じた。

キャリアコンサルタントは傾聴しなければ
ならない。元来人の話を聞くことが苦手だ。

嫁からはそんなんで大丈夫と良く怒られる。
話を聞いてる中で飛んでしまう。
その話に興味がなくなり、他のことを考えてしまうのだ。

そんな私でも社会にでて働いていると
人の上に立ったり、
後輩を指導するような立場に追いやられる。

そんな自分の能力を鍛えるためにも
キャリアコンサルタントの養成講座を
受講することとなった。

今回はそんなキャリアコンサルタント養成講座を勉強してみて良かった点と悪かった点を
あげてみたい。



良かった点1

正直良かった点はたくさんある。
私の本業は営業職で物を売る仕事だ。

物を売るのに人の話なんてと思うかも
知らないが、とても話を聞く機会が多い。

ほぼずっと話を聴いている。
なので、積極的傾聴
という技術はとても役に立つし
コミュニケーションが楽になる。

相手の言葉を追って、話したそうな
言葉を聞いていくととてもよく話してくれる。

いつもより話してくれるので、
信頼関係が構築できているのが、
実感できる。

技術を身につけることにより
営業の仕事がとても楽になった。

良かった点2

ちょうど良い難しさだった。
国試と云えばかなりの勉強量の時間が多いので、
それなりの覚悟を持って始めなければならない。

しかしこの資格は数字に表れている通り
高確率で合格する。

実際に勉強してみて、覚えることは
少なかった。テキストの厚みが物語っている。

何か資格が欲しいなと思い、
勉強するにはうってつけである。

資格を取得したいモチベーションは
人それぞれだ。

学校に通っているメンバーは
転職に役立てたいと思う人が多かった。

転職活動してる中で履歴書に
書くことがなかったとか。

みんな何か証拠のようなものが
欲しいのだ。

そんな証拠品を収めるのには
ちょうど良い量の勉強時間だろうと
考えられる。

良かった点3

勉強内容はとても人生に役立つ。
もともとこれを学ぶために学校へ通った。

この分野の勉強をすると
何やら素晴らしい学者さんたちがいっぱい
出てくる。

発達に関する理論や転機に関する理論など。
認知理論や心理学。
アドラーさんやフロイトさん。

モヤモヤした時、うまくいかない時とか
たくさんの理論が説明してくれている。

そんな人生の中で起こりえることを
教えてもらえる。

人生単位の攻略本のようなもんだ。

40歳くらいにはこんな感情が芽生えます。
子供が産まれたら役割が変わりますとか。
日々変化している中で、うまくいかないことが
この教科書には理由付けされている。

これはこの歳で出会えて良かった。
素晴らしい理論家達との出会いに感謝。

良かった点4

学校生活での新たな出会い。
教科書に登場する理論家達の他に
実物の人間にも出会える。

人クラス約20人程度で1日8時間授業を
受ける。

話す聞くがメインの講座なので、
自然と話す機会が多い。

そのためすぐに仲良くなれる。
どんなことをしている人なのか、
なぜこの講座を受講したのか、

聞いているだけで同じだなと
みんな同じような悩みや考えを
持っているのか。

病院へ行った時になんか楽になる
安心感と全く同じ感覚だ。

社会人になって新たな仲間は
なかなか作ることは難しい。

しかし同じ時期に同じ目標をもって
学ぶとすぐに仲間ができる。

小さな世界から飛び出して
他の会社の話しやその人の環境など
自分が生きていく上で沢山のヒントを
もらうことができる。

私自身何も知らないことを知ることが
できて良かった。

しかも結構悩んできている人が
多いので、損得勘定無しに
ざっくばらんに話し合えるのが良い。

会社だと誰かに聞かれているとか
もしかして言われるんじゃないかとか
安心感欠けてしまう。

この学校で出会うメンバーは
同じ気持ちで同じ考えを持っているので
分かり合える人が多い。

良かった点5

幸福感で満たされる。
もともと何かやろうと新しく
飛び出す時は前向きな気持ちだ。

病気の時に新たしく何か始めようなんて
誰も思わない。
ポカリとうどんとゼリーが欲しいくらいだ。

勉強していると幸福感が増す。
しかも自分が好きな勉強をしている時は
とても良い時間だ。

朝子供が寝ている時に教科書開いたり、
コーヒー飲みながら勉強したり。

なかなか普段は訳わからないyou tubeや
SNSしている時間よりは素晴らしい。

意味のある時間に思えて
脳も喜んでいるような気がする。

次は何を学ぼうかなという気さえ
起こり始める。

学びの連鎖というらしい。
少しその感覚を味わえたことは
とても幸運なことである。

実際に自分にとっては難しい資格
だったので、新たに何か勉強したいとは思う。

今は英語を継続的に学びたいと考えている。
やはりやっていて面白い勉強だ。

興味、関心、価値観に合うもの。
これがこれから認められるとか
就職に有利とかはあまり意味がないと
思う。

もちろんしなければならない事情があれば
するべきだが。

そうでなければ好きなことを勉強して
楽しんで、人と出会って、また勉強。

学びの連鎖が重要だ。

悪かった点

高い。

やはり値段が高い。
受講料、試験費用が高い。

国の費用負担はあるが、
普通に考えて高い買い物だ。

良かった点をみると得るものが多く、
安く感じる。

しかし額面だけでみるとやはり高い。
約30万円の授業料の半分は国が負担。

15万円払うことになる。
そしてテストが高い。
4万円だ。

なかなか支払い額は多い。
家族でディズニーランド行けるだろ。

そんな思いもある。

まとめ

良かった点と悪かった点を
書かせてもらった。

良かった点はなかなか多い。
逆に悪かった点は少ない。

それくらい勉強してみてよかったなと
感じるのだ。

この資格で飯が食えるなんて思っていない。
悩みに金を払って聴いてもらうなんて
自分の中に感覚が無い。

しかしいろんな方面で活躍できる。
なぜならコミュニケーションは全ての根底に
あるからだ。

どんな職業でもだいたい必要とされる。
そんなコミュニケーション能力を高めてくれる
この資格勉強はして損は無い。

私はそれを身につけたので、
新たな学びにまた出会うつもりでいる。

やっぱり勉強して良かった。
高いけど。

以上





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