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もっと”女性中心”の社会を目指すべきでは? そして、もっと『人間』への興味を、、、

以前、「もっと『人間』への興味を」と書きました。

現代社会では、
社会や仕事にとって『優秀な歯車』を育てることが教育の目的になっていると感じています。

そして、
“『歯車』を育てるための教育”が原因で、
“『人間』への興味”が薄くなってきていると思ったのです。



『人間』へ興味がないと仕事ができない?


僕は飲食店で働いています。

そんななか、

「この人、仕事がなかなかうまくできないなぁ」

と感じる人の共通点は、ただ目の前の仕事を“こなすだけ”の人。

そういった人ほど“『人間』への興味が薄い”と感じ、『歯車的』です。


『歯車』として機能するためには、きっちり状況が整っていたり、やるべきことがはっきりしていたり、明確な答えが必要です。

でも、
社会が複雑になり、人の価値観や人間性が多様になると、『歯車』では対応できないと思うのです。

さらに、
『歯車的な人』は、どこか冷めていて、すべてが作業的です。


いっぽう、
想像的な思考や仕事をしたり、温かみのある人ほど、“『人間』への興味”を深く持っている気がします。

“『人間』への興味”があればあるほど、
”多様な人間性”への対応力や想像力や思いやりを発揮できると思います。



”『人間』へ興味”のジェンダー差


あくまで僕の主観ですし、一概には言えませんが、

“男性”の方が『歯車的』と感じます。
“女性”の方が”『人間』への興味”をもっている気がします。


これは、良いか悪いかは別にして、

“男性”の方が、
社会や仕事の『歯車』としての優秀さを求められて育つからだと思います。
『歯車』としての優秀さだけを求められて、
“『人間』への興味”を育てる余地が少ないのだと思います。


他方、
“女性”は、(今までは)そこまで経済的仕事や社会進出を求められていなかったです。

その結果、
『歯車』として育てられる“男性”よりも、
“女性”の方が“『人間』への興味”を持つ余地が残っていたのだと思います。


さて、
これからの時代は「多様性の時代」だと言われています。

人の価値観もいろいろになるので、
”多様な人間性”への対応力を今まで以上に求められます。

そこで大切になるのが、
共感能力や人としての温かみであり、“『人間』への興味”だと思います。


しかし、
いまだに「歯車的“男性”中心社会」です。

これはとても問題だと思っています。
(僕自身は“男”ですが)


現代は、生きづらく、硬直化した社会だと感じています。

その原因の一つが、
「歯車的“男性”中心社会」だからだと思っています。

“『人間』への興味”が薄く、
“人間性”が置き去りにされてしまっていると思うのです。



もっと”女性”中心社会へ


日本のジェンダーギャップ指数は、
156か国中、120位(2021年)、先進国の中では最低レベルです。

世界的には、
もっと女性が政治や企業の中心に参加できるようにと、さまざまな仕組みや取り組がなされています。

これも国際的には、
 「男性社会に、もう限界を感じているからでは?」
と思います。
(もちろん、性差別問題もあります)


なので、
ここで僕が言ったからどうこうなる問題ではないですが、
もう“男性中心社会”はやめて、もっと”女性“が社会の中心になったほうがいいと感じています。

ただ、
それは“女性”が「“男性”のように」社会進出するのでは意味がないと思います。

さらに、
“男性”がダメ、“女性”の方が良いという単純な話でもありません。

経済が大事
お金を稼ぐことが大事
効率や生産性が大事
損せず得することが大事
自分の気持ちだけが大事

そんな人たちでなく、

人間性こそが大事

と思える
“『人間』への興味がある人たちが、社会の中心になって欲しいと思っています。


そして今のところ、

”男性”より“女性”のほうが、
“『人間』への興味”が深いと感じるので、
もっと、
「“女性”中心の社会」
になったほうがいいのでは?

と感じているのです。



僕の主観的な考えでしたが、お付き合いいただきありがとうございます。



僕自身は、これまで自分のことに精一杯で、“人”にあまり興味を持てませんでした。
社会の『歯車』として役に立っていない罪悪感もあったと思います。
それで、“幸せ”を感じることなく生きてきました。

けれど、いろいろな経験を積み、“人”への興味が育ってきました。
“人”への興味が育つのと比例して、
“幸せ”を感じることも多くなってきた気がします。

なので、
個人としても、
社会としても、
“『人間』への興味”を育てることが、“幸せ”への道の一つだと思います。



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