面白いほどよくわかる！マンガ古事記

こんばんわ。みなさん古事記読んでますかー？

って普通は古事記も日本書紀もあんまり読まないですよね。でも、ギリシャ神話や北欧神話みたいにゲームやアニメでもちょいちょい要素が含まれていて、何となく入りにくいけどちょっと興味はあるのではないでしょうか。

私もそうで、古事記を文庫本で買ったこともあるのですが、まず登場人物の名前が分かりにくい。系図が複雑すぎると読みずらいことこの上ありません。結局、途中で読まなくなってしまいました。そこで、最近のマイブーム、なんでもマンガから入ってみようというわけで、今回はマンガの古事記を探してみました。

マンガ 面白いほどよくわかる！古事記

https://item.rakuten.co.jp/book/14937211/

このマンガでは古事記のイザナギとイザナミの国造りの話から、アマテラスやスサノオの話、オオクニヌシの国譲りの話、ニニギの天孫降臨、神武天皇の誕生、ヤマトタケルの話、その後雄略天皇のあたりまでの話が出てきます。多分有名なエピソードのところは、大体押さえていると思います。

また、古事記成立までのエピソードや高天ヶ原、中つ国、黄泉の国などの世界観やわかりずらい天皇にかかわる系図なども一覧でまとまっています。また、所々でこぼれ話なども書いてあり、神話と事実の解釈などもとても分かりやすく書いてある印象です。

こうした付属の資料を見ながらマンガを読むことで、世界を理解しやすくなるので、飽きずに読み進めることが出来ました。古事記の神話や伝説自体が突拍子もなかったり、脈絡なく突然神の祟りを受けたりするので、時々読んでいてエッ！？となることもありますが、これもいかにも神話といった古事記の面白さの一つだと思います。

子供がマンガの部分を読んでも面白いと思いますし、大人が解説や系図などをじっくり読むのも面白いと思います。また、受験生なども推古天皇あたりまでの日本の国の成り立ちが分かるので、面白く読み進めることが出来るともいます。

とても古事記の世界観に入りやすいマンガなので入門としてはとても良書だと思います。おすすめです、ぜひ読んでみてください。

それでは。