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【7月28日 人体改造カブ式会社 活動レポート】

★「そもそも人体改造カブ式会社とは何ぞや...?」という方はこちらをお読みください。

 7月28日に人体改造カブ式会社オンライン社内会議を開催しました。この記事を書き始めた8月6日は珍しく札幌も蒸し暑く、夜も寝苦しかったのですが、その後すぐ秋のような涼しさ(寒さ)が訪れてました。筆者も扇風機を入手したのですが、わずか1日で不要になりました...。

前回のおさらい

 2020年2月から3ヶ月ほど、コロナウイルス感染拡大を受けて人体改造カブ式会社は活動を見合わせていました。その後、5月12日から社内会議をオンライン会議にシフトし、活動を再スタート。企画の準備を進めています。

①主に第1期に取り組んだ企画をベースとして、オンライン版に再構築する
②アフター・コロナの健康意識や価値観の変化をアンケートでリサーチ

 前回の社内会議(6月30日)では上記2点を、今後、人体改造カブ式会社が取り組む方向として確認しました。検討の経緯や詳しい考え方は前回の活動レポートをお読みください。

 今回の会議では、②が今後の新型コロナウイルスの感染状況によって、さらに大きく生活様式や価値観が変化する可能性を踏まえ、「①主に第1期に取り組んだ企画をベースとして、オンライン版に再構築する」を中心に会議を進行しました。

「アンガーマネジメント講習」をオンラインで再構築する

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 第1期に取り組んだ企画をオンラインで実施するにあたって、事前に社員からアンケートで希望の企画を募った結果、「アンガーマネジメント-怒りの感情と上手につきあうための術-」が過半数を超えて選ばれました。

 読者の皆さまは最近よく耳にするようになった言葉である「アンガーマネジメント」をご存知でしょうか?日本アンガーマネジメント協会のウェブサイトに言葉の意義が掲載されていました。

アンガーマネジメントとは?
1970年代にアメリカで生まれたとされている怒りの感情と上手に付き合うための心理教育、心理トレーニングです。怒らないことを目的とするのではなく、怒る必要のあることは上手に怒れ、怒る必要のないことは怒らなくて済むようになることを目標としています。
当初は犯罪者のための矯正プログラムなどとして活用されていましたが、時代の変遷とともに一般化されていきました。
(出典:一般社団法人日本アンガーマネジメント協会 ウェブサイト

 人体改造カブ式会社では、2019年9月28日に開催されたイベント「エリアヘルスマネジメントVol.1 コバルで心も身体も健康に!」のコンテンツのひとつとしてアンガーマネジメント講座を実施しました(本記事のトップ画像はその時の様子です)。本企画では講師をアンガーマネジメントファシリテーターの資格を有する、人体改造カブ式会社シャチョーの照井レナが務めています。

アンガーマネジメント-怒りの感情と上手につきあうための術-
パワハラ・あおり運転・イライラ子育てetc…これらに限らず、誰にでもわきおこる怒りの感情。意外にも、私たちを怒らせる正体は私たちの中にあるのです。今こそアンガーマネジメントについて学び、怒りの感情をコントロールするあなた自身の術を磨いていきませんか?

 上の見出しはその当時のイベントの概要です。文中にあるように、「パワハラ」「あおり運転」「イライラ子育て」など、"怒り"を原因とする事件が当時は社会問題になっていました。加えて今年はコロナウイルス感染拡大が引き起こした経済不安や自粛生活下の在宅ストレスが原因で、家庭内暴力(DV)や児童虐待につながるケースが社会問題化しています。そのためオンライン版アンガーマネジメント講座ではコロナウイルス感染拡大後に新たに顕在化した問題も、題材として取り扱えるよう検討しています。

 なお、アンガーマネジメント講座は"オンライン企画"ですので、会場を札幌都心に限定することなく全国からアクセスができるように企画を組み立てています。日時や受講方法もこのnoteでも告知しますので、読者のみなさまも、ぜひご参加いただけると幸いです。

新しいアイディア「聞き書き」

 社内会議で「聞き書き」というキーワードが出ました。少し耳慣れない言葉だと思います。この言葉を考案、実践した小田豊二さんの著書では、次のように定義付けされています。

聞き書きとは
語り手の話を聞いて、それをその人の「話し言葉」で書いて、活字にして後世に残すこと。(出典:小田豊二「聞き書きを始めよう」

 札幌市の都心部は、ビルの建て替えや北海道新幹線の延伸に伴う札幌駅の再開発により急速に変化し続けています。「聞き書き」で語られる話は、語り手自身の人生です。札幌駅前通地区に住んでいた人や長年関わってきた人を"語り手"として、その歴史を風化させず"かたち"に残すこと、後世へと受け継ぐことは、この地域に関わる人体改造カブ式会社にとって、非常に意義深い取り組みになると考えています。

 「聞き書き」は語り手の話を活字、つまり何らかの"かたち"として残しておく取り組みです。"かたち"に残す以上、どこかで関心のある誰かに見てもらえて、共感してもらうことによって、語り手と読者の心のつながりが生まれることを期待できます。語り手の人生と同じ想いを持つ読者がいるかもしれません。また、「語ること」「自分の人生が"かたち"になること」が語り手にとって喜びを感じるものになれば、精神のケア(=健康)にも寄与できるのではないでしょうか。

次回の社内会議は...?

 8月は上記二つの企画をより具体的にしていきます。アンガーマネジメント講座は先ほども書きましたが、オンライン上での開催のため、地域を問わず参加いただくことが可能です。SNSの他、noteの記事でも告知しますので、当アカウントをフォローいただけますと簡単にアクセスできて便利です。ぜひ、よろしくお願いします。

 「聞き書き」はどなたに語っていただくか、社員のうち誰が聞くか、どうやって"かたち"にするかなど、想像が膨らんで楽しい企画になりそうです。語り手の、札幌駅前通地区への関わり方によって、色々な人生の景色が見えてきそうで、今からワクワクしています。

 次回の活動レポートもお楽しみに。

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