ジャム

音の瓶詰というサークルでピアノ弾いたりする。美味しい食べ物が好き。■Twitter →…

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音の瓶詰というサークルでピアノ弾いたりする。美味しい食べ物が好き。■Twitter → https://twitter.com/ja_jam_jam ■音の瓶詰 → http://otonobindume.web.fc2.com/

最近の記事

そうだ 知、育もう。

 時は21世紀。狩猟に明け暮れ木の実を探し回った時代に別れを告げて、高度に発達した知能をもって緻密な社会システムを築きあげた人類。そんな時代の人として生まれたからには否が応でも知能を育て鍛えていかなくては生きていけない。  そんな時代だからであろうか、塾や生涯学習講座、オンラインセミナー。様々な形で知識や知能を鍛える試みが溢れかえっている。この流れに乗り遅れては現代社会で溺れてしまう。何か手近なものからでも始めるべきなのだ。 知を育む 最も身近に知を育める機会。それは日常

    • そうだ バウム、食べよう。

       ウワサによればバウムクーヘンってドイツではあまりメジャーじゃなくて、日本の方が定着しているらしい。  その証拠にお高い店はもちろん、スーパーマーケットでも袋入りのカットされたバウムクーヘンが安く当たり前に売られている。  そしてバウムクーヘンといえばにるぎりの好物でもある。味の違いにうるさいにるぎりでもバウムクーヘンなら質を問わず美味しくいただいている。  そんなにるぎりにバウムクーヘンを食べ比べさせたらどうなるのだろう。というわけで今回はバウムクーヘンの食べ比べ。 不

      • そうだ 缶飯、食べよう。

         新年度が始まった時点で1年の1/4が終わっているのおかしくないですか。光陰矢の如しというい言葉の矢の速度の20%くらいは年と年度の始まりのズレ由来だと思う。  そんな時の流れの速さについ焦りを覚えてしまうけど、何かと備えがあれば少しは冷静になれるというもの。  特に日本は地震も多いし非常持ち出し袋とか防災グッズなんてあるに越したことはない。  そんなことは分かっていても何も用意できていない意識の低い小市民。そこで今回は非常食にスポットを当ててみた。 缶詰は非常食の王

        • そうだ 世界の半分、食べよう。

           もしも世界の半分の富を自分が持っていたら何をするだろうか。  玉の碗と金の箸で山海の珍味を貪るか。地平線の果てまで続く大豪邸でも建てるか。はたまた世界中から科学者技術者をかき集めて月面都市でも築くか。  現実にはそんな富が自分に転がり込んでくることもなければ、それを稼ぐだけの才覚があるわけでもない。  小市民はたわい無い夢想することを日々の慰めとして生きていくだけである。  そんな日々に潤いを与えてくれるのがスイーツだ。甘いものは心に良い。  普段は食べられないけどちょ

        そうだ 知、育もう。

          そうだ パン、まつろう。

           スーパーマーケットで見かけるようになった菜の花やふきのとうから季節の移ろいを感じる。私が平安貴族なら歌のひとつでも詠んでいただろう。  春を告げるものがそういった植物達なら、場所が野山からお店に変わっただけなのでまだ昔からのつながりを感じる。  しかし時代はどんどん新しい感性や価値観を生み出してゆく。もはや動植物などの自然だけが春を告げるものではない。  そう、パンまつりである。 ヤマザキ春のパンまつり 前回菓子パン食べ比べをやったのは冬の頃。今回はちゃんと春だから

          そうだ パン、まつろう。

          そうだ カップヌードル、飲もう。

           今となっては転生モノは一つの定番ジャンルとなっている。そんな流行に乗ったかどうかは知らないが、カップヌードルもソーダに転生したらしい。  カップヌードルといえばカップ麺の元祖にして頂点に君臨し続ける日本の国民食と言っても過言ではない食べ物だ。  そのカップヌードルが発売されてから今年で50年になるという。  カップ麺などという現代的な食べ物ですらもう半世紀の歴史を持っている事実に驚きを隠せない。下手な創作和食なんかよりもよっぽど伝統料理なのではないか。  そんなカップ

          そうだ カップヌードル、飲もう。

          そうだ あまづら、食べよう。

           高校生の頃だったか。芥川龍之介の『羅生門』が授業で取り上げられた時に、どういう質問だったかは忘れてしまったが先生から指された私が「老婆に髪を抜かれた死体の女が生前に干し魚だと偽って売っていた蛇の切り身の味が気になる」と答えたことがある。  その時は、今は国語の授業だからその話は置いておこう的なことを言われて流された。  その通りではあるのだがやはり気になる。昔の時代にどのようなものが食べられていたのか、どんな味がしたのか。  そんな漠然とした好奇心は消えることなく、ずっと

          そうだ あまづら、食べよう。

          そうだ ザッハトルテ、食べよう。

           先月ウィーンのホテル・ザッハーのオンラインショップが送料無料キャンペーンをやっていたらしく、にわかにザッハトルテがブームになっていたらしい。  ザッハトルテといえばチョコレートケーキの王様。チョコケーキというジャンルの中では王道だけど、その発祥の地、まさに元祖のホテル・ザッハーのザッハトルテが食べられるチャンスとあって世界中から注文が殺到していたらしい。  残念ながら私はその波に乗り遅れてしまい気付いた頃には送料無料キャンペーンは終了していた。  しかし、にるぎりの姉ピ

          そうだ ザッハトルテ、食べよう。

          そうだ りんご飴、食べよう。

           りんご。一等好きな果物だ。そのまま食べてもパイにしても美味しい。秋から冬にかけてが旬で毎年必ず食べている。そんなに珍しくもないので簡単に手に入るのも魅力だ。  だけどりんご飴となると話が違ってくる。  まずりんご飴の旬は夏だ。お祭りの屋台の定番。棒に刺さった真っ赤な球体が並ぶ屋台は縁日に彩りを与えてくれる。  そしてお祭りの定番ということは日常的に出回っていないということだ。祭りの日しか食べられないレアキャラなのだ。  実は自分はりんご飴というものを最近になるまで食べた

          そうだ りんご飴、食べよう。

          そうだ MUJI、食べよう。

           子供の頃はシンプルなデザインでおしゃれな文房具ブランドとしか認識していなかった無印良品。今では服や家具、食品に至るまであらゆるものを無印良品で揃えられるほどだ。  最近ではレトルトカレーのバリエーションとクオリティが話題になっているけど、カレー以外にも色々な食べ物を世に出している。  そんなわけで今回は無印良品食品をいくつか食べてみた。 代替食品ランチ 今回は特に低糖質だったり低アレルゲンだったりする食品を中心にチョイス。こういう代替食品をほとんど食べたことがなかった

          そうだ MUJI、食べよう。

          そうだ 寿司、握ろう。

           寿司。それは日本人の心。世界で通じる日本語にもなっている。寿司こそ日本のシンボル。寿司こそ力。  日本人であれば寿司を握れて当たり前。日本人は毎日寿司を握っている。そんな外国人の期待を裏切ってしまった経験は無いだろうか。私は無い。  しかし日本人であれば握れるようになっておきたい。まだ出会ったことのない全ての日本人が寿司を握れると信じている外国人のためにも。  というわけで今回は寿司を握ってみた。食べてみたではなく。というか食べられない寿司なのだ。プラスチックでできてい

          そうだ 寿司、握ろう。

          そうだ 野菜、飲もう。

           緊急事態になったらしいけど、そんな時こそ健康に気を使わねば、という高尾山くらいの高い志で食べ比べをやってみた。  健康といえばバランスの良い食事。そしてバランスの良い食事といえば日々どうしても不足しがちと言われる野菜。  そんなわけで今回は手軽に野菜をとれる野菜ジュースの飲み比べ。 讃えよ野菜をああー 野菜ジュースの定番といえば伊藤園の充実野菜とカゴメの野菜生活100。この二つを軸に7種類をチョイス。  定番の野菜果物ミックスの他、一日分の野菜が取れる系、ビタミン特化

          そうだ 野菜、飲もう。

          そうだ カレー、食べよう。

           noteに記事を書くときは大抵食べ比べになっているのだけれど、そもそものきっかけは、にるぎりがレトルト食品をほとんど食べたことがないという事実だった。  最初はレトルトの牛丼と缶詰のミートソースだったが、いつの間にか色々なジャンルのものを食べていた。  今回は初心に帰ってレトルトを食べてみる。そしてレトルトといえばカレー。何しろ市販のレトルト食品としては世界初なのがカレーだそうだから。 金曜日じゃないけどカレーでもいいじゃない 一口にレトルトカレーといっても、それこそこ

          そうだ カレー、食べよう。

          そうだ プチ、食べよう。

           どうぶつの森のしずえさんが長袖になりアキアカネが飛ぶようになり秋らしくなってきた(南半球)。近所の桜もちらほら咲き始めている。  そろそろ外食やら旅行に行く人も増えてくるだろうけど、それはそれとして食べ比べは続いていくのだ。  今回はブルボンの定番、プチシリーズ。ブルボンといえば以前にも食べ比べをやったお菓子たちは貴族のような名前だったが、今回のプチシリーズはだいぶカジュアル。ブルボン、手広い。 プチシリーズ パッケージによれば全部で24種類あるらしい。流石に全部食べ比

          そうだ プチ、食べよう。

          そうだ クッキー、食べよう。

           何故だかここ最近、にるぎりがやたらとクッキーを食べたがっていた。無性に食べたくなったもので不足している栄養が分かるという話を聞いたことがある。きっとにるぎりにはクッキー分が不足しているのだろう。  というわけで今回はクッキーの食べ比べ。どこでも手軽に手に入る森永のクッキーシリーズを食べてみた。 森永春のクッキーまつり 定番の箱クッキー。子供の頃はおやつに食べていたけど、大人になってからはあまり食べた記憶が無い。なんだか見たことのない子もいるし。  今回は全部で6種。最

          そうだ クッキー、食べよう。

          そうだ 唐菓子、食べよう。

           あれはもう1年前なのか。蘇がにわかに流行り、自分も作ってみたのは。  牛乳を固形になるまで煮詰めた蘇はほのかに甘みがあり砂糖が無かった時代には貴重な甘味だったことだろう。  そんな蘇と同じく、古代日本で食べられていたお菓子に唐菓子(からくだもの)というものがある。奈良時代遣唐使により日本に伝えられたというもので、今の感覚でいうお菓子とは違い寺や神社のお供えものだったそうな。当然庶民には食べることができない高級品で希少なものだった。  当時の僧や貴族にのみ許された唐菓子の

          そうだ 唐菓子、食べよう。