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そうだ プチ、食べよう。

 どうぶつの森のしずえさんが長袖になりアキアカネが飛ぶようになり秋らしくなってきた(南半球)。近所の桜もちらほら咲き始めている。
 そろそろ外食やら旅行に行く人も増えてくるだろうけど、それはそれとして食べ比べは続いていくのだ。

 今回はブルボンの定番、プチシリーズ。ブルボンといえば以前にも食べ比べをやったお菓子たちは貴族のような名前だったが、今回のプチシリーズはだいぶカジュアル。ブルボン、手広い。


プチシリーズ

 パッケージによれば全部で24種類あるらしい。流石に全部食べ比べするには多すぎるので10種類に絞ってみた。

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 流石は人気シリーズ、甘いものからしょっぱいものまで手広く扱っている。これなら同じような味が続いて苦しくなることはないだろう。
 そして今回の参加者は以下の三人。


にるぎり
 最近Netflixで映画三昧の日々を送るジャムの嫁。今まで観た映画をリストアップしだした。観た映画を誰かと語りたい。映画は基本的に暗くて重い話が好き。カップルが最終的にくっつかない映画が好き。好きな映画は『箪笥』。


しのはら
 最近絵を描く喜びに目覚めているにるぎりジャムの友人。押しカプの本を出したい。映画はストーリーの組み立てが上手い作品が好き。グロやスプラッタは苦手。好きな映画は『アマデウス』。


ジャム
 最近ゴルシにつられてウマ娘を始めたにるぎりの夫。競馬は全く分からない。映画は山岳遭難モノや歴史モノが好き。潜水艦モノもいいよね。好きな映画は『ココシリ』。


 天下のブルボン王朝が展開しているシリーズなのでハズレは無いだろう。


しっとりチョコクッキー

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 ルマンド系のお菓子と比べてかなりポップでカジュアルなデザイン。プチシリーズあまり買ったことないけど学生のおやつというイメージ。

にるぎり
 「うわ〜しっとりっていうか…なんだろう?もっさりチョコ?柔らかいタイプのクッキー(カントリーマァムとかアメリカンクッキーとかね)に比べると粉っぽさが目立つ感じ。
 柔らかくてモフモフしたふんわりクッキーの中にチョコクリーム?みたいなものが入っているんだけど、チョコクリーム?の中にさらにチョコチップ?チョコのかけら?みたいなものを感じる。時々硬いものが当たるのは多分それ。
 味は良くも悪くもごく普通って感じだ。エッセンス系の斜に構えた風味もしなければ、塩味が効いてるわけでもなく、モロモロと崩れる普通のクッキー」

しのはら
 「1個目だからかもしれないけど、うまい!甘い!柔らかい!もともとソフトクッキーが好きなので、割と好き!小さくてもちゃんとしっとり柔らかくてうまい。特に他に言うことはない」

ジャム
 「小さい!プチシリーズ最後に食べたのがいつだか覚えてないけど本当に小さいな。ひと口サイズでちょっとつまむのに最適。
 味はカントリーマアムの廉価版といった感じ。ありがちな安っぽいチョコ味のクッキーだけど手軽なおやつにはこれくらいがちょうど良い」

 まずまずの滑り出し。このシリーズは安さもウリの一つだが、味は値段相応といったところか。


チョコチップ

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 クッキーの定番チョコチップ。プチシリーズでも昔からいる気がする。この小ささで25%ものチョコチップが入っているのは驚き。

にるぎり
 「軽やか〜!ザクザク軽やかなタイプ。チョコチップクッキー特有のスパイス香。これは多分シナモン(シナモン大嫌い警察)。
 チョコチップが苦めでクッキーもあんまり甘くないのでわりと大人向けな気がする。牛乳とか欲しくなっちゃうね。
 クッキー自体の完成度は個人的にしっとりチョコよりこっちが上だと思うんだけど、シナモンがね…ダメなもので…風味がちょっとくどいかな…。
 チョコ部分もチョコレートというよりココアパウダー、固めたチョコソース感のあるチョコチップ。安っぽさが否めない」

しのはら
 「ザクザクしたチョコチップが入ってて、子供が好きそうな味!チョコチップクッキーっていいよね〜。強いて言えばチョコがそんなに甘々ではない?ので、たくさん食べられそう。特に言うことはない」

ジャム
 「こちらは乾いたタイプのクッキー。小さなサイズの中にもチョコチップがちゃんと入っていて好印象。ほろ苦いチョコなのも好き。
 この値段とサイズでこれだけまとめてくるのは凄い。ブルボン、貴族趣味なスティックタイプクッキーだけかと思っていたけど、こういうカジュアル路線もいいじゃない」

 にるぎりだけがシナモンを感じていた。こちらも値段の範囲でバランス良くまとめられている感じ。本当にシナモン入っているのか?


プチポテトうすしお味

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 ひと口サイズで食べやすいポテトチップス。このサイズのポテチって珍しい気がする。

にるぎり
 「マッシュタイプポテトチップス。プリングルスとかに比べると薄めで食べやすい!個人的にはマッシュタイプのポテチ好きじゃないので普段食べないんだけど、これだけ薄ければイケるかも。
 味はマジで本当のうすしおで、味濃いめが好きな人には物足りないくらいだと思う。個人的にはポテコとかを思い出す味だ。マッシュポテトタイプでほんのりだし塩みたいなね。一口サイズで食べやすくて軽やかで、個人的には推せますね」

しのはら
 「しょっぱい系だ!ポテチ、そもそもあんまり食べないんだよな。
 うまい!油っぽさがなくて、たくさん食べられそう。薄くて小さいサイズなのがいいね。おいしいけど特に言うことはない」

ジャム
 「古の時代に存在した5/8チップスを彷彿とさせるサイズ。流石にこっちの方が小さいか。
 成型ポテトチップスって濃いめの味付けが多いイメージだけどこれはほのかな塩味。値段的に上等といえないのは無理もないけど芋の味を感じられる。しかしひと口が軽いから油断すると無限に食べてしまいそう」

 成型ポテチがあまり好きではないにるぎりも高評価だった。しのはらはスライスタイプと成型タイプの違いを気にしたことがなかった。

 

プチポテトのりしお味

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 チョコ菓子でいちご味が定番のようにポテチにものり塩が絶対あるよね。でものり塩って絶対日本とか韓国だけな気がする。欧米人は気味悪がるのかな。

にるぎり
 「おっ開けたていい香り。うーん、香りはいいんだけど海苔感弱い。海苔味というよりあおさか青のり味。それが他ののり塩ポテチよりもわかりやすく感じる。
 なんだろうな、のり風味なのに他の出汁味を感じてややぼんやりした味に感じる。方向性迷子というか。そもそも個人的にマッシュタイプの成型ポテトチップスはバターとかの洋の味の方が合う気がしているので、ちょっとチグハグな印象かもしれない」

しのはら
 「さっきのかねちゃんのコメントでマッシュタイプポテトって言うことを知った。マッシュタイプポテト、好き!
 口に入れた瞬間、あっ!のり!という風味が口に広がる。しかし食べ進めるとなんだか薄味に感じる。このポテトシリーズ全体がそうなのかな?
 しょっぱくてうまい!うすしおとのりしお、どっちも違ってどっちもうまいなー。他に特に言うことはない」

ジャム
 「こちらも薄い味付けだけどちゃんと海苔の香りがする!小さいのに侮れないな。
 日本刀ではないけどメンテナンスフリーのステンレス万能文化包丁という感じ。必要十分をしっかり押さえてくれている」

 ポテチならうす塩よりものり塩派のにるぎりが珍しく薄塩よりも低評価を下した。でもこのサイズと値段でちゃんとのりの香りが楽しめるのはすごいことだと思う。


プチポテトコンソメ味

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 こちらもポテチの定番味。しかしにるぎりはお菓子のコンソメ味がだいたい嫌い。果たして。

にるぎり
 「ウワァーッ!すごい野菜を感じる!マジでコンソメスープ味だ!
 コンソメ味ってコンソメよりもその後の添加物(塩とか砂糖とか)の味がすごくてあんまりコンソメじゃないじゃん…と感じるので好きじゃなくて買わないんだけど、これは結構芋の品質に味が合ってる感じがする。スパイシーさも感じる。
 個人的にはブルボンプチのポテチならこれが一番おいしいかもしれない。好きじゃない味だからって敬遠してるとわからないもんだね。面白い」

しのはら
 「ん〜!コンソメが一番この薄さやサイズ感に合ってるかもしれない。うまい!ポテトシリーズ、たくさん食べられちゃうなー。このシリーズ、自分にとっては安定してうまくて特に言うことはない」

ジャム
 「香味野菜の甘みを感じる。塩気は他と共通で控えめだけどコンソメの旨味があるから結構しっかりした味付けに感じる。
プチシリーズ、本当にちょっとしたおやつに食べるには最適かもしれない」

 まさかのコンソメ味でにるぎりから高評価を得た。実際にプチポテトでは一番まとまりの良い味に感じた。そして言うこと無さ過ぎるしのはら。


チョコラングドシャ

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 ラングドシャの正しい発音が分からない。ランにアクセントが付くのか?平坦な発音なのか?

にるぎり
 「ラングドシャはかなり値段がクオリティに反映されるからな〜…と怪訝な気持ちで一口。
 うーん、これは以前ブルボンビスケットシリーズで食べたルーベラの方がおいしいかな…。
 生地の味に対してちょっと厚みがありすぎるのと、チョコクリームがくどすぎる甘さ。もう少しビターなチョコクリームの方が合うと思う」

しのはら
 「楽しみだったラングドシャ。ラングドシャ好き!
 口に入れたとき、チョコとは違う甘さが口に広がる。チョコチップやしっとりチョコには感じない風味だけど、これは何だろう?甘くてうまいけど、もしかするとチョコチップやしっとりチョコの方が好きかもしれない。何でだろう?」

ジャム
 「シャクシャク食感が好き。そもそもラングドシャが好き。ラングドシャって宇宙世紀100年代のモビルスーツの名前みたくない?
チョコの味がやや尖り過ぎな気もするけど値段を考えるとこんなものだろう。
 高貴な奥様方の優雅な茶会的なイメージだったラングドシャをここまでカジュアルにしてくれた功績は大きい」

 何も言うことが無くなりがちな上にラングドシャ好きなしのはらからの評価が伸びなかったのが意外だった。そして高級な味に厳しいにるぎりも案の定の評価だった。手軽にラングドシャが食べられるのは良いことだと思うけどな。


ホワイトチョコラングドシャ

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 ラングドシャからの第二の刺客。先程のラングドシャがあまり伸びなかったからこちらも厳しいか。

にるぎり
 「同じブルボンのブランチュールと比べて、やや甘さ控えめミルキー感強めな感じの味。
 かなりミルク感を押したホワイトチョコ。これもちょっと甘さがくどい。前のブルボンビスケットシリーズのときもなをさんと話した気がするんだけど、チョコクリームの扱いがあんまり得意じゃないよねブルボンは。
 さっきの普通のチョコラングドシャのときも思ったけど、生地がラングドシャよりクッキーに近い感じがするんだよな…大きさに対する厚みの比率のせいか?
 個人的には今の所これが一番微妙かな」

しのはら
 「ラングドシャ、確かにモビルスーツ感ある。
 あ、甘い!!さっき言ったように生地がだいぶ甘いので、ホワイトチョコの甘さでちょっと胸焼けする感じ。このサイズで甘さをかなり感じるの、食べ進めるのがちょっとキツイかもなー」

ジャム
 「こちらはシャクシャク食感の後からミルキーな甘さが追いかけてくる。この安っぽい乳臭さ、嫌いじゃない。紅茶が欲しくなる。安いティーバッグの紅茶が。
 プチシリーズをずらりと並べた庶民らしいなんちゃって貴族茶会を催したい」

 安いホワイトチョコのわざとらしい甘さが減点となってしまった。しかしにるぎりは随分前に食べたブルボンクッキーシリーズの味をよく覚えているな。


うす焼

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 うすく焼いた何なのかが一切説明されていない。まあお煎餅なのだが。ポテチよりカロリーを気にせず食べられる。

にるぎり
 「ん……???
 うちの実家はなぜか亀田製菓のうす焼きが常に常備されていた家で、自分はその味に慣れている。その前提で食べてみると、口に入れた瞬間の塩味と食感は似ているのだが、米の後味がモロに違う!こっちのほうがなんかしつこい米感ある。
 なんだろう、まずくないんだけどポテチシリーズほどは生地そのものの完成度があまり高くないというか…食べ進めたい!という気持ちがあちらには劣る印象がある。
 塩のバランスはいいんだけどな…なんだろう、なにか決定打に欠ける味だ。ぼんやりしていると言い切るにはあからさまに塩味なんだけど…なんだろうこれ?言葉にできない…何かが足りない…」

しのはら
 「突然の煎餅!甘いの食べた後だからかもしれないけど、煎餅うまいなー。
 煎餅もあまり食べないんだけど、塩加減が薄くてサクサクした食感で、いっぱい食べられそうだなー。これも割とうまいな」

ジャム
 「西洋趣味から一気に世界が変わって日本人的茶会の代表選手、せんべいが登場。
 ポテトチップスの薄味とは違いこちらは結構しっかりした塩味。茶請けには良いかもしれない。煎茶が欲しくなる。
 流石は新潟の企業ブルボン、ちゃんと新潟県産コシヒカリを使っているらしい。でもせんべいに使われてる米の品種なんて識別できる人がどれほどいるのだろうか」

 にるぎりは米の味の違いをしっかりと感じ取っていた。何で分かるんだ。それはともかくバランスの取れたオーソドックスな煎餅なので油が気になる人はプチポテトよりもこちらを選ぼう。


いちごビスケット

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 フルーツ系まで出してきたプチシリーズ。チョコ味があるからいちご味が出てくるのも宿命なのだ。

にるぎり
 「ウワァーッ!!!すごい匂いだ!いちごフレーバーの匂い!すごいぞ!なんかビスケットの柄が水引みたいでかわいい。
んん?!もっと甘ったるいのを想像していたらかなり甘酸っぱさに重きを置いてる感じの味だぞ?!
 ビスケットは甘さ控えめのほんのり塩味、ごくフツーのビスケット(クッキー?)。いちごホワイトチョコみたいなものが挟まっていて、そのいちご感が酸っぱさの方向にフルスイングしている感じ。でもいちごの果実感とかはあんまりなくて、駄菓子っぽい風味がすごい。甘酸っぱい駄菓子。
 なんだろ、なんかちょっとビスケットとバランスを取るには酸味が尖りすぎなような…。フルーティーさを推す商品じゃなくないか?なんかこれもチグハグな印象を受ける」

しのはら
 「あっすごい匂い!甘い!あま〜いいちご(香料)の匂い!見た目がかわいい。
 ラングドシャの後だからか、生地の甘さは程よく感じる。いちごクリームにちょっとだけ酸っぱさがあって、甘酸っぱい味。おいしいかも?(疑問系?)
 お腹いっぱいになってきた。特に言うことがない」

ジャム
 「ずっしりしてる。あ、いちごジャムじゃなくていちごクリームがサンドされてるのね。
 この小ささなのに結構凝った模様のビスケットだな。
 このわざとらしいいちご味!ポッキーとかコアラのマーチのようなチョコ菓子に必ずあるいちご味のもう少ししつこいバージョン。いちご味の味。おもちゃいちご。こういう駄菓子っぽい味、いいよね」

 低価格でフルーツ感を出すためか、かなり酸味が強い味付けだった。駄菓子のいちご味が好きなら問題無く楽しめるだろう。


チーズクラッカー

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 最近のチーズ系お菓子は大体カマンベールとかチェダーとかを使っていることをアピールするものだが、まろやかチーズというふんわりとしたアピールにとどまっている。安いからね。

にるぎり
 「まあ想像はしてたけど無駄にしょっぱいチーズ風味クリームだよね(笑)。
 しょっぱいな〜。クラッカーにチーズを載せたあのおつまみに近付けてる感じの濃いめの味なので、ワインのおつまみとかにはいいかもね。酒飲まないから知らんけど。
 うーん、わたしはこれ買うくらいならルヴァンとクリームチーズを買って食べるかな…。
 ちょっとこいつだけ目指すべき地点が他と比べて高すぎるというか、この値段で頑張るべき味ではないと思うんだよね。その中においてここまでついてこられてよかったね、と評価すべきなのか、お前はもうこれ以上は無理だからやめなさいと諭すべきなのか、微妙なラインにいる味だ。
 うーん、わたしは好きじゃないかな。おやつっぽさがあんまりなくてこれだけ場違い感が否めない」

しのはら
 「おお〜。チーズのまろやかながらほどよい酸味がクラッカーの塩加減とマッチしてておいしい。ワインのおつまみとかにとってもよさそう。割とおいしい。尖ったところがないと特に言うことがないシリーズ」

ジャム
 「必要十分なチーズクラッカー。個人的にはこのクラッカーでさっきのいちごクリームをはさんでほしかった。
 チーズはありがちなお菓子のチーズ。最近ではフレッシュチーズも珍しくないけど、こういう気安いチーズも無くならないでいてほしい。おやつだけじゃなく酒のつまみとしての可能性も立ち上がってきた。やるなブルボン」

 ここにきておつまみ系の登場。プチシリーズ本当に手広い。チーズ系のクラッカーを安く手に入れようとした時に選択肢として持っておくといいだろう。


総評

にるぎり
 「今回は総評書くのがなんかすごく難しい感じだ…。正直どれも駄菓子っぽさが否定できなくて、自分にとってはあの値段が妥当なのかどうかが判断しづらい。一個98円。高いと見るか安いと見るか。
 個人的に一番輝いていたのはプチポテトコンソメ。成型ポテト嫌い&コンソメ味嫌いなわたしにここまでの感動を与えるとは、貴様…評価に値するぞ(謎の上から目線)。
 値段通りというか想像の範疇を出ないなという感じの印象だったのはラングドシャ2種とチョコチップ、チーズ。この値段であれらの完成形を目指そうとすればまあこの程度に落ち着くよねという感じだった。良くも悪くも感動がない。
 面白かったのはいちごビスケットかな。想像していた味と違う方向に舵を切っていたので、これはハマる人はハマる味だぞ…という印象でよかった。フリーズドライのいちごに近い風味が強烈にするので、あれが好きな人には刺さるかも。
 お腹が空いた状態で挑んだのにも関わらず、あまり空腹がスパイスにならなかったというか、空腹による加点は得られなかった。ある意味では全体的にその程度に収まっているという感じ。突出したものはない。ただ、その派手さのない部分がこのシリーズの安定性でもあり、量も食べきりでちょうど良く、一口サイズでパクパクいけるこの感じがウケるのかもしれない」

しのはら
 「今更ながらプチシリーズ、クッキーやクラッカー、ポテチに煎餅まで、小さいサイズでシリーズ化しよう!というアイデアがすごい。おやつにおつまみに、ちょっと買おうというのにピッタリだ。
 残念ながら自分の舌ではあまり味の良し悪しが分からず、全体的においしいなーって印象だった。食べ物の味、味があっておいしいなーって印象になってしまう。
 個人的に一番美味しかったのはプチポテトコンソメ、期待した割にそうでもなかったのはラングドシャ。
 今とてつもない胸焼けを感じている。老いです」

ジャム
 「ひと口サイズに揃えつつこのバリエーション、価格、そして味。人気シリーズになる訳だ。個人的にはチョコチップ、チョコラングドシャ、プチポテトコンソメがお気に入りかな。本当に普段着感覚のお菓子たちだった。今まであまり買わなかったけどこれなら今後もちょっとしたおやつとして選択肢に入ってくるな。
 しかしこれだけ庶民派なお菓子を作っているのにルマンドとかエリーゼとかルーベラとか、貴族趣味なネーミングセンスはブルボンの萌えポイントだと思う。
 ブルボンはアパート住みのエセお嬢様キャラというイメージが脳内で確固たるものになった。プチシリーズはそんななんちゃってお嬢様のちょっと素に近い方の顔だね」


 プチシリーズひとつでいろんなベクトルの味を楽しめた。にるぎりも言っているとおりプチシリーズ、というよりブルボンのお菓子は全体的に価格との折り合いをどう捉えるかだと思う。
 やはりこれだけ幅広い種類のお菓子を手ごろな価格で手に入れられるようにしてくれた功績は大きいと思う。

 今まで目にはしていたけど買うことは無かったプチシリーズだけど、これからは手ごろなおやつの選択肢として確実に入ってくるだろう。とりあえずは残りの14種も食べてみるべきか。

 それはそうとしてブルボンを擬人化したら絶対エセお嬢様だよね!

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