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2022年1月の記事一覧
先生の仰せの通り〜ep.13〜
「シャワー浴びるか?」
「先生。もう動けません。」
「仕方ねーな。待ってろ。」
先生は下着を履いて、居なくなったかと思ったら、大きなタオルケットを持って戻ってきて、私にかけてくれた。私は、それにくるまって携帯をポチポチ、三木くんに行けないとメールした。
「シャワー行くぞ。」
「きゃっ。」
私はタオルケットごと抱き上げられ、浴室へ連れて行かれた。
「立てるか?」
「はい。」
タオル
先生の仰せの通り〜ep.12〜
「後ろ向いて。」
<先生はイッてないの?>
「はぁはぁ…はい。」
ヨロヨロとなりながら、先生から一旦離れて、ソファの上で先生にお尻を突き出した。もうかなり体力が限界に近い。
<これ以上イったら私どうなるんだろう?先生とのエッチがこんなにも気持ち良いなんて。>
「んん…。」
《なんだ?この肉圧。抜くときに絡む肉ヒダが気持ち良すぎる。吸い付くような肌、背骨のラインや腰のエクボ、全てがやらし
先生の仰せの通り〜ep.10〜
「協力してくれるの?くれないの?」
不機嫌な口調で先生に問われた。
<〆切も迫って来てるし、先生の機嫌も良くなれば…。>
「わかりました。やります。」
「じゃあ、オナニーからやって。」
「はい。」
「あ!いかないでね。」
「わかりました。」
私はブラを外し、準備を始めた。
<いかないように、タイミングを見て男を招き入れる。なかなかハードルが高い。>
《お前の体に誰が良いのか?教
先生の仰せの通り〜ep.9〜
次の日、目が覚めると先生に抱きしめられていた。凄く心地よくて、ドキドキもした。
<先生は、どんなつもりで私と一緒に寝たんだろう。>
〜数日後〜
「あーーーーー‼︎」
先生が、また叫んでる。
<最近の先生はイライラしている。〆切に追われているからなのか?私が三木くんとの引き継ぎで留守がちだからか?後者だったら嬉しいけど、私みたいな女に興味無いって言ってたし、後者は無いな。>
《あーーーー
先生の仰せの通り〜ep.8〜
「お疲れ様です!」
編集長「お!チョコ〜久しぶりだな。紹介するよ!お前の代わりに入った三木くん!」
「はじめまして。三木です。」
<すごい!爽やか過ぎてキラキラが見える。眩しい!>
「はじめまして…三浦千代子です。」
歓迎会というのもあって、その場での仕事の話は一切しなかった。編集長にも先生と上手くやってる旨を話して何事もなく終わった。
「あの…。」
「はい?」
このあと…時間あり
先生の仰せの通り〜ep.7〜
「いらっしゃいませ。お待ちしておりました。」
私たちはVIPルームってとこですか?すごく広い更衣室的な?シャンパンも出たり?…とにかく特別なお客様専用の部屋へ案内された…。
「俺、こういうの苦手…。」
ボソッと呟く先生…。
「せっかくのシャンパン飲みましょう!」
「は?」
「え?」
「バーカ。運転手ですけど?」
「あ…すみません…。」
《マジでアホか?笑。でも1人でこの部屋に居る
先生の仰せの通り〜ep.6〜
数週間が過ぎた。最近の先生は、うちの連載と本の執筆に追われてる感じで食事の時以外は書斎に篭ってる。たまに縁側に座って何か考えてる…そんな先生を見つめていると…
「何?」
「あ…いえ…。」
「こっち…おいで…。」
そう言って自分の隣をポンポンと軽く叩いた。先生の隣に座り先生と同じ方向を見ると、何処までも続く澄んだ空に吸い込まれそうだった。
《なんだ?…俺って、こんなに人を近づけるタイプだっ
先生の仰せの通り〜ep.3〜
翌朝、そっと家に入り、とりあえずコーヒーを淹れた。
<何しよ?いつ起きてくるか?わからない先生の為に朝ごはん?米だけでも炊いとこうかな…。>
昨日読んだ先生の小説だと【朝ごはんを作ってる彼女の後ろから、いつの間にか起きて来た彼が首筋にキスをして胸を触り…少しずつ感じて来た彼女の下半身へ指を滑らせる】
<やば!朝から激しく想像し過ぎた。>
米をといで味噌汁の製作に取り掛かったところで、いきな