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1つのルールを徹底すると学級崩壊がなくなる…かも?

前置き

 教師の皆さんはGWも終わり、また忙しい日々に戻っている頃ではないでしょうか?5月は学級崩壊の影が近づいてくると言われています。怖いですね。子どもたちは、4月に教えたことが8割は忘れていると思ったほうが良いと思います。
 なので、ルールの再確認や出来ないから怒るのではなく、スモールステップで少しずつ成長させていくことが重要だと考えます。いきなりフルスロットルで進めてしまうと、教師自身が疲れ、イライラしてしまいます。そうなったら、子どもにも悪影響ですよね。
 では、これからこのルールを徹底すると学級崩壊がなくなる…かもしれないものを紹介します。やられている教師の方は多いと思われますが少し時間がある方は見ていっていただけると幸いです。

4月に徹底するルール

 学級開き直後にたくさんのルールを教えても子どもたちにはおちません。なので、最初は『心と体を傷つけることはダメ』というルールを徹底します。
 少しでも嫌な言葉などが聞こえてきたら教師は鬼になります。ただ怒鳴るのではなく、静かなトーンでダメな理由と今後言わないことを誓わせます。怒鳴ったりすると恐怖心で縛り付けることになるので、これでは教師としてダメです。いじめ防止にもつながるため、まずはこのルールを大事にしましょう。

5月に徹底するルール

 これは、『話を最後まで聞く』です。
 想像してみてください。話をしっかり最後まで聞いているのに学級が荒れているクラスなんてありますか?ないですよね?(あったらごめんなさい💦)
 私は、まずこれさえしっかり子どもたちに定着していれば学級崩壊は起きないと考えています。実際このルールを守れていて学級崩壊が起きているクラスを見たことがありません。でもこのルールを定着させるのは簡単ではありません。
 この後は、だいぶ私の中でも重要だと思っていることなので、ここまで来たら、読んでいただけると嬉しいです。

なぜ、学級崩壊が起こるの?

 色々な要因があると思いますが、私は、『子どもたちが話を聞けない』ここにあると思います。また、話を聞けない要因として3つあります。
 1つ目は、『ざわついたまま説明をはじめてしまう』ことです。これは、教師の力量不足に繋がっています。対策としては、学級目標に『聞く』を落とし込み、行動として指導することが大事です。そして、話している最中に声が出たら、注意することです。
 2つ目は、話を遮って声を出してしまうのが特性の子どもがいます。その子どもを頭ごなしに怒ってしまうと悪いほうへと発揮されてしまいます。対策として、教材研究する際に教師の言葉を遮られてしまうことを意識した教材研究をするべきです。
 3つ目は、『教師と子どもの関係破綻』です。子どもの納得感はすごく大事です。納得感がないまま、次へと進んでしまうと話を聞いても意味がないと子どもに思われます。対策として、子どもにまず気付かせることが大事です。交流させてやらせてみることが大事です。ここで失敗するから再交流させて、改善させるといったプロセスを踏みます。そうすると納得感がでて、教師と子どもの関係が破綻することを少なからず防げます。

まとめ

 以上のことから、4月と5月に一つづつルールは守らせるほうがいいです。いっぱいのルールだと子どもも頭がパンクしてしまいますからね。特に私が大事だと述べたいのは『話を最後まで聞く』というルールです。「まだ、そんなルール決めてないよ」って方は、この記事を機会に次の平日から取り入れてみてください。
 この記事が少しばかりお役に立てればと思います。今後も少しずつ投稿していくので気になったらまた読みに来て下さい。それでは、また次回👋


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