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片思い

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片思いをテーマに歌詞を書きました。
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かもめに託そう

かもめに託そう

「かもめに託そう」

雪の季節まで一緒にいたいねと誓ったのは
遠い夢の中の話 目を覚ませばセミが鳴いていた
雪の季節の約束は 果たすことができなかったけれど
ひとり 夢の中で あなたと果たすことができれば幸せ

再び逢うまでの遠い約束を かもめに託そう
これ以上あなたを悩ませるわけにはいかないもの

桜の季節になった頃に きっと「綺麗だね」と言いたくなる
「伝えてくれるだけなら嬉しいよ」と夢の中で

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まだ春は来ないけれど

まだ春は来ないけれど

まだ春は来ないけれど

1.
私 寂しくなると 昔の写真を見るの
こんな笑顔を作れるんだから まだ頑張れるよと
私 泣きたくなると 鏡の前に立つの
あんた、少しも綺麗じゃないよ、醜すぎるよと

雪の季節は あとどれくらい 続くのでしょうか
私を置き去りにして
ふと見上げた日めくりには もうじき春が来るよの文字

桜が咲けば春が来るわけでもない
私が笑わずにいれば まだまだ遠すぎる春

2.
あなた

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どうせ思い出になるなら

どうせ思い出になるなら

どうせ思い出になるのなら / 服部ゐつき

会いたいけど 会えない 思い詰めて不安になる
いまごろ あなた わたしのことは 思ってないね
泣きたいけど 泣けない それを歌にぶつけてる
いまごろ こんなわたしのことを あなたが知るはずはない

どうせ思い出になるのだから いまは笑っていましょう
どうせ思い出になるのだから いまは辛さを堪えて

いまより やさしいわたしに 会いにゆきましょう

旅に

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似たような姿

似たような姿

似たような姿 / 服部ゐつき

1.
通りすぎる背の高い 男の顔を見逃す
その人が消えた改札は あなたと違う行き先
この街を行き交う人々は とてもあなたに似ている
あなたを想い始める以前は ありえなかったのに

どうして似ているの どうして思い出させるの
ひとりきりの部屋よりかは あなたのいる可能性は高い

少しばかり

会えない時間は枯れます 会えた時間は咲き誇ります
季節ごと 葉をつけてまた落

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愛の言い訳

愛の言い訳

愛の言い訳

1.
誰も知らないところで 密かに祈ってる
誰も知らないところで 密かに涙を流してる

誰も 誰も あなたさえも 知らない姿がある

心優しく 心密かに 生きられたらいい
誰も泣かせずに
心抱いて 心和やかに 生きられたらいい
誰も傷つけずに

あなたがいるから 私 愛してゆける

2.
ずっと 傍にいなくても 密かに愛してる
ずっと 傍にいなくても 密かに愛してる

ずっと ずっと

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リクエスト

リクエスト

片思いをテーマに、いくつか歌詞を書いてみました。

今回は、その中から"リクエスト"という詞をご紹介しますね。

リクエスト

思い出を作ろうよ
大好きなあの人が私に言う 全部過ぎた日々
好きなものを選びなさい
大好きなあの人が私に言う 全部過ぎた日々

あなたの大好きを もっと知りたくて
過ぎてしまったあの日の私に またひとつ

リクエスト 聞いてください 夜明けが来てしまう前に
リクエスト 聞

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