本を読めなくなったからこそ、わかったことがあった
もしも読書が好きなあなたが、突然「本を読むことを禁止された」ならどうなると思いますか？
子供の頃から当たり前のように本を読んでいて、読書することが生活の一部だったわたしは、まさか自分から【本を読む時間】が奪われるとは思っていませんでした。
今回は、急に【読書】する時間がなくなってしまったことで、気付いたことをお話ししたいと思います。
＊ ＊ ＊
読書こそ最大の【趣味】だった
自分がなぜ、本を読むことが好きなのか。
本を読むことで、どれだけ有意義な時間を過ごすことができるのか。
今までは、そんなことばかり重視してきた気がします。
本を読んで教養を深めること、想像力を育てるということは、演劇をやっていた頃には俳優としての能力に直結するものでした。
そしてライターの仕事をしている現在は、読書量が文章力に大きく関係する、と思っていたのです。
ですが乳児を抱えている今、本を読む時間が奪われて初めて気付いたのは
「うん。本を読む意義とかどうでもいい。わたしはただ本を読むことが好きなんだ」ということでした。
読書はわたしにとって、理由など要らない、ただ好きなもの。
つまりいちばんの【趣味】だったということに気付いたのです。
今回の気付きで、ますます読書に対する愛着心が湧きました。
新しい【読書】の楽しみ方
改めて考えてみると、出産前のわたしの生活は
●仕事
●家族(夫)・友人との関係
●趣味(読書やサイクリングなど)
の3本の柱によって成り立っていました。
ところが出産後、急に自分の生活を支えていた【柱】のバランスがおかしくなりました。
圧倒的に【育児】という新しい柱が大きくなり、【仕事】と【趣味】の柱はほぼなくなってしまった状態に。
これは一時的なものだと理解しているのですが、何かひとつの柱が大きくなってしまうと、自分の中でアンバランスな感覚があるのも確かです。
そこで大切なのは、【育児】ほどの大きな柱を他に作ることはできないけれど、他の【小さな柱】をたくさん作って、育児とのバランスを取ることです。
産前と同じような【読書】をすることは厳しいけれど、読書の形を変えることで本に触れ合うことはできるのではないでしょうか。
新しい読者の楽しみ方①インスタアカウントの設立
今まで、読了の記録に
●読書メーターというアプリ
●Twitter
利用していました。
これからもこれらを利用するつもりですが、
●字数制限がない
●一覧性がある
ことから、新しくインスタグラムでも読書アカウントを作成することにしました。
これらの投稿は、キャッチコピー作成や画像デザインの勉強にもなるので、非常におもしろいです。
読書量を増やせない分、一冊一冊に触れ合う時間や濃度が増えました。
新しい読書の楽しみ方②電子書籍を上手く利用する
1日の中で、多くの時間を赤ん坊をあやす時間にとられています。
両手が塞がる紙の本を開くのが難しいのですが、スマホなど片手で使うものなら操作できることも。
（実際、noteを執筆する際も息子を片手に…なんてことも多々あります)
なので、この時期は電子書籍を読むことも工夫のひとつです。
現在はスマホの中にKindleのアプリを入れ、スマホで読書をしているのですが、目にかかる負担や容量のことを考えると、Kindle PaperWhiteを購入するつもりです。
防水加工なので、お風呂の中で読めるのも大きなポイントですよね。
紙の本は大好きなのですが、状況に応じて、紙の本と電子書籍をうまく使い分けて読書を楽しみたいです。
まとめ
この記事では、出産によって自分の時間がなくなり、読書ができなくなってしまったことで
●読書が最大の【趣味】だと気付いたこと
●限られた時間のなかで読書を楽しむために始めた工夫
についてお話ししました。
生活が忙しくなると、つい【趣味】を後回しにしてしまいがちですが、趣味とは生活のバランスをとるために欠かせないものだと思います。
これからも工夫しながら、色々な本と出会い続けていきたいと思います。
＊ ＊ ＊
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