ayano yamamoto / ankh

今ここにいるイノチの不思議を感じながら、 身近な植物をブレンドしたお香をつくっています…

ayano yamamoto / ankh

今ここにいるイノチの不思議を感じながら、 身近な植物をブレンドしたお香をつくっています。 日々のアンテナにひっかかる半径2.3メートルの出来事を綴っています。

最近の記事

東京時間①

先日5年ぶりに東京に行った。 というのも決めたのは、直前だった。   今回の目的は、東京香道さんのワークショップ。 築地本願寺さんで開かれるテラコヤアロマという企画にいきたい。 普段なかなかワークショップをされない東京香道さんが浄土真宗のお坊さんとともに仏教の話と、お香づくりのワークショップをされるという。 そのお知らせをみたのは1月の末。 突発的に申し込みをしていた。 どうしてもいきたい気持ちと。 とはいえ、4歳の子どもとの日常をどうしようという葛藤で直前まで切り出せずに

    • 自分のための棚卸し日記:2

      先日、ある方に伝えていただいたことばを 思い返している。 40歳の棚卸しに入ろうと思ったのも、このことばからかもしれない。 「人生の方向性も、自分も、ゆれるだけゆれたらいい。 大いにゆれてみて。 揺れた分、中心がわかるから」 これ以上ゆれたらいけないと思って力が入っていた。 なんだかほんとにほっとして、 楽しもうって思った。 はやく決めて固めていくことが大事。 これ以上ゆれたらまた迷惑かけてしまう! と、固まることに、決めていくことに 負荷をかけていたけど。 揺れてい

      • 自分のための棚卸し日記:1

        ひさしぶりの日記。 今日は受け取ることと 差し出すことについて。 自分に対してあれって思ったから綴ってみる。 この一年いろんなことを受け取ってきた。 わたしは目に見えないものを学ぶことがすきなんだなと思った。 愛のマニーマニーというお金やエネルギーの合宿に参加したこと。 料理教室森田の森田先生に学んだこと。 受け取っていることが多くて、 それほんとに日常に活かせてるかなってふと思う。 お金やエネルギーの合宿に関して。 わたしはどんなことを学んだのか。 物事は巡っている

        • 尊い

          有名無名関係なく そのものを 見れるわたしでいたい 尊さをどれだけみつけれるか 今生、どれだけその瞬間に出会えるか 人の言葉に 一喜一憂せず 自分の中に どれだけ尊さをみつけれるか 随分前 東京を通り過ぎる時、 ビルが建ち並ぶひとつひとつに いろんな人の人生ってや イメージがあると思った 都会は目まぐるしいとか いろんな色眼鏡でみていたこともあるけど その姿は イメージの地層のように見えた 見下さない 人のことも 自分のことも 今日はそんなこと思った

          自分の意思を持つこと

          「毎週水曜更新としながら ひさしぶりになってしまいました。 今日は忘れないためにここに綴る。 この八月はお香をはじめてオンラインで販売してみる。 自分で決めてやってみる。 一人文化祭のようだった。 文化祭は関わらず遠くから見ていた10代だったけど。 決めてやってみることはおもしろい。 40歳にして知る。(この夏40歳になりました) 決めると、もっとこうしたらいいというアイディアが湧いてくる。 誰かと約束したわけではないけれど、ただやっていくのは 少し孤独で やっているな

          自分の意思を持つこと

          魂の意図

          もうすぐ40歳になる。 随分生きてきたなあと思うと同時に 今までの人生を振り返ると 何かこうありたいけれどできないという囚われが自分の中にあったように思う それは今もあるのかもしれないけれど 先日、腑に落ちたことがある ここ数年かけて、オンラインで虹乃美希子先生の講座でシュタイナーのことを学んできた。 先月カルマ論リベランアーツアドバンスクラスが一区切りして思ったことは 今生、わたしの魂がやりにきたことは 偶然に起きたある境遇から抜け出て自由になってゆくこと

          わたしはここにいる

          10代の頃、服がすきなわたしはいつもお洋服のことや自分の惹かれるアンダーグラウンドやカルチャーのことを考えていた。 人が存在し、表している何かがたのしかった。 こんな人がいるのだ。 こんな服の着方があるのだ。 心が動く。 けど、そっくりそのままわたしに当てはめればよいかというとまた違う。 人に似合っても、自分に似合うとは限らないからだ。 失敗しながら、わかっていく。  そのプロセスがたのしかった。 失敗した分、こうすればいいとわかる。 それは言葉でなく、感覚でわかっていた。

          わたしはここにいる

          子どもも自分も、コントロールしない

          しばらく時間が過ぎていた。 今年に入ってからは、発達に特性があると言われた子どものことであたまがいっぱいになってた。 思うと、すこしノイローゼ気味だったのかもしれない。 わからないことを知識で補いたいと思う不安感たくさん本を読む。 調べる。 理解したい、そして、この不安を少しでもクリアしたいというどうしようもない思い。 最悪のケースを想定して腹を括りたい。 そんなifもしもが、頭の中を吹き荒れる。 吹き荒れたまま、瞑想する習慣すら放棄してしまっていた。 こうやって、ことばに

          子どもも自分も、コントロールしない

          心の傷

          生きている 小さな頃からの癖と向き合う 生きている中で自分とズレる ずらすことで自分を守ってきた 笑うことで仲間に入れたけど 心のわたしはほんとに笑っていたのだろうか いろんなやるせなさは 時が経てば風化すると思ってきた けど、 風化してるように見せることはできるけど、 奥底で積もったものは 勝手に消えないこともあると知る  葬ることが大切だと カウンセラーさんが話していた 子どもの発達を通して わたしの凸凹と 生きづらさに気づく だから

          二月に向き合ったこと①(発達特性と私たち家族)

          今日から三月。 昨日で一区切り。 そして今日から気持ちを切り替えるためにここにこの一ヶ月のことを 綴ろうと思う。 子どもの発達に関して悩んでいる方に、対話するように読んでもらえる機会があったらうれしいなとおもう。 そして、一年後の自分がこれを読んでまたどんなふうに感じるか。 「子どもの発達と成長と特性について書いてみようと思う。 二月は子どもの発達のことに向き合う日々。 子どもの発達特性に「自閉スペクトラル」という診断がついてから、何も変わらないとおもっていたのに、心が揺れ

          二月に向き合ったこと①(発達特性と私たち家族)

          心に刻まれている絵本(モチモチの木)

          デパートの子どもコーナーに置いてある絵本に目がいく。 ひさしぶりに手に取った絵本は「モチモチの木」 子どもの頃に何度も繰り返し読んだ本だ。 この版画の持つ脈動感に吸い込まれるように感じた感覚を覚えている。 そして、すこし怖かった。まっくらな山をみるような、人間の入れない領域みたいものをかんじていた。 短いストーリーだけど、版画がそこにうつる闇と光を全てあらわすように描かれている。 この話には両親がいない理由は描かれていない。けれど、豆太は大事に育てられてきたことは分か

          心に刻まれている絵本(モチモチの木)

          ことばを掴む

          失敗して 立ちかえって 失敗して また立ちかえる 螺旋のように 回りながら、 その道すがら見える風景を わたしと呼ぶのだろうか 今何を感じてる? 今何を思った? その問いかけは 考えていたこととちょっと違う さて 今日は春が立ち上がる日 入れたと思った 香原料を入れ忘れて しまったと思ったけど、 だからわかったことがある そこから学んでいく 前向きじゃね、    といわれて 前向きなんだなって気づく 向いてる方が前 誰かがいっていた

          ことばを掴む

          子どもの発達について(療育を知る)

          3歳半検診にいった。 偶然にも3歳半検診の翌日に発達検査を受けることになっていて。 結論から書くと、療育に行った方がよいということだった。 療育のことなど、自分の中でこういう方向でやっていこうということをなんとなく決めてから受けたから、話はスムーズに終わる。 マイルールが強いこと、身体が動きやすいという特性があるから、社会的な部分を補う時間をつくってあげるほうがよいのではないかということだった。 息子はいろんなことに興味津々で、ことばも、想像することもこちらがハッとすること

          子どもの発達について(療育を知る)

          コピーライターの先生に言われたことば

          ずっと以前、たしか21歳の頃、わたしは宣伝会議のコピーライター養成講座に通っていた。大学在学中に姉に勧められてなんとなく受講することにしたのだ。 いろんな年上の人がいて面白かった。 みんなが本気でことばを練っている熱量みたいなことを覚えている。 けれど、わたしはどこかそこに自分の内側からコミットできなかった。 金のえんぴつも何本かいただいたけど、今思えば水族館を眺めるように参加していた。もしかしたら逃げのようなものがあったのかもしれない。 広告のコピーという、自分の中にないこ

          コピーライターの先生に言われたことば

          年の始まりに、すこし立ち止まって

          年末年始すこし立ち止まってみた。 12月に入って、財布と携帯を無くすことがあまりにも多くてこれは自分のキャパをオーバーしているかもしれないと思ったからだ。 始めていきたい仕事。 家づくり。 登記関係のこと。 子どもとの暮らし。 すべてがやってみたことないことで、とにかくがんばってみようという気持ちで動いていた。 注意欠陥(ADD)要素のあるわたしは、昔からやらかしてしまうことが多い。 定期券を無くす。 財布を無くす。 ペットボトルを閉め忘れる。 などもうあらゆる不注意が多

          年の始まりに、すこし立ち止まって

          ここに存在するギフト

          今年のことを振り返っている。 今年の元旦は友人の劇から始まった。 彼女の全身のひとり舞台を我が家で見る。 人が心の奥から現すものは、神様の仕事なのかもしれない。 想い。 想いは人の心に通じる。 でも、通じない時もある。 心から送ったメッセージが届かないこともある。 それは悲しいし、辛いけど。 でも想いを伝えた自分を認めて、前を向いて歩いていくこと自分の意思で選択していたい。 おなじものを返してほしいわけではない。 いろんな状況があるから。 私が与えれる

          ここに存在するギフト