生きづらさを輝きに!NO.38 娘と後何年一緒に過ごせるのか?急な成長を感じながら、娘を一人の人間(よその子のように)として見ている自分に気付く。
一昨日、市の中総体があり、昨日は代休で、市の中学校は休みだった。
中総体は、運動部でない子どもたちは、自宅待機で、14時までは自宅にいるようにという指示があった。
家にいて、運動部の子達の応援をする。
娘も2年生から音楽部に変わったので、昔のように運動部の応援に行くこともなく、一昨日は家で過ごし、昨日は、私たち夫婦と娘の3人で外出し、昼食を食べ、買い物をして、義母を迎えに行くということになった。
娘は、中1までオンラインゲームに明け暮れたが、今は、TikTok、Instagram、Twitter、YouTubeなどに明け暮れている。
とにかく時間さえあればスマホを見ているが、最初の約束なんてとっくの昔に破り、今も結局、数年前と変わらず、のめり込んでいる。
甘やかしと言われれば、そうとも取れるのだろう。
しかし、どこからどう変わったのかは、全くわからないし、3年程前、本人が吃音症状を気になり始め、娘が思春期に入り始めた頃から、ますます親の言うことは聞かなくなった。
それまでは、聞かなかったわけではないし、聞き分けのない子でもなかったと思う。
成長していくに連れ、そうなっていったという方が正しい。
自分たちの子育ての仕方がきっとよくなかったんだろうなと、今なら考えることができる。
今、中学2年生で、吃音症状のある娘は、やはり今も、国語の音読や、何かの発表の時は休んだりはあるが、今の中学校は、私たちの子どもの頃の扱いとは違い、とても理解があると思うし、子どもたちの個性を大事に考えてくれているところもあるかと思う。
いろんな子どもがいて、いろんな症状の子どもがいるからだ。
私は3人の子どもを授かり、長男と次男は既に成人を超えているが、言うならば、娘が私たち夫婦が子育てする最後の子どもである。
長男は、親の言うことを良く聞いて、人の言うことにも耳を傾けるタイプであるが、次男と娘は長男とは違うタイプで次男と娘はよく似ていると、育てていて良く思う。
しかし、長男も次男も社会に出ると、ちゃんと頑張って働いている。
それぞれが、それぞれに違う県で。
年に数回の大型連休で2人とも帰省するが、その時以外はほとんど会うことがない。
そう考えると子育てって何だろねー、と深い考えが湧いてきた。
子どもって、授かり物だってよく言うけど、やっぱり授かりものなんだと思う。
生まれてくる子どもは、親を選んで産まれてくるとよく聞くけど、最近そういう情報や、YouTubeなど昔ではわからないことがわかってきている時代。
娘は携帯を持っているからだろうけど、そりゃ、この携帯を買ってあげなければ、良かったじゃないの?と思われる方もおられるかと思うのですが、色々と検討はしたのですよ、親として、色々と色々と、買わない選択もあったけど、娘の状態や時代、色々なことをめいいっぱい考えて、携帯自体悪いものではない、悪く使うもよく使うも、使う人次第。
13歳の誕生日に買ってあげました。
思春期、この時期13歳頃は1番難しく、親の言うことは全く聞かないらしく、そのことを聞いてからは諦めがついた。
吃音のことがあってから、児童デイサービスへも、月1で行っているが、親の勉強会で、ペアレントトレーニングというもので色々と勉強し、環境調整をしてきた。
どちらかと言えば、今更、そんなことは言えないよ、ということもあったりしたが、少しイラッとすることがあったとしても、娘を否定するのではなく肯定することを長い間続けた。
すると、あれだけ人の話は聞かず、反抗的だった娘が、その時は親を受け容れ、少しづつ親の言うことも聞くようになった。
その間は、それは基本、違うような気はするけどと思うことも、グッと我慢して、娘を肯定してきたのだった。
最近、ちょっとしたことで、私もイラッとしてしまったことがあった。
よくよく考えると、いつもは割と話を合わせて、否定的なことを言うことはほとんどないのだけど、ちょっとしたことで、夫は私の味方ではなく、娘の味方をした。
まあ、それは夫の方が正しかったのかもしれない。
しかし、その時の私の心境は、本当にイラッとしてしまった。
その前に私が夫に言ったことも、夫を否定する言葉だったと後に思えばそう思った。
ペアトレの勉強中には肯定することをやってきたが、いつしかその考えも薄れたことに気がついた。
人間、否定されると、こんなに嫌な気持ちになるんだと、特に近い関係である夫だったり、子どもだったり、家族だったりすると、その気持ちは、特に大きいのかもしれない。
違うと思うことでも、まずは受け容れ、それから、こんな考えもあるよと、言い方を変えて伝えてあげると良いのだと思う。
否定された子どもが、部屋に篭っても仕方ないなって思う。
私は今はそんなに否定されることはないが、あからさまに、否定されると、否定された子どもの気持ちを考えてしまった。
自分が子どもの頃、親に褒められることがなかったのもあるが、きっと、本当に嫌な気持ちになるし、親でも信用しなくなるだろうなとしみじみ思ってしまった。
私の子ども時代と同じだ。
昨日、娘と買い物に行き、TikTokやInstagramでよく見るのだろうけど、メイクにとても興味があり、色々な物を値段を気にせずカゴに入れてくる。
次男もそうだったが、今は自分たちでどうにか生活できているから、娘もきっと、わかる時が来る。
何だか娘と母親はもっと親しい関係だと思っていたが、だんだん離れていっているのがわかると言うか、後何年かな、一緒にいられるのは…
と遠くに行くような、うちの子じゃないような、これからの時間、よその子を大事に育てるように、優しく、大切に、一緒に過ごす残りの時間を過ごしたいと思う、母親の今の心境である。
今日も最後までお読みいただき、心より、ありがとうございます^ ^
今日の相田みつをさんの名言はお休みします。
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