石田 尊|オランダで農業研修中

石田 尊|オランダで農業研修中

最近の記事

17 作業日誌 5/27〜5/31 Week8

今週も白キャベツの調整と出荷作業でした。 先週、ようやくボスと話をすることができました。そして、忘れやすいボスのために、自分の希望や、ボスに協力して欲しいことを全てパワポにまとめてメールで送ったので、変化が生まれる1週間を期待していたのですが、期待とは裏腹に1週間が過ぎ去りました。 僕は毎日、どんな作業をしたのか、何を考えながらしたのか、何を学んだのかをメモに残しています。 作業日誌が追いつくまでは、メモを見ながら作業日誌を書いているのですが、この1週間は内容がとても薄い。

    • 16 トルコからベラルーシへ ベラルーシから日本へバトンがつながる

      日本では寝るのが得意だったのに、オランダに来てから睡眠に不安を覚えるようになった石田です。 最近、仕事でフォークリフトや電動ハンドリフトを練習するようになりました。 今までキャベツの調整作業をメインでやってたのですが、最近出荷作業もよくやるようになりました。 仲良くしているワーカーが忙しくているときに、ヘルプしたら、「おまえ仕事めっちゃできるじゃないか」ということで、よく任せてもらっています。 出荷作業では、調整作業の済んだキャベツを重さの規格ごとに分けて、箱やネット

      • 15 作業日誌 5/21〜5/24 Week7

        今週は月曜日が国民の休日でお休みだったので、火曜日からのスタートになりました。 今週の前半は難しい出だしになりました。 火曜日はボスと話す予定でしたが、ボスが忙しいことと、キャベツの定植に人が必要なことから、僕はキャベツの定植に回り、延期となりました。 先週も忘れられ、今週も延期となりフラストレーションが貯まっていました。というのも、自分目線からは、ボスは僕がボスと話したい、準備ができているのを知っており、あとはボスの予定次第にも関わらずボスからの提案はなく、リスケも毎回

        • 14 作業日誌 5/13〜5/17 Week6

          今週は白キャベツの調整というより出荷作業をメインで行いました。 また、パオパオを剥がし、畝間に寄せ、機械除草が終わった後に、再びパオパオをかける作業を行いました。 出荷作業は、調整されたキャベツをお客さんの要望に合わせて段ボールやネットに詰めていきます。 基本的には、 ・6玉で10キロの段ボール→1パレットに8ボックス×6段or13段を積んで完成 ・5〜7玉で15キロのネット→大きい段ボールに詰めて、1パレット1000キロで完成 ・8〜10玉で10キロのネット→大きい段

        17 作業日誌 5/27〜5/31 Week8

          13 変わるものと変わらないもの

          かなり前の土日に、Enschedeのホストファミリーのお家に帰りました。 Enschedeのホストファミリーは、オランダ農業研修が始まる前に、3週間オランダ生活に慣れるための期間でお世話になったファミリーです。 3週間のホームステイを終え、農場に旅立つ際に、いつでも帰ってきていいんだからねと言ってくれました。 そして遂に3週間ぶりの帰宅。 農業研修をスタートして初めて帰りました。 17時に仕事を終え、シャワーを浴びて、ホストファザーと同じ香水をつけて、18時半の電車に駆

          13 変わるものと変わらないもの

          12 作業日誌 5/6〜5/10 Week5

          今週は今までやってきている白キャベツとスウィートキャベツの調整作業の仕事を早く終わらせるにフォーカスした週となりました。 基本的には、今までのコンフォートゾーンを超えて120%で仕事を行い、新たなコンフォートゾーンを作るということです。 早い人がどのように仕事をしているのか観察したり、技術的に早くなるように工夫したり、あとは単純に手を早く動かすのを慣らしたり… もともと1トンコンテナを 2時間以上、長い時で2時間半かかっていてキャベツの調整作業が、1時間40分〜1時間50

          11 作業日誌 4/29〜5/3 Week4

          今週はいろんなことをしました。 いつもの白キャベツの調整作業に加え、スウィートキャベツの調整作業 さらに、パオパオの回収とパオパオかけです。 土日明けの月曜日はあまり仕事に力が入りませんでした。 そもそも月曜日はなかなか乗り気にならないので、気持ちのコントロールが難しいです。 さらに、土日は農業研修をスタートしてから初めて実家のようなホストファミリーのお家に帰りました。とっても居心地がいいので、少しホームシックになっていたのも原因でしょうか。 白キャベツはここ3週間やって

          10 King’s Day

          4/27はKing’s dayで、オランダの国民の休日の一つです。その名の通り、王様の誕生日で、国中でお祝いをします。 先先代のクイーンは誕生日が4/30だったので、昔は4/30に行われていました。 先代のクイーンは誕生日が1/31でしたが、寒いということで、4/30から変えませんでした。 そして今のキングの誕生日は4/27なので、3日間ずらして4/27がオランダのKing’s dayとなっています。 王家は、毎年違った都市を訪問して、パレードをしたり、ミュージックフ

          9 作業日誌 4/22〜4/26 Week3

          今週もほとんど白キャベツの調整作業です。 白キャベツは10月末に収穫されたものを、CA貯蔵で6ヶ月ほど貯蔵して、徐々に出荷しています。 もちろん1トンコンテナに入っていて、ご覧のように山のように積み上がっています。 調整した白キャベツは、上が空いている段ボールか、ネットに入れて出荷します。 大きさは大体の規格で分かれます。 ・6玉で10キロの段ボール ・5〜7玉で15キロのネット ・8〜10玉で10キロのネット にわけていくことが多いです。 青い箱がダンボールを積み上げ

          8 きれいなチューリップと、その一方で寛容な国オランダで起きたこと

          5月4日にチューリップで有名なキューケンホフ公園に行ってきました。 ちょっと時期が遅くなってしまいましたが、こんな色も作れるのかとチューリップのカラフルさに驚きました。 安村みたいな銅像がいたり、 海外版ケンケンケンパパパパパパパパがあったり、 チューリップ以外にも見事な花があったり、 とても楽しめました。 ただ個人的には、農家が広大な畑一面にずらーっと植っているチューリップを、車窓から流し目に見るのが1番いい楽しみ方だと思っています。 さて、パーク内に入る前に

          8 きれいなチューリップと、その一方で寛容な国オランダで起きたこと

          7 作業日誌 4/15〜4/19 Week2

          今週は主に白キャベツの調整を行いました。 先週1週間白キャベツの調整をやったので、白キャベツを支えられる筋肉がつき、包丁を使うコツを覚えました。 その結果、出稼ぎ労働者のポーランド人たちと肩を並べるくらいのスピードで仕事を片付けられるようになりました。 白キャベツは5.6ヶ月貯蔵しているもので、物によってはカビだらけであったり、表面が腐敗したりしているものもあります。 そのため、ブロワーで汚れた葉を除去する際に、顔に飛んでくることがあります。 もう最悪です。体に悪いこ

          6 むずかしい話

          乗り物にのるとその振動ですぐに眠くなっちゃう石田です。 オランダの電車って面白くて、車両によって特徴があります。 ・自転車を持ち込める車両 ・車椅子スペースのある車両 ・1クラスの車両 ・サイレントの車両 ・トイレのある車両 まあ、自転車とサイレントの車両以外は日本の新幹線と同じですかね。 電車がプラットホームのどこに止まるのかわからないので、乗客はプラットホームに広がって待機し、電車が来たときに我先にとドアがどこにくるのか予測し並んでいきます。 ヨーロッパは日本み

          5 作業日誌 4/8〜4/12 Week1

          オランダでの農業研修が始まりました。 僕は、260haでレタスとキャベツを栽培するオランダの農家で1年間農業研修をしています。 最初の1週間は環境、仕事、天候、生活リズムなど色々なものに慣れていく必要があるので、とても長く感じました。 仕事始めの前々日にボスに挨拶に行き、初日は自分のやりたいことを確認したり、試しに農作業をしたりしようという話をしました。 そして初日、自分が日本で考えてきたことをボスに伝える時が来たとワクワクしながら仕事に行きましたが、帰りは苛立ち、し

          4 Directly

          表面的なものは外国に染まってきても、内面はまだまだ純ジャパな石田です。 今日の3時の休憩のときに、34歳のトルコの人が、15歳のオランダの人に若干怒ってました。 そのまま訳すと、「お前自分勝手すぎるぞ、お前はボスじゃない、お前が何をやっているかみんな知らないちゃんと共有してくれ、そうじゃなくても責任者がピリピリしてるんだから、こっちも手伝えよ」 とまあこんな感じです。 僕も含めみんな同じチームでキャベツの出荷作業をしていましたが、オランダの人はその周りで違う仕事をしてい

          3 免許証をぜひとも電子化にして欲しい

          作業中に腰が痛くなっても、次の日まで持ち越したことはない石田です。 この日は、パオパオの回収作業を行なっていました。 研修先の会社は、260haの規模ですが、さすがに全てが集約されているわけではなく、車で30分ほど離れた場所に点在していることもあります。 この日はその離れた場所での作業。 行きは社員さんが車で連れてきてくれました。 作業中に、突然車の免許持ってきた?と聞かれました。 僕は持っていましたが、相方のポーランド人は持っていませんでした。 行きは社員さんと一緒で

          3 免許証をぜひとも電子化にして欲しい

          2 反省

          理由を見つけて諦めるのは簡単だけど、きちんと正面からぶつかっていきたいなと思ってます。 石田です。 クラウドファンディングの反省をしていませんでした。 本文はこちらです。(https://readyfor.jp/projects/138054) 遅くなりすみません。 まず、クラウドファンディングで応援をしてくれた皆様ありがとうございました。 せっかくご支援いただいたのに、成功させることができなくて自分の未熟さを実感しています。 目標金額に達成できなかったのは、自分のビジョ