石田 尊|オランダで農業研修中

石田 尊|オランダで農業研修中

最近の記事

11 作業日誌 4/29〜5/3 Week4

今週はいろんなことをしました。 いつもの白キャベツの調整作業に加え、スウィートキャベツの調整作業 さらに、パオパオの回収とパオパオかけです。 土日明けの月曜日はあまり仕事に力が入りませんでした。 そもそも月曜日はなかなか乗り気にならないので、気持ちのコントロールが難しいです。 さらに、土日は農業研修をスタートしてから初めて実家のようなホストファミリーのお家に帰りました。とっても居心地がいいので、少しホームシックになっていたのも原因でしょうか。 白キャベツはここ3週間やって

    • 10 King’s Day

      4/27はKing’s dayで、オランダの国民の休日の一つです。その名の通り、王様の誕生日で、国中でお祝いをします。 先先代のクイーンは誕生日が4/30だったので、昔は4/30に行われていました。 先代のクイーンは誕生日が1/31でしたが、寒いということで、4/30から変えませんでした。 そして今のキングの誕生日は4/27なので、3日間ずらして4/27がオランダのKing’s dayとなっています。 王家は、毎年違った都市を訪問して、パレードをしたり、ミュージックフ

      • 9 作業日誌 4/22〜4/26 Week3

        今週もほとんど白キャベツの調整作業です。 白キャベツは10月末に収穫されたものを、CA貯蔵で6ヶ月ほど貯蔵して、徐々に出荷しています。 もちろん1トンコンテナに入っていて、ご覧のように山のように積み上がっています。 調整した白キャベツは、上が空いている段ボールか、ネットに入れて出荷します。 大きさは大体の規格で分かれます。 ・6玉で10キロの段ボール ・5〜7玉で15キロのネット ・8〜10玉で10キロのネット にわけていくことが多いです。 青い箱がダンボールを積み上げ

        • 8 きれいなチューリップと、その一方で寛容な国オランダで起きたこと

          5月4日にチューリップで有名なキューケンホフ公園に行ってきました。 ちょっと時期が遅くなってしまいましたが、こんな色も作れるのかとチューリップのカラフルさに驚きました。 安村みたいな銅像がいたり、 海外版ケンケンケンパパパパパパパパがあったり、 チューリップ以外にも見事な花があったり、 とても楽しめました。 ただ個人的には、農家が広大な畑一面にずらーっと植っているチューリップを、車窓から流し目に見るのが1番いい楽しみ方だと思っています。 さて、パーク内に入る前に

        11 作業日誌 4/29〜5/3 Week4

          7 作業日誌 4/15〜4/19 Week2

          今週は主に白キャベツの調整を行いました。 先週1週間白キャベツの調整をやったので、白キャベツを支えられる筋肉がつき、包丁を使うコツを覚えました。 その結果、出稼ぎ労働者のポーランド人たちと肩を並べるくらいのスピードで仕事を片付けられるようになりました。 白キャベツは5.6ヶ月貯蔵しているもので、物によってはカビだらけであったり、表面が腐敗したりしているものもあります。 そのため、ブロワーで汚れた葉を除去する際に、顔に飛んでくることがあります。 もう最悪です。体に悪いこ

          6 むずかしい話

          乗り物にのるとその振動ですぐに眠くなっちゃう石田です。 オランダの電車って面白くて、車両によって特徴があります。 ・自転車を持ち込める車両 ・車椅子スペースのある車両 ・1クラスの車両 ・サイレントの車両 ・トイレのある車両 まあ、自転車とサイレントの車両以外は日本の新幹線と同じですかね。 電車がプラットホームのどこに止まるのかわからないので、乗客はプラットホームに広がって待機し、電車が来たときに我先にとドアがどこにくるのか予測し並んでいきます。 ヨーロッパは日本み

          5 作業日誌 4/8〜4/12 Week1

          オランダでの農業研修が始まりました。 僕は、260haでレタスとキャベツを栽培するオランダの農家で1年間農業研修をしています。 最初の1週間は環境、仕事、天候、生活リズムなど色々なものに慣れていく必要があるので、とても長く感じました。 仕事始めの前々日にボスに挨拶に行き、初日は自分のやりたいことを確認したり、試しに農作業をしたりしようという話をしました。 そして初日、自分が日本で考えてきたことをボスに伝える時が来たとワクワクしながら仕事に行きましたが、帰りは苛立ち、し

          5 作業日誌 4/8〜4/12 Week1

          4 Directly

          表面的なものは外国に染まってきても、内面はまだまだ純ジャパな石田です。 今日の3時の休憩のときに、34歳のトルコの人が、15歳のオランダの人に若干怒ってました。 そのまま訳すと、「お前自分勝手すぎるぞ、お前はボスじゃない、お前が何をやっているかみんな知らないちゃんと共有してくれ、そうじゃなくても責任者がピリピリしてるんだから、こっちも手伝えよ」 とまあこんな感じです。 僕も含めみんな同じチームでキャベツの出荷作業をしていましたが、オランダの人はその周りで違う仕事をしてい

          3 免許証をぜひとも電子化にして欲しい

          作業中に腰が痛くなっても、次の日まで持ち越したことはない石田です。 この日は、パオパオの回収作業を行なっていました。 研修先の会社は、260haの規模ですが、さすがに全てが集約されているわけではなく、車で30分ほど離れた場所に点在していることもあります。 この日はその離れた場所での作業。 行きは社員さんが車で連れてきてくれました。 作業中に、突然車の免許持ってきた?と聞かれました。 僕は持っていましたが、相方のポーランド人は持っていませんでした。 行きは社員さんと一緒で

          3 免許証をぜひとも電子化にして欲しい

          2 反省

          理由を見つけて諦めるのは簡単だけど、きちんと正面からぶつかっていきたいなと思ってます。 石田です。 クラウドファンディングの反省をしていませんでした。 本文はこちらです。(https://readyfor.jp/projects/138054) 遅くなりすみません。 まず、クラウドファンディングで応援をしてくれた皆様ありがとうございました。 せっかくご支援いただいたのに、成功させることができなくて自分の未熟さを実感しています。 目標金額に達成できなかったのは、自分のビジョ

          1 自己紹介

          茨城県出身、22歳の石田尊です。 この春に京都大学農学部を卒業し、修士に入学すると同時に休学し、JAECのプログラムを利用してオランダに1年間農業研修に来ています。 自分を一言で表すと農業バカ。 大学生の時は、「農業交流ネットワーク」というサークルに所属し、毎週末農家さんの元を訪問していました。 農作業が大好きで、1年間の1/4は畑で過ごしていたほどです。 オランダに行こうと思い立った理由は、いろんな価値観や考え方、文化に触れることで、日本で新しい農業を始められると思っ