いしかわごう
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「ultra soul」(ACLE MD1・蔚山HD戦:1-0)
川崎フロンターレは「止める・蹴る」の技術にこだわっているチームだと言われています。
よくある勘違いですが、「ボールを止める」と「トラップする」は違います。
トラップすれば、ボールが止まっているわけではありません。大事なのは、次のプレーがスムーズにできる一番最適な位置にボールを置くこと。これが「ボールを止める」と言うことです。
では、なぜボールを止めないといけないのか。言い換えると、ボールが止
「Continue..?」(リーグ第30節・サガン鳥栖戦:3-2)
この日、フロンパークでは「KAWASAKI GAME SHOW 2024」が開催されていました。
今回の目玉企画はCSフジテレビONEの大人気ゲームバラエティ番組「ゲームセンターCX」とコラボした有野課長の生挑戦。サッカーイベントにちなんで「キャプテン翼」のリベンジです。
翼くんのいる南葛中と、ライバル・日向くんのいる東邦学園中東部の全国大会決勝戦。前半に翼くんのオーバーヘッド、後半には
「DIAMOND DAYS」(ルヴァンカップ準々決勝2ndレグ・ヴァンフォーレ甲府戦:1-1)
後半からピッチに入ったファン・ウェルメスケルケン際は、並々ならぬ気合が入っていたようにも見えた。
彼はヴァンフォーレ甲府の下部組織出身である。トップチーム昇格の打診もあったというが、高校卒業時にオランダに渡ることを決断。それも、オファーがあったわけではなく、自らの売り込みで道を切り拓いた。プレー映像を自分で編集し、履歴書をオランダ語で作成してクラブ宛に送って返事を待ったという。
「一試合一
試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(ルヴァンカップ準々決勝2ndレグ・ヴァンフォーレ甲府戦)
9月8日はJIT リサイクルインク スタジアムでBCルヴァンカップ準々決勝第2戦 ・ヴァンフォーレ甲府戦です。
1stレグはホームで1-0で勝利しています。アウェイゴールルールのないレギュレーですから、負けない限り、準決勝進出が決まります。逆に言うと、1点差で負けた場合はそのまま延長戦になります。
鬼木達監督は「第1戦で1-0で勝利をしてますけれども、アドバンテージということは全く思ってないの
「TRUST ME」 (ルヴァンカップ準々決勝1stレグ・ヴァンフォーレ甲府戦:1-0)
「もう本当に『やばい!』と焦りました」
声の主は山田新だ。試合後のミックスゾーンであの記憶を尋ねると、彼はそう苦く笑っていた。
それは1-0のリードで迎えた88分の場面である。
ゴール前のセットプレーを弾き返し、佐々木旭が大きく前線にクリアをする。そのこぼれ球を山田新が中盤で回収。それを確認した川崎フロンターレの選手たちはディフェンスラインをグッと押し上げることで、ゴール前に残っていたヴァン
試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(ルヴァンカップ準々決勝1stレグ・ヴァンフォーレ甲府戦)
9月4日はUvanceとどろきスタジアム by FujitsuでYBCルヴァンカップ準々決勝第1戦 ・ヴァンフォーレ甲府戦です。
代表ウィークなので、リーグ戦は中断。ルヴァンカップが開催されます。
大会形式が変わりJ3までの60チームが参加するフォーマットとなりましたが、ACL2023/24ノックアウトステージに出場した川崎フロンターレは、このプライムラウンドから登場です。
準々決勝で対戦
試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第29節・北海道コンサドーレ札幌戦)
9月1日は大和ハウス プレミストドームで北海道コンサドーレ札幌戦です。
前節の浦和レッズ戦は、0-1でビハインドで前半終了してハーフタイムに試合中止に。なんともスッキリしないまま一週間を過ごしていたわけですが、今節は台風の影響により、「果たして試合が開催されるかどうか」でやっきもっきしている方も少なくなかったと思います。
実際、台風の影響でいくつかのカードはすでに中止が発表されています。今回
「My Little Step」 (リーグ第27節・横浜F・マリノス戦:1-3)
「ただいま」
2022年の新体制発表会見でのこと。184cmの新人GKは、そう挨拶しました。
小学校5年生からのアカデミー育ち。それも、小学生時代から熱心に等々力競技場や麻生グラウンドに足を運ぶ熱烈なサポーターであった早坂勇希にとって、それはごく自然に出た言葉だったのだと思います。
「休みの日には、ふらっと麻生まで練習を見に行ってましたよ。もちろん、一般のサポーターとしてです(笑)」
「彼はゲームを支配していた」 (リーグ第26節・FC東京戦:3-0)
試合後のミックスゾーン。
山田新に報道陣が殺到していたタイミングで、気配を消して通り抜けようとする選手がいました。
大島僚太です。
ピッチだけではなくミックスゾーンもすり抜けるのが得意な選手ですが、こちらが声をかけると立ち止まってくれました。他の記者があまり寄ってこなかったので、マンツーマン気味に少しゆっくりと話を聞くことができました。
聞きたかったのは、追加点を奪った後の前半の試合運び
「世界中の誰よりきっと」 (リーグ第25節・ヴィッセル神戸戦:3-0)
受け手が動きで相手を外すのか。それとも、出し手がパスで外すのか。
勝利を決定づけたこの日の3点目のゴールに関して言えば、出し手がパスで外して生まれたゴールだった。
攻撃で大事なのは、相手を見ることである。そして相手の届かないところにパスを出せば、味方はフリーで受けられる。ごくごく当たり前のことだが、川崎の14番はそれが出来る選手である。
「横パスをもらう時に、山田新がフリーになればいいな