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#1980年
Billboard Top40を振り返る 1980 75th Billy Joel 'You May Be Right'
Billy Joelさんの曲が75位です。もちろんこれも有名な曲ですよね。割とストレートなロックであることと、よくあるParty Rockのような歌詞なのでほかの名曲'Piano Man'とか'Just The Way You Are'とかメロディアスな曲の方がとっつきやすいような気がしますけどね。だけど、こうしたパンチのあるロックナンバーをこなす点も才能なのでしょう(陽気なアメリカ人ということだ
もっとみるBillboard Top40を聴き返す 1980 76th Neil & Dara Sedaka 'Should've Never You Let GO'
Neil Sedakaさんって、完全に60年代の人というイメージなんですけれど、違ってました。これは娘さんとのデュエットですね。
不思議なことに、この曲と娘様のことはWikiに出てこないんですよね。少ない資料を元にしますと、これはNeilさんの最後のチャートインした曲のようですね。チャートで19位が最高位、ということで、そんな順位でも年間チャートで76位ですか。Dara Sedakaさんも本当に
Billboard Top40を聴き返す 1980 77th Charlie Dore 'Pilot of the Airwaves'
よく存じ上げぬ人が出てまいりましたが、77位はCharlie Doreさんの曲が入っております。
イギリス出身の方ですが、この曲はカントリー調のフォークソングです。Juice Newtonに似た雰囲気の方ですよね。話の分かる、明るいお姉さまといった感じでしょうか。
どこかで聴いたことはあるのかもしれませんが、ここは全く知らないといった方が潔いでしょう。でも聴いてみると、いい曲ですよこれ。
文
Billboard Top40を振り返る。 1980 78th Linda Ronstadt 'Hurt So Bad'
女性のソロで、歌はうまいし、ルックスもそこそこ可愛ければ、人気が出るものなのですが、あまり日本では人気が出なかった(と思える)人が彼女だと思うんですよ。同時代を生きたOlivia Newton Johnさんらと比較しちゃうと、やっぱり地味なんでしょうかね。でもこの曲でも聴けるようにこのパワフルな歌唱は魅力的ですよね。伸びる声が裏返らないんです。強くて太い声です。
人気がいまいちだった理由は、その
Billboard Top40を振り返る 1980 79th Michael Jackson 'Off the Wall'
とうとうものすごいBig Nameが出てきましたね。有名アルバムからのタイトルトラックですが、やはりソウルですよね。かっこいいマイケルが堪能できる曲です。なんといってもこのリフが良いですよね。リフ主体の曲があるか否かが邦楽と洋楽を分ける要素のような気がするのですが(無理に分けなくてもいいんだけどね)、このリフはマジかっこいい。
このアルバムはQuincy Jonesがプロデュースをしております。
Billboard Top40を振り返る 1980 80th Peaches & Herb 'I Pledge My Love'
70年代に、ヒットを連発していたソウル・デュオです。いや、ずーっとこの二人は夫婦だと思っていたんですけれど、違うんだって。知らなかったよ、いやあ、聴き返してみてよかったなあ。だから、本当は、こういう歌を夫婦で歌うなんてどういう心境なんだろうね、とか書こうと思っていたんですけれど、路線変更だわさ。
それで色々調べてみると、あらびっくり、女性役のPeachesを担当していた人は合計7人いるんだって。
Billboard Top40を振り返る 1980 81st Eagles ’’The Long Run
世界的なヒットを記録した、誰もが知っているHotel Californiaの次のアルバムです。バンド名といい、音といい、アメリカの音楽を語るには外すことはできないバンドです。いまさら説明するのも野暮なんですけどね、こういった企画をしているからには避けて通れません。
解散後も何回もリユニオンして表舞台に立っている彼らですが、今でも解散の真相などが話題にされるのは、やはり評価としてはおかしいのだと思
Billboard Top40を振り返る 1980 82nd Mickey Gilley 'Stand by Me'
Stand by Meという曲も一体何曲この世にあるのでしょうかと思ったら、これは一番有名な曲のカバーでした。99位で紹介した映画’Urban Cowboy’という映画で使われていて、サントラにも入っているようです。見たことないんですけれどねこの映画、アメリカじゃあ興行成績が良かったんでしょうか。
で、ブラックミュージックの有名な曲をカントリー風にアレンジした1曲となっていますね。Ben E.
Billboard Top40を振り返る 1980 83rd Pat Benatar 'Heartbreaker'
Heartbreakerという名前の曲って何曲あるでしょう?って問題に出るぐらい有名な曲が多いのですが、Pat Benatarのこの曲だって、負けず劣らず有名ですよね。でも調べてみると、この曲って、オリジナルはJenny Darrenって人なんだって、おもしれえー。完全にPat Benatarの曲だと思ってましたよ。(ちなみに、このJennyさんって人も経歴が面白い)
チャート的にも、ソウルの女
Billboard Top40を振り返る 1980 84th Dionne Warwick 'Deja Vu'
ロックが好きでTop40を聴き始めると、渋い女性のソウル・シンガーって、あまりチェックしないもんなんですよね。Dionne Warwickさんもあまり聴かないできたな、という感じがします。
そこで、またWikiに寄りかかって書いてみますけれど、やはり、教会のゴスペルから始まっているんですよ。黒人のソウルの起源はやはりここなんでしょうね。アメリカの音楽と宗教的なものって不可分なんですよ。このゴスペ
Billboard Top40を振り返る。 1980 86th SuperTramp 'Take the Long Way Home'
ロックの名盤いろいろあれど、と言うのは簡単ですが、名盤なんて毎年出てきますし、そのために昔のバンドの作品はどんどん忘れ去られる運命にあるのでしょう。だけど、ところてんのように押し出されるようなことになっても、消えてほしくないアルバムってあるんですよね。
このSupertrampのBreakfast in Americaは間違いなく名盤でして、いつまでも皆さんに楽しんでほしいなあ、って思う作品です
Billboard Top40を振り返る。 1980 87th Fleetwood Mac 'Sara'
Fleetwood Macも、アーティストパワーが満開の時代でした。このTuskというアルバム自体、実験的な作品ということですが、年間チャートに2曲目のランクインです。メインシンガーもソングライターもStevie Nicsです。
Stevie Nicksさんは、少し変わった存在感のあるシンガーですよね。特徴的なハスキーボイスも時には大人っぽく、艶やかに響いたかと思えば、瞬間的に少女のように聞こえ
BillBoard Top40を振り返る。 1980 88th Daryl Hall & John Oates 'Wait for me'
billboardの年間チャートを、なんだかんだと1980年から聴いていますが、ソウルとカントリー・ミュージックの影響が強いですよね。ここでBlue Eyed Soulの登場です。いやあ、この言葉も久しぶりに聴くなあ。完全に死語ですよね。
Hall & Oatesも70年代から活躍して、80年代に爆発的な人気を得るのですが、この曲はその予兆を感じさせるような、優しく切ない感じのいい曲です。
彼
Billboard Top40を振り返る。 1980 89th Boz Scaggs 'Jo Jo'
Boz様、2回目の登場です。やはりこのころのTop40のリスナーの平均年齢が高いのかもしれないですね。今でいうところAORやカントリーのスローナンバーなど大人向けの曲が多いですね。調べてみるとAORという言葉はは70年代の後半あたりに出てきたようで、1980年はこうしたナンバーが盛んだったんでしょう。
これもメインストリームの動きと言えそうで、子供が好きそうな曲とかは、これとは別の動きだったんで