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デュエット曲の流行りに終止符を打った曲。Diana Ross & Lionel Richie 'Endless Love'
1981年の2位に堂々のランクインは'Endless Love'でした。 って、ことで終わりにしたいぐらいなんですが、BillBoardのDuet Songで歴代で最高だということなんで、この曲の評価はエンドレスなんですね。 だけど、何だかなあ、という思いも強いわけなんですよ。大体ねえ、この二人が組んじゃったらまずいだろ、という事なんですよ。1970年の後半あたりから、有名どころや、意外な組み合わせのDuetが増えてきたわけなんですが、まあ、大体ヒットするわけなんですよ。
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John Lennon '(Just Like) Starting Over' 時代の変化を象徴することとなった皮肉な曲 1981年の年間チャート第4位
1981年の年間チャート4位はJohn Lennonさんのこの曲。 この曲自体は、典型的なJohn Lennonさん節ともいえるような彼の魅力が詰まった曲です。1970年のBeatles解散の後、かなり実験的な作品やコンサートも発表していたのですが、1980年に入って行き着いたのは、やはり元の姿というか、彼にとっての原点への復帰ともいえる感じの曲で、優しく温かみのあるメロディが印象的です。 この曲がアメリカで発表されたのが1980年の10月。彼が射殺される1か月半前です。
Kool & The Gang 'Celebration' 6th on Billboard Top100 in 1981 ということで、書き順変えてみたよ。
1980年代に入ると、ガクンとDiscoの人気が落ちちゃって、あれ、どこ行ったの?なんて感じにもなったのですが、どっこい生き残った人もいるんです。 この曲なんて、Kool&The Gangのそれこそ代表曲で、Discoソングのコンピ・アルバムにも当たり前のように入っていますね。 Wikiを読んでみますと、作曲者の弁では、コーランを読んで神がアダムを作り、それを天使たちが祝福したという一節に、それこそ啓示を受けたかのようにビビビっと来て、この曲作ったんだぜという事なんだそう
80年代の快進撃が始まる。Billboard Top100を振り返る 1981 7th Hall & Oates 'Kiss On My List'
この曲って、いわゆる正規なプロモビデオは無いんでしょうか。軽快な曲調にも、彼らのモータウン好きを感じ取ることができる、心底楽しめる曲ですね。 この曲が、77年の'Rich Girl'以来の2曲目の全米NO.1曲という事で、結構間が開いていたんです。でもこの曲が契機となって、その後のPrivate EyesとかManeaterとかのヒット連発を迎えるわけですから、面白いもんです。 この80年代の初頭に、モータウン調のヒット曲が出るというのもまた、面白いんです。もちろんHal
梅雨時にピッタリだぜ。Billboard Top100を聴き返す 1981 8th Eddie Rabbitt 'I love Rainy Night'
カントリー・ソングなんですよ。イメージとしては晴天続きでカラッカラ。乾燥して埃だらけというところなんですが、カントリーの大御所は雨が大好きなんだそうです。 ここで言う雨が、なんかの比喩だったり、隠語だったりするのかなとも思うのですが、この能天気なぐらい明るい曲を聴くと、そんなものは邪推に過ぎないような気になります。 雨が少ないから、かえって雨が珍しい、または、晴天続きなのに、何かやろうとすると、きまって雨が降りやがる、そんな自分の不運を皮肉にしているのかもしれないですね。
コメディを彩る名曲 Billboard Top100を聴き返す 1981 9th Dolly Parton '9 To 5'
9位はDolly Partonさんの方の、'9 To 5'がランクイン。同名の映画の主題歌でもあっての大ヒットです。この曲の場合は映画の大ヒットもあってのヒットなんで、いわゆる'Raspberry Award'にノミネートされる映画とは違うという点には注意です。 このDollyさんも、スーパースターと言っても良い人ですよね。Countryの世界では、60年代から活躍されおり、歌手どころか作曲でもヒット曲を連発していますからね。その才能は侮れません。 さて、侮れないついでに
アリーナロックの萌芽がみえる Billboard Top100を聴き返す 1981 10th REO Speedwagon 'Keep On Loving You'
1980年代のロックの流れを見てみると、フェスティバルの流行(隆興)というのが見逃せないんです。いまだに伝説と言われ続けるWoodstockが有ったにもかかわらず、70年代にいまいち盛り上がらなかったのは、ヘルス・エンジェルスが大暴れとか、運営側の問題もあると思います。その辺の改善があって商業的にもいける、となったのは、例えばオリンピックとかスーパーボウルとか、大観客を集める催し物がだんだん一般的になってきたという理由もあるんでしょう。 ただ、70年代にDiscoがブームに
みんな見てたでしょ? Billboard Top100を聴き返す。1981 11th Joey Scarabury 'The Greatest American Hero'
かつてのアメリカ製テレビドラマで、日本でも話題になったものは数知れず多いのですが、その中でも、このThe Greatest American Heroはカルト的な人気を誇りますよね。日本でも、日曜日の夜10時30分の放送していたのですが、憂鬱な月曜日が来るのを間近に控えながら見ていた方もいらっしゃるでしょう。 この主題歌自体は、典型的なカントリー調のポップソングなんですよねえ。この点でもかなりアメリカ的ですが。 さて、この歌手のScaraburyという名前かなり変わってま
1981年はリバイバルの年でした。Billboard Top100を聴き返す。 1981 12th Sheena Easton '9 to 5 (Morning Train)'
12位に入ったのはSheena Eastonさんの'9 to 5'。Dolly Partonさんの曲との混同を避けるために、'Morning Train'というのを付け足しましたが、どちらにしろ、働く女性をテーマにした歌ですね。9時から5時まで、私らしく。といったところでしょうか。 この年はまさにSheena Eastonさんの当たり年で、一気にブレイクしたのですが、楽曲的には新しいところはない、というよりも古臭い、良い言い方をするとオールディーズの香り漂うような、そんな曲
Billboard Top100 を振り返る 1981 13th Smokey Robinson 'Being With You'
Soulって感じの曲ですよね。13位はSmokey Robinsonさんです。 70年代のDiscoブームが吹き飛んだあと、こうした大御所がしっかり返り咲くあたりに、リスナーの良心というか、やはり保守的なんだなというか、大人のリスナーの力が強いんだな、というか、まあ、こういう根強い音楽ってあるんだなって思いますね。 Discoが全然ダメとは思いません。音楽的にも聴きどころはあったと思いますし、個人的にも好きな曲は多いし、楽しかったですよね。でもやはりブームはブームで、じゃ
Billboard Top100 を聴き返す 1981 14th Juice Newton 'Queen of Hearts'
ポップでこじゃれた感じのカントリーソングです。14位のこの曲も実はカバーのようで、最初にシングルにしたのは、Dave Edmundsさんで、この前年の1979年です。イギリスではヒットしたものの、他の国ではパッとしなかったこの曲を、Juiceさんがカバーしたのが、全米で大ヒットですね。 ただし、レギュラーチャートでは、'Endless Love'に阻まれて1位にはなれなかったんです。でも年間チャートでこの位置で、Gold Discも獲得しているのですから、もちろん大成功です