Ise Ebiji

Living in the Past 過去聴いてきた、プレイしてきた音楽をまとめてみよ…

Ise Ebiji

Living in the Past 過去聴いてきた、プレイしてきた音楽をまとめてみようと一念発起。 洋楽、TOP40多め。ベース弾き。 世捨て人になれないし、なろうとも思わない執着人。 お目汚し失礼。ご一読、ご視聴下されば幸甚。

マガジン

  • Billboard Top100 in 1981

  • ソロベース

    ベース弾こうぜ! 練習楽しいよな!

  • Billboard Top 100 in 1980

    Billboardの年間チャートをじっくり聴いてみて、いろんなこと書きます。まずは1980年から始めます。

  • Living in the Past ~ 80's洋楽体験

    80年代の洋楽を語っていきます。 思い出補正が多めになると思います。

  • FoxDotで広げる世界

最近の記事

「ドゥ・アイ・ドゥ」で踊りまくれ!スティーヴィー・ワンダーが放った愛のファンク爆弾 Do I DO / Stevie Wonder

おいおい、音楽好きのみんな!今日は1982年のビルボードチャートを掘り起こして、キラキラ光る宝石を見つけちゃったぜ!そう、95位にランクインした「ドゥ・アイ・ドゥ」だ。このスティーヴィー・ワンダーの曲、聴いたらもう最後、体が勝手に動き出すから要注意だぞ! スティーヴィー・ワンダー、天才のファンク魂爆発!まず、このスティーヴィー・ワンダーって人物がすごいんだ。1950年生まれの彼、目が見えないのにピアノはおろか、ドラムスにハーモニカにシンセサイザーまで何でも演奏しちゃうんだぜ

    • 「週末のために生きろ!」80年代の労働者たちの魂の叫び "Working for the Weekend by Loverboy"

      ヘイ、音楽ジャンキーのみんな!今日は1982年のビルボード・チャートを深掘りして、96位にひっそりと潜んでいた隠れた名曲を発掘しちゃうぞ!そう、Loverboyの「Working for the Weekend」だ! しかも邦題は「それ行け!ウィークエンド」だぞ。これは週末に期待するしかないね!(何を?) まず、このバンド名。Loverboy(ラヴァーボーイ)って。なんだよ、キザったらしい名前だな~と思いきや、実はカナダ産。Rushみたいなバンドもいれば、こういうバンドも

      • 兄貴!今夜はAORだな! 1982年第97位 Goin’Down / Greg Guidry

        よぉ、音楽マニアの皆さん!今日はちょいとマニアックな曲を掘り起こしちゃうぜ。1982年のBillboardチャートで97位にランクインした、グレッグ・ガイドリーの「Goin' Down」! え? 知らねーって? いやいや、これがまた染みる曲なんだわ。 まずはこのグレッグって奴の経歴からして味わい深えぜ。1954年生まれのセントルイス野郎で、ガキの頃からピアノとゴスペルをやってたんだと。で、ティーンの頃にはなんとドゥービー・ブラザーズのマイケル・マクドナルドとバンド組んでたっ

        • ソフトロックってなんやねん。1982年98位。Arthur's Theme / Christopher Cross

          よっしゃー!1982年のビルボードチャート、今日はその奥深~い世界に潜入しちゃうぜ!98位か...普通なら「へぇ~」で終わっちまいそうだけど、そこがミソなんだよな~。 えっとね、その98位に輝いた(笑)のが、クリストファー・クロスの「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」...じゃなくて「アーサーのテーマ」なんだよ。タイトルからして紛らわしいったらありゃしねぇ! この曲、映画「アーサー」のサントラなんだけどさ、アカデミー賞までゲットしちゃったんだぜ。すげぇだろ?98位の曲がア

        「ドゥ・アイ・ドゥ」で踊りまくれ!スティーヴィー・ワンダーが放った愛のファンク爆弾 Do I DO / Stevie Wonder

        • 「週末のために生きろ!」80年代の労働者たちの魂の叫び "Working for the Weekend by Loverboy"

        • 兄貴!今夜はAORだな! 1982年第97位 Goin’Down / Greg Guidry

        • ソフトロックってなんやねん。1982年98位。Arthur's Theme / Christopher Cross

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        • Billboard Top100 in 1981
          100本
        • ソロベース
          7本
        • Billboard Top 100 in 1980
          94本
        • Living in the Past ~ 80's洋楽体験
          15本
        • FoxDotで広げる世界
          9本

        記事

          まさにアメリカンポップスの大御所。1982年99位。Through the Years  Kenny Rogers

          今回は1982年のビルボードチャート99位に入った、ケニー・ロジャースの"Through the Years"をご紹介します。この曲は、アーティストの人生を振り返るような歌詞が特徴的です。メロディーはゆったりとしたバラードで、ロジャースの温かみのある歌声が心に響きます。 スティーブ・ドーフとマーティ・パンザーによって書かれ、ライオネル・リッチーがプロデュースしました。ケニー・ロジャースのアルバム『Share Your Love』からのシングルとして1981年12月にリリースさ

          まさにアメリカンポップスの大御所。1982年99位。Through the Years  Kenny Rogers

          人脈も華やかなカントリー姉さんの新境地。1982年100位。Edge of Seventeen Stevie Nicks

          だいぶ更新から離れていて、久しぶりの記事投稿です。サボっていた期間にも多くの方にいいね!を頂いたりしていて、誠にありがたいです。ありがとうございます。 後世の人たちに、過去の遺産を残すというのも難しいもので、自分の文才の無さを痛感して、うまく紹介できていないよな、なんて思ったりもしますが、そこはまあ、書きながら上達するしかないんでしょうね。言い訳です。 で、再開した1曲目が、これ。Stevie姉さんなのですが、Stevieって、男女兼用の名前なんでしょうかね。Wonder

          人脈も華やかなカントリー姉さんの新境地。1982年100位。Edge of Seventeen Stevie Nicks

          まさに1981年のトップにふさわしい曲。Kim Carnes 'Bette Davis Eyes'

          1981年の年間チャート第1位に輝いたのは、この曲。Kim Carnesさんですね。 曲の好みは人それぞれだとは思いますが、それこそ、これぐらい世界中で大ヒットした曲は無いですよね。イントロのシンセのリフレインも印象的ですが、そこに彼女の声が重なるとそれだけで、この曲の世界に引き込まれます。 Kimさんは、失礼だとは思いますが、決して上手なシンガーとは言えないですし、彼女の特徴であるハスキーな声も人によっては受け付けないでしょう。でもこの曲にはこの声でないとダメなんですよ

          まさに1981年のトップにふさわしい曲。Kim Carnes 'Bette Davis Eyes'

          デュエット曲の流行りに終止符を打った曲。Diana Ross & Lionel Richie 'Endless Love'

          1981年の2位に堂々のランクインは'Endless Love'でした。 って、ことで終わりにしたいぐらいなんですが、BillBoardのDuet Songで歴代で最高だということなんで、この曲の評価はエンドレスなんですね。 だけど、何だかなあ、という思いも強いわけなんですよ。大体ねえ、この二人が組んじゃったらまずいだろ、という事なんですよ。1970年の後半あたりから、有名どころや、意外な組み合わせのDuetが増えてきたわけなんですが、まあ、大体ヒットするわけなんですよ。

          デュエット曲の流行りに終止符を打った曲。Diana Ross & Lionel Richie 'Endless Love'

          Kenny Rogers 'Lady'  1981年 Billboard年間チャート3位

          1981年の3位が、Kenny Rogersさんです。この年はやはり大御所復活の年だったのですね。 この曲はライオネルリッチーさんの作品なんです。R&Bとカントリーの合体というのは、大御所の彼も十分意識していたようですが、その結果生み出されたこの曲は、結果的にバラードとして大成功なのですから、やはり才能のある方は違うのだなと思います。 Kennyさん自身は、この時点で十分にスーパースターだっだのですが、年間チャートではこの曲が一番のヒット曲となったこと。また、この曲の成功

          Kenny Rogers 'Lady'  1981年 Billboard年間チャート3位

          John Lennon '(Just Like) Starting Over' 時代の変化を象徴することとなった皮肉な曲 1981年の年間チャート第4位

          1981年の年間チャート4位はJohn Lennonさんのこの曲。 この曲自体は、典型的なJohn Lennonさん節ともいえるような彼の魅力が詰まった曲です。1970年のBeatles解散の後、かなり実験的な作品やコンサートも発表していたのですが、1980年に入って行き着いたのは、やはり元の姿というか、彼にとっての原点への復帰ともいえる感じの曲で、優しく温かみのあるメロディが印象的です。 この曲がアメリカで発表されたのが1980年の10月。彼が射殺される1か月半前です。

          John Lennon '(Just Like) Starting Over' 時代の変化を象徴することとなった皮肉な曲 1981年の年間チャート第4位

          洋楽アイドルの世界へようこそ。Rick Springfield 'Jessi's Girl' 1981年、年間5位。

          このビデオで見られるようなダブルのスーツも、折り目正しい大き目なパンツの姿もすべてが80年代前半の象徴のように思えます。 洋楽アイドルという存在があって、まあ、日本でもMusic Lifeという雑誌を中心に盛り上がってたんですよ。80年代の前半では必ず、この方の名前が出るでしょう。 といっても1949年生まれだから、この時ですでに32歳。若くはないんですが、この堀の深さと長身は、洋楽アイドルというカテゴリでは十分通用しますよね。当時の洋楽系婦女子の方々の注目を一身に集めて

          洋楽アイドルの世界へようこそ。Rick Springfield 'Jessi's Girl' 1981年、年間5位。

          Kool & The Gang 'Celebration' 6th on Billboard Top100 in 1981 ということで、書き順変えてみたよ。

          1980年代に入ると、ガクンとDiscoの人気が落ちちゃって、あれ、どこ行ったの?なんて感じにもなったのですが、どっこい生き残った人もいるんです。 この曲なんて、Kool&The Gangのそれこそ代表曲で、Discoソングのコンピ・アルバムにも当たり前のように入っていますね。 Wikiを読んでみますと、作曲者の弁では、コーランを読んで神がアダムを作り、それを天使たちが祝福したという一節に、それこそ啓示を受けたかのようにビビビっと来て、この曲作ったんだぜという事なんだそう

          Kool & The Gang 'Celebration' 6th on Billboard Top100 in 1981 ということで、書き順変えてみたよ。

          80年代の快進撃が始まる。Billboard Top100を振り返る 1981 7th Hall & Oates 'Kiss On My List'

          この曲って、いわゆる正規なプロモビデオは無いんでしょうか。軽快な曲調にも、彼らのモータウン好きを感じ取ることができる、心底楽しめる曲ですね。 この曲が、77年の'Rich Girl'以来の2曲目の全米NO.1曲という事で、結構間が開いていたんです。でもこの曲が契機となって、その後のPrivate EyesとかManeaterとかのヒット連発を迎えるわけですから、面白いもんです。 この80年代の初頭に、モータウン調のヒット曲が出るというのもまた、面白いんです。もちろんHal

          80年代の快進撃が始まる。Billboard Top100を振り返る 1981 7th Hall & Oates 'Kiss On My List'

          梅雨時にピッタリだぜ。Billboard Top100を聴き返す   1981 8th Eddie Rabbitt 'I love Rainy Night'

          カントリー・ソングなんですよ。イメージとしては晴天続きでカラッカラ。乾燥して埃だらけというところなんですが、カントリーの大御所は雨が大好きなんだそうです。 ここで言う雨が、なんかの比喩だったり、隠語だったりするのかなとも思うのですが、この能天気なぐらい明るい曲を聴くと、そんなものは邪推に過ぎないような気になります。 雨が少ないから、かえって雨が珍しい、または、晴天続きなのに、何かやろうとすると、きまって雨が降りやがる、そんな自分の不運を皮肉にしているのかもしれないですね。

          梅雨時にピッタリだぜ。Billboard Top100を聴き返す   1981 8th Eddie Rabbitt 'I love Rainy Night'

          コメディを彩る名曲 Billboard Top100を聴き返す  1981 9th Dolly Parton '9 To 5'

          9位はDolly Partonさんの方の、'9 To 5'がランクイン。同名の映画の主題歌でもあっての大ヒットです。この曲の場合は映画の大ヒットもあってのヒットなんで、いわゆる'Raspberry Award'にノミネートされる映画とは違うという点には注意です。 このDollyさんも、スーパースターと言っても良い人ですよね。Countryの世界では、60年代から活躍されおり、歌手どころか作曲でもヒット曲を連発していますからね。その才能は侮れません。 さて、侮れないついでに

          コメディを彩る名曲 Billboard Top100を聴き返す  1981 9th Dolly Parton '9 To 5'

          アリーナロックの萌芽がみえる Billboard Top100を聴き返す    1981 10th REO Speedwagon 'Keep On Loving You'

          1980年代のロックの流れを見てみると、フェスティバルの流行(隆興)というのが見逃せないんです。いまだに伝説と言われ続けるWoodstockが有ったにもかかわらず、70年代にいまいち盛り上がらなかったのは、ヘルス・エンジェルスが大暴れとか、運営側の問題もあると思います。その辺の改善があって商業的にもいける、となったのは、例えばオリンピックとかスーパーボウルとか、大観客を集める催し物がだんだん一般的になってきたという理由もあるんでしょう。 ただ、70年代にDiscoがブームに

          アリーナロックの萌芽がみえる Billboard Top100を聴き返す    1981 10th REO Speedwagon 'Keep On Loving You'