洋楽アイドルの世界へようこそ。Rick Springfield 'Jessi's Girl'　1981年、年間5位。

このビデオで見られるようなダブルのスーツも、折り目正しい大き目なパンツの姿もすべてが80年代前半の象徴のように思えます。

洋楽アイドルという存在があって、まあ、日本でもMusic Lifeという雑誌を中心に盛り上がってたんですよ。80年代の前半では必ず、この方の名前が出るでしょう。

といっても1949年生まれだから、この時ですでに32歳。若くはないんですが、この堀の深さと長身は、洋楽アイドルというカテゴリでは十分通用しますよね。当時の洋楽系婦女子の方々の注目を一身に集めていた時期もあったんです。

個人的には新婚旅行で（奮発して、いや無理して）、ラスベガスに行ったときに、当時のMGMホテルで彼がショーをやっていたのを、当日券を買って見たんですよね。2002年だったでしょうかね。そのショー自体は彼の集大成のようなものでヒット曲あり、舞台上でもアニメの中に入り込んだりするなど当時としては先進的な試みもしていて、見ごたえありましたよ。でも、チケットについてきた、やたら甘いカクテルが、これまた結構アルコールが入っていたようで、あっという間にヘベレケになったんですけれどね。

個人の経験はともかく、アイドルって存在はその時の一発屋というイメージが強かったりするのですが、遅咲きでありながらもヒットを飛ばしていたRickさんは、実力も備えた人でした。間違いない。だからその後も活躍したし、今でも第一線で活動しているようですね。現在71歳。見たいような、見たくないような。