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ソフトロックってなんやねん。1982年98位。Arthur's Theme / Christopher Cross


よっしゃー!1982年のビルボードチャート、今日はその奥深~い世界に潜入しちゃうぜ!98位か...普通なら「へぇ~」で終わっちまいそうだけど、そこがミソなんだよな~。

えっとね、その98位に輝いた(笑)のが、クリストファー・クロスの「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」...じゃなくて「アーサーのテーマ」なんだよ。タイトルからして紛らわしいったらありゃしねぇ!

この曲、映画「アーサー」のサントラなんだけどさ、アカデミー賞までゲットしちゃったんだぜ。すげぇだろ?98位の曲がアカデミー賞だぜ?世の中わかんねぇもんだな~。

で、このクリストファー・クロスって野郎がさ、前年にはグラミー賞の主要4部門を独占しちまったんだよ。80年代初頭のソフトロック界のドンってわけ。でもよ、その翌年には98位...人生山あり谷ありってやつだな(笑)。

そんで、82年っていやぁ、MTVがバリバリ普及し始めた年なんだよな。ミュージックビデオがドヤ顔で「おれ様の時代到来!」みてぇな感じでさ。CDも登場したし、音楽の聴き方がガラッと変わる、そんな激動の年だったワケよ。

音楽シーンはロックがガンガンきてて、サバイバーとかジョーン・ジェットとかがバリバリやってた。ベテランも負けてねぇぜ!ポール・マッカートニーにスティーヴィー・ワンダー、さらにはシカゴまで!豪華すぎて目が回りそうだぜ。

そんな中で、クリストファー・クロスの「アーサーのテーマ」は98位。まぁ、数字だけ見りゃショボいように見えるかもしれねぇけどよ、この曲がなかったら82年の音楽シーンは語れねぇんだぜ。

だってよ、MTVにCDにロックにベテラン復活に...そんな激動の年に、ソフトロックの灯を静かに、でもしっかり灯し続けたのがこの曲なんだからよ。でもソフトロックって何なんだろうね。ハードロックの反対語としてもできの悪い言葉に思えない?このころはイージーリスニングとかも出てくるし、日本じゃニューミュージックだよ。何でも分類すればいいってもんじゃないよな。今の時代から見ると、何だったんだろうねえ、って思えるよ。

で、この時代を象徴するこの曲が98位?いやいや、82年の音楽シーンの縮図みてぇなもんさ。数字じゃ語れねぇ音楽の魅力ってやつよ。今夜はこの曲聴きながら、82年にタイムスリップしちまおうぜ!Yeah!

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