見出し画像

Billboard Top40を振り返る。    1980 89th Boz Scaggs 'Jo Jo'

Boz様、2回目の登場です。やはりこのころのTop40のリスナーの平均年齢が高いのかもしれないですね。今でいうところAORやカントリーのスローナンバーなど大人向けの曲が多いですね。調べてみるとAORという言葉はは70年代の後半あたりに出てきたようで、1980年はこうしたナンバーが盛んだったんでしょう。

これもメインストリームの動きと言えそうで、子供が好きそうな曲とかは、これとは別の動きだったんでしょうかね。Billboardは全米のラジオ局の集計なので、全体的にみると大人も子供も楽しめるコンテンツだったと思うのですが。ただ、メインストリームのチャートがしっかり機能しているからこそ、そのメイン以外で人気が出たアーティストにも却って脚光が当たったなんてこともあったと思います。いわゆる一発屋さんなんて、こういう感じでパッと出てきた人たちが多いように感じます。

さて、2回目の登場となると、書くことが重複しないように気をつけねばならないのですが、Bozさんもキャリアが長くて60年代から、Steve Miller Bandに在籍していたようですね。知らんかった。それから分かれて、ソロとしてのキャリアを築きますが、自身の才能のみならず、Devid Fosterさんや、のちにTotoとなる凄腕ミュージシャンとの人脈があったからこそでしょう。(重複したな)。

この曲は歌詞の日本語訳を読んでもよくわからないんですよね。多分Bozさん自身の姿とか、何かを重ね合わせて適当に作っているんだと思うんですけれど。まあ、あちらの歌って、本当に意味のない歌詞があったりするんで、あまり真面目に分析することもないのでしょう。この曲では特にかっこいい転調とギターを楽しみたいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?