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バスキアとターニングポイント


高3で美短大の入試を受けた帰り道
新宿の三越でバスキア展に寄った。

試験を終えた高揚感が手伝ったのか
夢中で魅入った感覚は今も時々思い出す。

幸運にも入学でき、卒業した。
専攻は情報デザイン
卒制はオルデンバーグから着想を得た
石膏彫刻のコンセプトアート
それから、20年。
久しぶりに恩師を訪ね学び舎へ。

私が研究と実践を重ねているAnimated Learning
デンマークで知った社会で機能するアニメーション
高知県での今の暮らしのこと
もろもろのなれそめ

ずっと気にかけてくれていて
何か一緒にやれることになりそう
東京で2020年に?!

おさえられない高鳴る胸で
父の待つ家に帰った
ことの広がりに関心を寄せてくれた
ずっとやめられなかった酒を断った
父と今を分かち合うよろこび

母は私が電話をかけたとき
自分も電話をかけようとしていた
へそのおしらせ

そして帰高

空港まで車で来なかったので
もしかしたらこんなに高知を満喫するのはじめて
お目当は横山隆一まんが記念館の光の切り絵展

高知県立美術館のニュー・ペインティングの時代

酒井敦美さんの幻想的で優しく愛の溢れる世界

いまの心をしっかりとつかんでいた

80年に生まれた私が
80年代の名大作に囲まれて
たったひとりでバスキアと向き合い
意味深いそのひとときを
そっと心に刻んだ

ただいま

見上げた夜空にあまた輝く星🌟✨✨✨



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