幻の花が咲く地で冬にしかつくられない特別な紅茶のはなし【テイスティングnote🫖✨】
みなさんこんにちは!紅茶紳士のいろはです。
本日のテイスティングnoteは、冬にしかつくれない特別な紅茶。
いわゆるスペシャルティティーとも呼ばれる紅茶です。
紅茶に限らず、様々な農産物は摘み取るシーズンによって味わいや香りが変化しますが、その違いを楽しむことこそ紅茶における醍醐味のひとつだと思います。
有名なところですとやはりダージリン!
春に摘まれたダージリンはファーストフラッシュとして、上品でグリニッシュな印象に。
夏に摘まれたセカンドフラッシュはまるでマスカットを彷彿とさせるようなフルーティな味わいに。
秋になるとオータムナルと呼ばれ、さらにコクが深まり、焼きリンゴのような甘みを感じられるような銘柄も。
もちろんすべてのダージリンがそういった特徴を持つのではないですが、強烈な個性を持つ紅茶もたしかに存在します。
今回紹介したい紅茶はいわゆる冬摘み。
ウインターフラッシュと呼ばれる紅茶です。
産地は南インドのニルギリという地方。
現地の言葉で『青い山』を指すのですが、
その名前の由来は12年に1度この地で一斉に咲き誇る青い花『クリンジ』に由来するといわれております。
生きている間に必ず見たい!!!
僕の人生の目標のひとつなんですよね…。
そんなロマンチックな地でつくられた紅茶こそ、今回紹介させていただく
【ウインターフラッシュ ニルギリ カイルベッタ茶園】
カイルベッタ茶園さんは高い場所だと標高2000メートルほどもあり、その土地の特徴を活かした高いクオリティーと安全性に定評があるニルギリを代表する茶園のひとつです。
そしてこのカイルベッタ茶園では、12月〜1月の時期にのみ【ウインター】の名がつくスペシャルティティーが生産されるのです。
なんだか特別感がありますよね✨
それではさっそく水色を見ていきましょう!
明るいオレンジが美しい、紅茶らしい水色。
抽出方法としましては、
【600cc作成の場合】
【茶葉】7.5g
【お湯】600cc
【温度】95℃
【時間】5分
上記分量で抽出しました。
口に含むと、トップノートとして非常に華やかさのある香りが拡がり、やがてレモンを思わせるフレッシュな印象が感じられます。
なにも加えず、ストレートで楽しみたいとっても上品な紅茶です。
リンクも貼っておきますので興味があるかたはぜひお試し下さいませ✨
いつかクリンジの花をこの目で見ることができた際は、必ずnoteで写真と共に感動と興奮を記録したいと思います。
ここまでご覧いただきありがとうございました!
それでは本日も良きTEA LIFEをお過ごしくださいませ。いろはでした!
おすすめ記事はコチラ↓↓
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?