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みんなはひとりのために、ひとりはみんなのために

これは、ぼくの母校の小学校にある石碑です。
とっても良い言葉ですよね。
ラグビーで言う、All for One , One for All ですね。

社会や生活の中での色んな事柄が、この言葉に集約されるような気がします。

昨日、久々に母校に行き、
この石碑と対面しました。

以前、母に指摘され気付かされたことですが、
ぼく自身、自分の中でとっても大切にしている言葉のように感じます。
ぼくのルーツというか、原点のような気もします。

みんなはひとりのために、
ひとりはみんなのために。

マクロとミクロというか、
点と面というか、
個人と集団や社会というのか。


みんなで、困っていたりするひとりのために、協力し合い、助け合い、力を合わせていくこと。 

消防なんかはまさにこの精神ですね。


これに対比させたのが、この言葉ですね。

『ひとりはみんなのために』

この言葉はとっても深くて重いものです。

色んな場面に通じるものです。

集団や組織や会社や社会のために
ひとりひとりの力が寄与するというか
ひとりひとりから、そうした集団や社会がつくられます。

面であるようで、点の集合体ということでもあります。

毎日、この石碑の前を通り、野球に通っていました。
どんなプレーでも、チームに貢献できることがあると思っていました。


昨日、母校の貴船小学校で、
『あそぼうさい・まなぼうさい』が実施されました。

同級生のお父さんが校区の会長さんをされていて、地域全体をまとめながら、防災活動にも力をいれています。
防災を子ども達にも!ということで、あそぼうさいを呼んでくださいました。


色んなゲームをしました!

防災の根幹にあることは、

思いやること。
助け合うこと。
声をかけ合うこと。

そんな本能にも備わったようなものを、子ども達が体現してくれました。
一部を紹介しますね。

『河川水位シミュレーションゲーム』です。
この日の「あそぼうさい」のゲームは全部で7つ。
体育館の中で、7つに分けられたゲームをそれぞれ、自由に楽しんでもらうのですが、そうこうしているうちに、スクリーンに映した水位がみるみる上昇していきます。
『ひなんはんだん水位』になったら、「全員がステージの上に上がってよ」と垂直避難を促しておきました。
最初にそれを説明しておきます。

北九大MATE's開発の『防災×環境』カードゲームです!

いろ~んなゲームを楽しみながらも、子ども達はチラチラ、水位が気になります(笑)

水位が達しそうになったら、何だか騒がしくなってきました!

『お~い!〇〇ちゃん!水位なったよ!』
『おとなも上がって~!』

声をかけてくれます。

声をかければ、全員が、絶対助かります。
そんな気付く力。
声をかける力。

が全員の命を守ります。

まさに、『ひとりはみんなのために』
子ども達が体現してくれました!!!



もうひとつご紹介。
地域の皆さんも大勢ご参加いただいておりましたので、
2チームに分けて、全員でバケツリレーをしました!

ちょっとしたコツもありますので、それもアドバイスしつつ、
3回勝負しました!

もう白熱!!!

回ってきたバケツを素早く!そしてこぼさずに!次の人に繋ぐ!!
大切なバトンをしっかりと繋いでいきます!

みんなで力を合わせて、回を重ねるごとにレベルアップ!とっても上手になりました。

このバケツリレーは、消火用のバケツを送るときだけでなくて、色んな物資などを運ぶ時にも活用できます。

ひとりひとりに着目してみれば、これも、
『ひとりはみんなのために』
を体現してくれました!!

みんなで戦って、買った負けたで大盛り上がりでした。
『みんな』ってやっぱり良いですねっ!!


とっても素敵な校歌なんです!自慢です。
結構デカイんですよ。3mぐらいあるかな。

母校での活動に呼んでいただき、
原点を見つめなおしたような気がしました。

こんなカタチのない想いを
ゲームにしたりして、表現できました。

子ども達だけでなく、地域の皆さん、大活躍だった大学生・高校生の皆さん、
とても良い活動になりました。


今日もご覧いただきありがとうございます。
これまでの記事もいくつか貼っておきますね。


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