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【防災学習】濡れないバケツリレー (あそび方)

火災を消火するための「水」。水を汲む所とかける所を往復すると、疲れるばかりで時間がかかります。

そんなときの人海戦術が「バケツリレー」です!本物の水で訓練するとびしょ濡れになるので、ゲーム形式で体験する方法を紹介します。

用意するもの

・チーム数分のバケツ

・バケツに入れるボール(おもちゃのボールでOK・新聞紙を丸めてもOK)

あそび方

①まずチームごとに一列に並びます。

両手いっぱい広がって届くかどうかの距離がゴールが理想です(近すぎると本来のバケツリレーにならないため)。会場の広さと人数によっては、数回に分けて実施することも考慮します。

②バケツの中身をこぼさないようにリレーします。こぼしたら拾って入れる!

※「バケツリレー」と言っても単語だけでは子ども達には伝わらないので、やり方を説明したり、練習時間を取ったりしましょう。

図1

指導時のポイント

コツは何も伝えずに、まずはチーム対抗戦で実施し、競い合いながら、上手くいくコツを考えてみましょうと伝えています。

バケツリレーのコツは、距離を稼ぐことと、受け渡しをスムーズにすることです。

コツ①:手を伸ばして届くぐらいのちょうど良い距離をとる。

コツ②:直線で並ぶこと。気になって様子を見ようとすると、列がバラバラになって受け渡しがスムーズにいきません。

コツ③:同じ方向を向いてしまうと、お互いの手が当たってしまい渡しづらくなります。向きを互い違いにすれば、スムーズに受け渡しができます。

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上記のコツを伝えたうえで、再度やってみましょう。

相手チームに勝てなくても前よりタイムが速くなっていれば、称えてあげましょう!

ゲームの位置づけ

災害時に限らず、物を多く運ぶときには、同様にリレー形式で実施するとすばやく、労力少なく運ぶことができます。

「協力する気持ち」が何よりも大事ですね。

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