あそぼうさいin北九州

「あそぼうさい」は北九州を中心に、子どもたちが生活のなかであそびながら防災意識を育める…

あそぼうさいin北九州

「あそぼうさい」は北九州を中心に、子どもたちが生活のなかであそびながら防災意識を育めることを願って生まれた活動であり、コミュニティです!あそんで学べる「あそぼうさいゲーム」を紹介します。 https://sites.google.com/view/asobousai-kitaq/

最近の記事

【防災学習】助け合いロールプレイカード (あそび方)

平時でも災害時でも勇気を出して「助けてください」と自分から言うことは大切です。 でも、なかなか言いにくいこのセリフをゲームを通じて言う体験をするあそびです。 あそび方①最初にカードを配ります。カードには、「いる場所」と「すること」が書かれています。 ②カードの内容にしたがって、参加者には建物内に点在してもらいます。合図が出たら、突然、大地震が発生したものと仮定します。 ③カードの指示により、無傷の人もいれば、下敷きになっている人、足腰を負傷して動けない人もいます。カー

    • 【防災学習】防災ダンス『心配性ヒーロー』

      あそぼうさいin北九州では、ダンスや音楽を通じて、防災を実感することができる『防災ダンス』を開発しました。 災害時に命を守るのは、カッコイイ強いヒーローではなく、「こわい・・・」「心配・・・」そんな恐れる心を持ったヒーローが大事な命を守ります! YouTube動画でぜひご覧ください。 あそび方歌って、おどって防災ダンス♪ イベントや、定例の避難訓練などに取り入れてみんなでおどっていただけたらと思ってつくりました。 振り付けレクチャー動画や、手話ダンスバージョンもあり

      • 【防災学習】災害はどこへ?ボール投げ (あそび方)

        災害はどこで起きてもおかしくないということを、自分が投げたボールで実感するゲームです。 用意するもの・箱 ・たくさんの空き缶 ・ボール各色 ・ふせん各色 準備・あそび方①箱の中に、空き缶を裏返したものを敷き詰め、ふせんを貼ります。何色のふせんが誰なのか、割当てを決めておきます。 ②それぞれのボールの色が、何の災害を示しているか説明します。 ③ラッキーボールは自分のところへ、災害ボールは他のところへいくように投げます。 指導時のポイントゲームの勝敗を明確にしたり

        • 【防災学習】正確に伝えよう!伝言ゲーム (あそび方)

          災害時に正確に情報を伝えることは大切です。 今回ご紹介するのは、情報を伝える一員になる体験をする伝言ゲームです。 準備・同じ人数ずつ、チームに分けます。 ・チームごとに、一列に並びます。 ・他の人に聞こえないように、次の人に情報を伝えるゲームだと説明します。聞く人は分からなかったら聞き直してもOKです。 気をつけることチーム数が多い場合には、はじめの人に紙に書いた情報を見てもらい、伝言をスタートします。 ついつい声に出してしまうと、他の人に聞こえてしまうのであらか

        【防災学習】助け合いロールプレイカード (あそび方)

          【防災学習】ご近所セーフティネットボールすくい (あそび方)

          災害時には、ご近所さんのネットワークほど頼りになるものはありません。 今回は、そんな地域の絆を、お祭りの出店などで子ども達に人気の「ボールすくい」で表現したあそびをご紹介します。 用意するもの・スーパーボール ・おけ(入れ物) ・ボールを浮かべる水 ・大、小の網(大きな網⇒網目を大きく/小さな網⇒網目を小さく) ・ボールを持って帰る袋 あそび方①すくうのに、大きな網を使うか、小さな網を使うかを選んでもらいます 制限時間を設けたり、最大個数を決めて時間を測ったり

          【防災学習】ご近所セーフティネットボールすくい (あそび方)

          【防災学習】濡れないバケツリレー (あそび方)

          火災を消火するための「水」。水を汲む所とかける所を往復すると、疲れるばかりで時間がかかります。 そんなときの人海戦術が「バケツリレー」です!本物の水で訓練するとびしょ濡れになるので、ゲーム形式で体験する方法を紹介します。 用意するもの・チーム数分のバケツ ・バケツに入れるボール(おもちゃのボールでOK・新聞紙を丸めてもOK) あそび方①まずチームごとに一列に並びます。 両手いっぱい広がって届くかどうかの距離がゴールが理想です(近すぎると本来のバケツリレーにならないた

          【防災学習】濡れないバケツリレー (あそび方)

          【防災学習】災害ダーツ (あそび方)

          今回ご紹介するのは、シンプルなダーツのゲームです。 的の当たりやすさと災害の起こる確率を表現しています。「避難情報ダーツ」と「災害ダーツの旅」の2種類があります! 用意するもの・ダーツ数本 ・的①:避難情報ダーツ ・的②:災害ダーツの旅 避難情報ダーツ下図のように同心円状のダーツです。 段階的に発令される避難情報を示しています。 中央の小さな的が「避難準備・高齢者等避難開始」、次に「避難勧告」、一番大きな的が「避難指示(緊急)」です。 小さな的ほど当たりにくい

          【防災学習】災害ダーツ (あそび方)

          【防災学習】地震トイレットペーパー (あそび方)

          今回ご紹介するのは、トイレットペーパーの芯を使って、地震のメカニズムを実感できるあそびです。 用意するもの・トイレットペーパーの芯5個以上 ・両端以外の芯に、カラーペンで線を引くなどの印をつける ・赤:○○さん、青:△△さんなど、色に合わせて誰の芯にするか決め  ましょう あそび方・説明の仕方①芯を横にキレイに並べます。どの芯も真ん丸になっていることを確認します。 ②ゆっくりと左右から中央に向かって力をかけます。 ③押される力に耐えれなくなったどれかの芯が上に浮き

          【防災学習】地震トイレットペーパー (あそび方)

          【防災学習】ご近所順に並び替えゲーム (あそび方)

          コミュニケーションをしながら、みんなで列の並び替えをするゲームです。中学校の防災訓練では応用編として、ご近所さんを見つけるゲームとして実施しました。 グループ活動をするときのグループづくりにも活用できると思います。 準備まず、チームやクラスごとに縦一列に並びます。一列の人数は多くてもかまいません。 子ども達は、縦に並ぶのには慣れている場合が多いです。はじめは、いつも並ぶ順番(背の順や出席番号順など)で並んでもらいます。 あそび方(初級編)まずは簡単な問題からはじめます

          【防災学習】ご近所順に並び替えゲーム (あそび方)

          【防災学習】山の形ボール投げ (あそび方)

          水は必ず低い方に流れます。地形から考えて、災害の起こりやすい場所が あります。 今回ご紹介するゲームは、土砂災害の中でも広範囲に災害を起こしてしまう 「土石流」を実感できるあそびです。 用意するもの・谷の形に折り曲げた段ボール or 板 ・上記の谷を置くテーブル ・ボール(たくさん) ・かご×3個 あそび方①はじめは、谷の真下のかごを「当たり」として、ボールどんどん投げてもらいます。(どんどん入ります!) ②次は、谷の真下のかごをハズレにし、両側を当たりとしてど

          【防災学習】山の形ボール投げ (あそび方)

          【防災学習】1階の人形を大雨災害から助けてあげよう (あそび方)

          大雨災害のとき、2階に垂直避難をしておけば助かる命もあります。 足の悪い人など、思いやりの声かけで助けることができます。幼い子どもも、人形をかわいがったりお世話をする、思いやりの本能を持っています。 そうした思いやりに問いかける、おままごと的なあそびです。 用意するものシルバニアファミリーや、リカちゃん人形ハウスのような家の様子が断面で見えるおもちゃを用意します。 1階に、人形や動物をセットします。1階部分には、青色のビニール袋を敷いておきます。 あそび方①空気が抜

          【防災学習】1階の人形を大雨災害から助けてあげよう (あそび方)

          【防災学習】「地区防災計画」シミュレーションゲーム (あそび方)

          住民が主体となって、自分の街の「地区防災計画」をつくる活動が各地で 進んでいます。防災計画をつくるうえで重要なのが「どんな状況になったら避難行動を開始するのか?」をみんなで決めておくことです。 今回のゲームは、「避難開始の判定」をあそびにしたものです。 用意するもの・「仮想地区防災計画」 ・「災害状況カード」(なるべく地域特性に合わせて作成しグループの数だけ準備します) ・なるべく実際のご近所同士でグループをつくると、より実践的です。 導入・説明の仕方防災計画をつく

          【防災学習】「地区防災計画」シミュレーションゲーム (あそび方)

          【防災学習】トランプ町内会の連絡網 (あそび方)

          大雨による避難情報が発令されたときなど、災害が起きそうなときには 町内会などのご近所で声をかけ合うことが、避難等の行動をするきっかけに なります。 このゲームは、町内会などのご近所での連絡網をモチーフにしたあそびです。 どんな連絡網が最も速く情報を伝達できるでしょう?トランプを使って実感してみましょう! まず連絡網について説明します このゲームでは、電話や直接お家を訪問するなど、1対1で情報を伝達するケースで検討します。速く伝わる連絡網のあり方について考えてもらうために

          【防災学習】トランプ町内会の連絡網 (あそび方)

          【防災学習】防災○✖️クイズ(あそび方)

          シンプルだけど、みんなで盛り上がれるのが〇×クイズです! チーム戦でも個人戦でも、簡単に実施できます。今回は防災講座の導入やアイスブレイクとしてもオススメの防災○×ゲームをご紹介します。 用意するもの・問題づくりのコツ問題は、その街や参加者の理解度に合わせた内容でつくりましょう。 知識を問う問題よりも、気持ちに関わる問題や子ども達にとって驚きがありそうな内容にしましょう。 大切なのは〇か×かで正解を出すことではなく、自分なりに考えてみたあとに、答えを聞いて納得したり、

          【防災学習】防災○✖️クイズ(あそび方)

          河川水位を監視せよ!ゲーム(あそび方)

          河川の洪水災害に対して、現地を見に行くのは危険です。 今回ご紹介するのは、インターネットで河川の水位を監視して対策することをあそび化したゲームです! 用意するもの・投影用の機材(プロジェクター、スクリーンなどの一式) ・動画を再生する機材(パソコンなど) ・説明や実施用のデータ(地域ごとの河川水位カメラの説明資料、河川水位動画のショートバージョン、ロングバージョン) 動画は下記よりダウンロードいただけます! 河川水位動画ショートバージョン 河川水位動画ロングバージ

          河川水位を監視せよ!ゲーム(あそび方)

          パズルで地図をじっくり見よう!(あそび方)

          今回ご紹介する「あそぼうさいゲーム」は、地図に親しんでもらうために考案したゲームです。自然災害は地形との関連性が強いため、地形をよく見てもらうことが大切です。 あそび方様々な種類の地図のパズルを用意し、挑戦してみよう!学年に応じて、難しい内容にチャレンジしたり、タイムアタックで競争したりするとドキドキ感が高まります。 冷静によ~く地形を見るのがポイントです! 地図をプリントアウト「国土地理院」のホームページがオススメです。同じ地点での地図をPDFで数種類作ることができま

          パズルで地図をじっくり見よう!(あそび方)