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地域活動・市民活動における学生との協働の意義・魅力

僕たちのNPOでは、学生さんと活動をご一緒する機会がとても多いです。

地域活動や市民活動において、学生と協働することは、とってもとっても大きな魅力があります。
いつも彼ら彼女らのパワー・エネルギーをもらって活動しています。

その意義について、少しだけまとめてみたいと思います。



①子ども達が喜ぶ『ななめ上の関係』

何と言っても、一番の魅力はこれです。

子ども達が、すっごい喜びます。

というのも、僕のような、もうお父さん世代のおじさん?(笑)がいくら頑張ろうが、いくら親しみをもってもらおうと頑張っても、若い学生さんたちには勝てません!
もう、さじを投げました(笑)

子ども達は、お兄ちゃん、お姉ちゃん、その存在だけで大好きです。

というのも、子ども達を取り巻く環境において、
先生や親といった、縦・上下の関係や、
友達どうしという、横の関係が多く、

少し年上の、ちょっと背伸びをしたような、数年先の自分を重ねられるような、そんな存在。

僕たちはこれを『ななめ上の関係』と呼んでいます。

以前は、地域コミュニティの中にこうした存在がいましたよね。今でもそういう地域があると思いますが、素晴らしいです。

こうした地域活動・市民活動において、外から学生達が入っていって、子ども達の心を掴んでいます。

大学生との協働


②活力!エネルギーに!

やっぱり何と言っても、若い人たちが多くいるというのは、それだけで活気がみなぎってきますよね!!

「人手」というマンパワーということだけでなく、
エネルギーというか、
活力になりますよね!

ポジティブになれますし、よし!やろうっていう雰囲気が出てきます。

学生さんがいない現場では、いつも適当な僕ですが、
学生さんとの協働の場面では、ちょっとだけちゃんとしようって思えます!(笑)

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③多世代交流!

特に地域活動においては、活動者の年齢層は高く、気力・体力的にも奮闘されている姿を目にすることがあります。

若い外からの風が入ってくると、②のとおり活力になっていくのですが、
それはマンパワーだけでなくって、
若いエキスが注入されることになります。

若い人達の目線であったり、子どもと近い感性があったり、
世代が違うと考え方やモノの見え方、はたまた基礎知識・情報が全然違ったりします。

(残念ながら、僕の親父ギャグが通じない時もあります(笑))

こうした多世代交流で、新たな風が吹き、より良いものが生まれていく場面を多くみてきました。



④真剣に語り始める(笑)

これも何度も見てきましたが、
学生さん達が地域活動に入っていくことで、
その地域の人たちは、学生たちに真剣に語り始めます。

これまで、不真面目でテキトーだったおじさんも、学生がディスカッションに入ったとたん、目の色が変わって真剣に語り始めたのは印象的でした。
(このおじさん、こんなにこのまちのこと詳しかったんだ!と思いましたよ(笑))

世代が違う若い学生たちが入ってくることで、
正確に伝えなければという想いや
次世代にきちんと伝えていかねば、

という思いを抱くように感じます。

学生たちは、そこにいるだけで名ファシリテーターになり得ます。

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⑤みんな嬉しい学生との協働

ということで、
僕たちが活動者はもちろんのこと、
子ども達も、
地域の皆さんも、
みんなが喜ぶ学生との協働
です。

学生とは、授業やゼミの一環として関わることもありますし、個人的な繋がりで関わっていただくことも多いです。

いずれにしても、
言葉悪くいえば『使う』っていうことだけは絶対にないように心がけています。

やってもらう、してもらう、
というわけでなく、
『協働』になるようにと思っています。

そのうち、学生との協働における注意事項もまとめてみたいと思います。


学生という言い方でずっと書いてきましたが、
高校生や中学生など、もっと若い方々でも同様です。
また、「若手」でも同じです。

地域活動や市民活動において、若い方々が参加・参画しやすくなるような仕組みづくりをもっともっと考えていきたいと思っています。


さて、今日も学生との協働の活動。
大学生・高校生、6校13人の皆さんとご一緒します。

とてもとても感謝している協働の場面です。

嬉しくて、嬉しくて、言葉にできない~。

(学生は知らないかな!?(笑))


これまでの記事で関連するものを貼っておきますね。
ご覧いただき、ありがとうございました。


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