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#245 支配から逃れ自由に

「支配する側=社会、集団、組織」と「支配される側=個人」の構図は

人類の歴史の99%を占めています。

支配する側は、多くの人を「統制」するために多くの制限を設けます。

集団が生み出した権威やルールによる個人の思想・行動の制限によって、世界は成り立ってきたと言っても過言ではありません。

そんな集団による統制の中で、「支配される側=個人」同士の中で生まれるのが「同調圧力」です。異端分子が存在すれば、その分子に関わるものは全て集団から否定をされ、罰を与えられるからです。江戸時代の村八分もその一種。

21世紀に生きる私たちは、支配によって個人の価値が踏みにじられてきた「過去」を歴史の教科書で学んでいます。

でも少し立ち止まって考えてみましょう。「支配する側=集団」と「支配される側=個人」の構図は「過去」のものなのでしょうか。

それは「今」まさに私たちが戦っているものなのではないのか。

戦史・紛争史研究家の山崎雅弘氏が、「学校社会」を痛烈に批判しています。

彼は記事の中で

「学校=支配する側」が、その秩序と楽さをを求めて、「生徒=支配される側」に対し、同調圧力や権威を振りかざし、疑問を持つことを許さない

そのような実態を語っています。

上記3つのコラムはそれぞれ、

◻︎同調圧力に屈しないことの大切さ
◻︎主語を大きくすることの危険性
◻︎権威を脱ぎ捨てることの重要性

について書いています。

学校という現場に、未だ蔓延る「支配欲」に打ち勝つ挑戦が、これからも続いていきそうです。

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