【公式】一風堂note編集部
新卒メンバー大奮闘!主体性を育てる「力の源カンパニー(一風堂)」の新卒研修とは?
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新卒メンバー大奮闘!主体性を育てる「力の源カンパニー(一風堂)」の新卒研修とは?

【公式】一風堂note編集部

2022年春、今年もありがたいことに、力の源(ちからのもと)カンパニーに新たな仲間たちがジョインしました!力の源カンパニーが運営する主要ブランドは「一風堂」。新卒入社メンバーのすべてのキャリアステップは、一風堂をはじめとした事業に関する座学に加え、店舗での研修からスタートします。

と、一言で伝えるには勿体ないくらい、力の源カンパニーの新卒研修はコンテンツが盛りだくさん。「せっかくなので未来の仲間にも知ってもらいたい!」という想いから、今回特別に2022年度の研修内容を公開することとなりました。

協力いただいたのは、一風堂のベテラン教育者で力の源カンパニーの新卒研修担当・人事の税所 篤義(さいしょ あつよし)さん。この記事は、新卒研修のようすを写真とともに、税所さんへのインタビュー形式でお届けします。

※研修内容は毎年同じではありません。今回の内容は一例となります。

_税所さん、よろしくお願いします!今年はどんなメンバーが入社しましたか?
税所:皆さん力の源の理念や事業内容に共感して入社を決意してくれました。もともと学生時代から一風堂で長くアルバイトをしていた方々、食に興味があって就活終了後3か月~6か月間の「内定者アルバイト」を始めたメンバー、一風堂での勤務経験まったくなしで入社の日を迎えた高卒者など、経歴も様々。こういう場合、入社時に同期メンバー間での店舗営業スキルに差があるのは当然ですが、全く気にしなくて大丈夫です。お互いに支え合い、それぞれ足りない部分を補い高め合うことができるように研修スケジュールを組んでいます。

因みに「内定者アルバイト」は必須ではありません。内定通知以降、自ら希望した方々に、住んでいる場所の近くの店舗などでチャレンジしていただくことが多いです。

入社式のようす

_経験者も未経験者も一緒に学んでいくのですね!研修全体の流れを教えてください。

税所:いろいろなコンテンツを実施しましたが、ざっくりお伝えすると、以下のようなスケジュールです。

力の源カンパニー(一風堂)の新卒研修

_内容が盛りだくさんですね。ズバリ、今回の研修のメインテーマは何ですか?
税所:「主体性」を育てることです。座学のなかでも現場でも、自分の頭で考えて、自分からアウトプット(発言・行動)することを毎日意識してもらいました。私たちはスティーブン・R・コヴィー著『7つの習慣』にある考え方を大切にしています。その第1の習慣「主体的である」をこの研修のテーマに据えました。

『7つの習慣』における「主体性」とは

主体性(proactivity)とは、自発的に率先して行動することだけを意味するのではなく、「人間として、自分の人生の責任を引き受けること」も意味します。「主体的(proactive)である」ことの反対語は「反応的(reactive)である」こと。「反応的である」人とは、条件付けや状況に支配され、周りの物理的または社会的な環境に左右されやすい人です。例えば天気が悪いときや人間関係がうまくいかないときに精神状態が乱れ、自分をコントロールする力を失ってしまう人も反応的であると言えます。

『完訳 7つの習慣―人格主義の回復』
スティーブン・R. コヴィー (著), フランクリンコヴィージャパン (翻訳)
キングベアー出版(2016)
(上はp.101-102 をもとに作成、下はp.115をもとに作成)

税所:一風堂の創業者・河原成美(かわはら しげみ)自身も『7つの習慣』の考え方に共感し、この著書の内容を一風堂での働きかたに落とし込んだ「7つの習慣」と「一風堂」を著しました。環境に動かされる人間ではなく、自ら信念を持って行動できる人間になってほしい。そんな願いも込めて、新入社員全員に『「7つの習慣」と「一風堂」』をまず必ず読んでもらうようにしています。

『「7つの習慣」と「一風堂」』
河原 成美 (著), フランクリン・コヴィー・ジャパン (監修)
PHP研究所(2016)

座学研修も主体性重視

_入社後5日間の座学研修ではどんなことを学びますか?
税所:力の源の事業内容など会社を知ってもらうことに加え、お客様に喜んでもらうためのマインドづくりをします。「私たちはラーメンをつくっているのではない。ありがとうをつくっているんだ」「すべてはひとりのお客様と、一杯のラーメンからしか始まらない」という創業者の言葉など、一風堂が大切にしている想いや行動原理について意見交換をすることもあります。座学と言っても単に座ってレクチャーを受けるのみにとどまらず、自分たちから主体的に手を挙げて号令をする、意見を述べる、質問をすることにチャレンジしてもらいました。

_賃貸アパートでの共同生活というのも、研修のポイントですか?
税所:はい。2~3人で一部屋なのですが、一番の目的は同期メンバー内での信頼を高めることです。アンテナが育つ大切な時期ですから、研修前後でも意見交換をして、いろんなアイデアを吸収してほしい。同期メンバーの絆を深め、バラバラの場所に行ってからも連絡を取り合える関係になれば、何年経ってもお互い心の支えになると思います。

創業者・河原成美との座談会

_創業者と新卒メンバーで話をする機会もあったのですね。
税所:はい。河原社長は「人は誰しも、人生の主人公である」「誰かの真似事ではない、フルオリジナルの人生を歩んでほしい」という考え方をもとに、すべての社員ひとりひとりの人生のあゆみをヒアリングしています。今回の座談会でも新卒メンバーがひとりずつ、自分の生い立ちについて、学生時代のこと、今後の目標・夢について語りました。河原社長からの言葉もいただいて、大変おおきなモチベーションに繋がったと思います。

いざ!店舗研修

_今回の研修の目玉である「店舗研修」について教えてください。
税所:実際現場に出てみると、座学で得た知識やマインドが思うように発揮できないという、理想と現実のギャップを必ず経験します。思い通りにいかない葛藤を感じながらも解決策を自ら考えだして試行錯誤してほしいということで、店舗研修の期間は約1か月程度と長めにとりました。個性的な店長・スタッフさんとたくさん出会い、よいところを吸収できるよう、食材の製造工場や一風堂以外のブランドを含む多様な現場に訪れてもらいました。GW期間中も各店舗で、繁忙期の一風堂のようすを身に染みて体感できたと思います。

新店「一風堂 SMARK伊勢崎店」の長蛇の列!
GW中には一部新卒メンバーがヘルプで駆けつけました

税所:今回の研修でひとつのゴールとして設定したのが、5月10日に「一風堂 東京ドームシティ ラクーア店」で行った新卒メンバーのみでの営業です。この日に向けてそれぞれの現場で営業スキルやマインドを仕上げていくよう、モチベーションも感じていただけたと思います。

5月10日、新卒だけで一風堂を営業!

一風堂 東京ドームシティ ラクーア店

_この日を迎えたとき、税所さんはどんな気持ちでしたか?
税所:正直、不安で不安で仕方なかったです。一定期間現場で経験を積んだとはいえ、ひとつの店を任せられるというのはほんとうに責任が重大。なにかトラブルがあったらどうしよう、お客様に迷惑がかからないようにせねばと、ヒヤヒヤしていました。お客様には、研修中であることや、新卒メンバーのみでの営業であることは全く関係ありません。ひとりひとりがプロである高い意識を持ち、緊張感をもって挑むよう、朝礼で伝えました。

新卒メンバーが自分たちで決めた、この日の目標
・フレッシュで元気で活気のある雰囲気をつくること
・お互いが声を掛け合ってミスのないようにコミュニケーションをしっかり取ること
・ランチの4時間でお客様200名を達成すること

「オープンします!」
開店まもなく行列が!
「麺、あがります!」
「○○さん、ラーメンお願いします!」
名前を呼び合って連携し、新卒らしいフレッシュな雰囲気で営業
浅草橋オフィスのサポート部(本部)メンバーたちも
お客さんとして駆けつけました

途中ミスが発生した時は、すかさず税所さんや営業ベテランのメンバーがサポートしました。

15時、ランチ営業が終了。
客数は205名様!ギリギリ目標達成です。
たくさんのご来店、ありがとうございました!

怒涛の一日を終えて

Mさん
自信がないポジションに挑戦しましたが、ミスが続き、後半は元気に営業できなかったことが心残りです。自分のことで精一杯で、顔を上げて周りの状況、お客様の様子をあまり見られず、税所さんたちに助けられてばかりで。悔しい気持ちをバネにして、今後も努力して成長して、またリベンジしたいです。

Nさん
チームでの連携の難しさを実感しました。自分は自分の仕事をしていればいいと慢心せずに、メンバーでもっと声を掛け合えば、ミスを引っ張らずにお互いフォローをできたはず。反省点は色々ありますが、働いているみんなを見ていてそれぞれの目標や熱意を感じられたのはよかったです。次このメンバーで営業をするときは店長としてみんなを引っ張っていきたいです。

Sさん
ひとりカッコイイ人がいる店が「良い店」なのではなく、チームとしてカッコイイ店が「良い店」なのだと思うようになりました。頑固で自信過剰なところがあった自分を、メンバーや人事の皆さん・現場の方々と過ごした時間が変えてくれました。有限な時間のなかで今何をすべきなのかを日々考えながら、自分から主体的にチャンスをつかんでいきたいです。

_一部思い通りにいかず悔しい気持ちを感じながらも、皆さん前向きなコメントを残してくれましたね。
税所:営業自体は僕たちが必要に応じてサポートに入ったので実質「新卒のみ」での営業とはいかず、悔しい部分もあったかもしれません。でも、自分から考えて行動すること、他者や状況のせいにするのではなく自分が変わろうという気持ちを持つことを、皆さん徹底できていました。この研修全体を通して新卒メンバーの全員が、それぞれの個性を伸ばしながら「主体性」を少しずつ習得できたと思います。
この日で、新卒研修は一区切り。9月末までは関東や福岡の仮配属店舗でスキルアップをし、10月には本配属へと進んでいきます。もちろんまだまだ一人前ではないけれど、4月1日の時点では少々学生らしさが残っていた皆さんがひとりの社会人として成長していく瞬間に立ち合うことができて、大変嬉しく思います。

「仮配属先でも頑張ってください!」by人事グループリーダー

税所:力の源カンパニーも、まだまだ発展途上。これから出会う若いチカラたちにも、一緒に更に良い会社に育て上げてもらう必要があります。そのために、会社の未来を自分ごととして考えて主体的に行動できる人材を育てたい。この信念を大切に、来年以降の新卒研修も有意義なものになるよう、愛と熱意をもって新しい仲間を迎える準備をすすめていきます。

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