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ひとりごと

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君は美しい

君は美しい

どうして君はそんなにも表情豊かなんだい?

人に構うことなく
泣いたり
笑ったり
怒ったり
君の頭の中はどうなっているんだろう
僕には全くわからないんだ
ただわかることは君はとても美しいってこと

僕は君に釘付けなんだ
どうしたらもっと君のことを知ることができるだろう
僕はもっと君のことを知りたいんだ

         ⌘

あの日君は
無邪気に笑いながら捕まえてごらんっていうから
僕は君を追い

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そばかす

そばかす

そばかすが増えた。

いつの間にか。
いや、着々と増えていたのだろう。
小さな変化は目に見えない物で、
ある時あっ…と気が付く瞬間がやってくるのだ。

まじまじと鏡越しに自分の顔を見、
手元を見れば細かなシワが時の流れを
つまりは老いを感じさせる。

”老い”という響きは何故か悲しい。
”シミ、シワ”という音は醜いと脳内で変換される。
だが現代ではお金さえ許せば、最も簡単に解消される悩みとなった。

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ナイフ

ナイフ

あなたのナイフはどんなナイフ?

私のナイフはおままごとの包丁だといいな…

歯がボロボロでなかなか切れないナイフも

スパッと切れる切れ味のいいナイフもいらない。

おままごとの包丁がいいんだ。

取っ手がピンクでプラスチックの切れないやつ。

マジックテープでくっ付いてる人参しかきれないやつ。

でも... きっと違う。

自分の手元が見えてる時はおままごとのでも、

見えてない時は切れ味のい

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忘却

忘却

どうして人は忘れちゃいけない・忘れたくない出来事や感情、想いを

知らずの間にどこかへやってしまうんだろう。

とってもとっても大切な事だったのに…だんだんと色褪せて行く様に…

All grown-ups were once children…

but only few of them remember it



そして何かの拍子に蘇ることもあれば、

全く香りすら感じないくらいに覚えてい

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