デブにより失明しかける～デブにまつわる怖い話～

先日の土曜夜から日曜日。
右目の下半分に黒い影が現れた。
正確には見えにくくなるシルエット。
白い壁では緑色に見え、テレビの白い文字が黒く塗りつぶされ、その周りの映像はネガのように反転。パソコンのモニターでは黒い文字が反転したりグレーになったり・・・・・

とにかくちゃんと見えない。

次の平日の月曜、早速眼科へ。

そして衝撃の事実。

右目の傷跡？もさることながら、左目の外縁部に血管の破裂跡・・・

眼科からコピープリントして頂いた画像(右目の見えなくなった箇所は今は見えている)

右目の見えない部分はこの時すでに見えるようになっていたが、左目の方がヤバかった・・・・・

こういうのを不幸中の幸いと言うのだろうか？

眼科医によると血糖値が高いか、高血圧による破裂だと言う。
高血圧体質はこういう細くて弱い血管が破裂して行く。
また血糖値が高いと血管内に高い糖分により結晶が生じ、それが血流を阻害した結果、血管が破裂する。

書いていて非常に怖いのだが、現に自分の身体に起こった事。
人間の身体はこうして壊れていく・・・・

高血圧に関しては実に思い当たる節がある。
2年前の会社の健康診断の時、高血圧症の疑いがあると診断された。
今後、長期に渡り体重が落ちない場合は減圧薬を投与するしかないと。
減圧薬とは文字通り血圧を下げる薬だ。
それぐらいヤバかったのだ。

医者は知っていた。
このままだと失明か脳出血の恐れがあると。
それが心臓なら即死だ。

いずれにせよバッドエンド。

片目が見えなくなるだけでもショックなのに即死とは・・・

二年前に体重を落とすよう言われてから全く落ちず、今年に入って100キロに突入。

破裂しない理由がない。

偶然か神の加護か解らないが、夏から「あすけんダイエット」を始めた。
これが功を奏し、10数年叶わなかった80キロ台に突入。

だが破裂した。減量が進んでいる最中に破裂である・・・・・

思い当たるのは糞詰まりで死ぬかと思った時。
排便時にいきんだ時、破裂したと考えられる。
かくいう私の近親者も排便で死んだ。
元々肥満体質で色々な合併症を起こしており、そんな中での死だった。

排便でいきむというのは生物にとって非常に危険な状況だ。
しかしあの時は指で掻き出すぐらい詰まっていたので、酸欠になるぐらいいきむ必要があったのだ。

今回の件で、「デブ」「高血圧」「便秘」は即死と直結する事が分った。
「あすけん」のおかげで目標値85キロに到達した後も、ダイエットを続けるべきだろう。

70キロとまでは行かないが80キロ前半まで落とせれば血管破裂のリスクが激減すると思う。

この恐ろしい体験がみんなに広まり、デブによる死亡リスクが減ることを切に願う・・・