イノシシ

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記事一覧

キングならこれ、「刑務所のリタ・ヘイワーズ」

こんにちは。イノシシです。 スティーブン・キングが大好きです。一番好きなのは「刑務所のリタ・ヘイワース」。中編小説集の中の一遍。 たしか、「ゴールデンボーイ」っ…

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2年前

笠井潔になんで出会ったんだ?

こんにちは、イノシシです。 好きになると相当しつこい性分です。十代のころから好きな作家さんに笠井潔さんがいます。 この方の代表作 矢吹駆シリーズにはまって、もう…

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2年前
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〝It〟(それ)と呼ばれた子

こんにちは、イノシシです。 『〝It〟(それ)と呼ばれた子』シリーズ。 デイヴ・ペルザー著 ヴィレッジブックス 昔、ものすごく流行った本の紹介です。初めて、電車の…

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2年前
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ゆるぎないものへのあこがれ「ナルニア国物語」

こんにちは、イノシシです。子供のころに読んで、生涯に残る作品となった物語が、リニューアルして出版されました。 ナルニア国物語 角川つばさ新書 架空の世界へ、現世…

イノシシ
2年前

本ではないけれど「Candy Foxx」の物語

書籍好きで、読んだ本についてノートの記事を書いてきました。 が、今の時代の中で、ものすごく面白い物語を紡いでいるCandy Foxxのことを書きたくなったので。 Candy Fo…

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3年前
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居たい場所は「ドリトル先生シリーズ」の世界

こんにちは。イノシシと申します。 読んだもののことを徒然と書いています。 最近、コミュニケーション不全で、一般的な価値観を理解できない人のニュースが世間を駆け回…

イノシシ
3年前
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『お嬢様がいないところで』頑張った

こんにちは。イノシシと申します。 肩の力の抜けたものを読みたいと思いまして、 『お嬢様がいないところで』鳳乃一真著 ポルタ文庫 にチャレンジしたところ、あまりに…

イノシシ
3年前
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「進撃の巨人」近づくフィナーレ

こんばんは。四つ目の記事です。 イノシシです。独断と偏見のイノシシスコープで読んだ文字の本のことを書いてきましたが、ここで、箸休めです。 少年漫画の話題。 諌山…

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3年前
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森友学園問題の書籍

こんにちは。イノシシと申します。3回目の記事です。 読んだ書籍について、独断と偏見に満ちたイノシシスコープで感想を書かせていただいています。 森友学園をめぐる財…

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3年前
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活動家の雨宮処凛

2回目です。イノシシと申します。 あれやこれやと好きな活字のことを書いていきたいです。 で、 個人的に嫌いな雨宮処凛さんの 『相模原事件・裁判傍聴記』太田出版 …

イノシシ
3年前
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『空気を読む脳』これは迎合?

初めまして。 イノシシと申します。 かつて、椎名誠のエッセイで、活字がないとおかしくなってしまう男の話があり、 ものすごく共感しました。 本でなくてもいいのです…

イノシシ
3年前
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キングならこれ、「刑務所のリタ・ヘイワーズ」

キングならこれ、「刑務所のリタ・ヘイワーズ」

こんにちは。イノシシです。

スティーブン・キングが大好きです。一番好きなのは「刑務所のリタ・ヘイワース」。中編小説集の中の一遍。
たしか、「ゴールデンボーイ」って表題の中編集でした。ゴールデンボーイも秀逸で、心底、怖かったです。

「ゴールデンボーイ―恐怖の四季 」春夏編 (新潮文庫)

が、とにかく、
男性の友情物が好きなイノシシとしては、これです。
映画ももちろん見に行きましたよ。映画の邦題

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笠井潔になんで出会ったんだ?

笠井潔になんで出会ったんだ?

こんにちは、イノシシです。

好きになると相当しつこい性分です。十代のころから好きな作家さんに笠井潔さんがいます。
この方の代表作 矢吹駆シリーズにはまって、もう、40年くらい経ちます。
世間知らずな小僧だった私が、訳も分からないまま、意味不明だがなんかすごいという衝撃を受けた作品でした。
哲学思考と推理小説を並立させようという野心的な作品で、哲学的な部分はさっぱり理解できなかったのですが、世の中

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〝It〟(それ)と呼ばれた子

〝It〟(それ)と呼ばれた子

こんにちは、イノシシです。

『〝It〟(それ)と呼ばれた子』シリーズ。 デイヴ・ペルザー著 ヴィレッジブックス

昔、ものすごく流行った本の紹介です。初めて、電車のつり革広告でこの題名を見た時のことを覚えています。

なんとまあ、衝撃的な題名と、いたいけなおさなごのうすい色合いの写真の対比が衝撃的でした。

それでも、流行りものなんでしょうと、あまのじゃくのイノシシはしばらくスルーしていました。

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ゆるぎないものへのあこがれ「ナルニア国物語」

ゆるぎないものへのあこがれ「ナルニア国物語」

こんにちは、イノシシです。子供のころに読んで、生涯に残る作品となった物語が、リニューアルして出版されました。

ナルニア国物語 角川つばさ新書

架空の世界へ、現世の子供たちが迷い込み冒険をする物語です。ナルニア国の始まりから終わりまでを描く壮大なストーリー。

映画にもなりましたが、興行収入に恵まれなかったのかシリーズ完結まではいかなかったのは残念でした。

当時にしては、ライオンのCG表現が圧

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本ではないけれど「Candy Foxx」の物語

書籍好きで、読んだ本についてノートの記事を書いてきました。

が、今の時代の中で、ものすごく面白い物語を紡いでいるCandy Foxxのことを書きたくなったので。

Candy FoxxはDJ集団で、YouTubeにて動画を配信しています。一応、ミュージックビデオの体裁なのですが、映像も歌詞も意味不明の摩訶不思議な作品になっています。

今のところ、三作品まであるのですが、これが、すべて、繋がって

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居たい場所は「ドリトル先生シリーズ」の世界

こんにちは。イノシシと申します。

読んだもののことを徒然と書いています。

最近、コミュニケーション不全で、一般的な価値観を理解できない人のニュースが世間を駆け回っています。

格安航空会社ピーチでマスク拒否をした男性のことでネットが盛り上がった。マスクを拒否したことより、マスクを拒否するなら丁寧にその理由を説明するなり、代替案を受け入れるなりすればいいものを、それも断固拒否して常軌を逸した攻撃

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『お嬢様がいないところで』頑張った

こんにちは。イノシシと申します。

肩の力の抜けたものを読みたいと思いまして、

『お嬢様がいないところで』鳳乃一真著 ポルタ文庫

にチャレンジしたところ、あまりにも、のめりこめなくて、投げだしたい気持ちと闘うのに大変苦労いたしました。頑張った。読みとおした自分を褒めよう。

これは、大財閥のお嬢様にお仕えする3人の使用人男性の日々の様子を描いた平凡な物語だそうです。少女漫画の執事モノが人気らし

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「進撃の巨人」近づくフィナーレ

「進撃の巨人」近づくフィナーレ

こんばんは。四つ目の記事です。

イノシシです。独断と偏見のイノシシスコープで読んだ文字の本のことを書いてきましたが、ここで、箸休めです。

少年漫画の話題。

諌山創 「進撃の巨人」講談社

というか、なにせ、イノシシスコープを通すので、箸休めにもならないかもしれませんが。かつて、一世を風靡した少年漫画です。もう、十年くらい連載が続いています。

コロナ自粛の初期に、「進撃の巨人」一気読み。など

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森友学園問題の書籍

こんにちは。イノシシと申します。3回目の記事です。

読んだ書籍について、独断と偏見に満ちたイノシシスコープで感想を書かせていただいています。

森友学園をめぐる財務省の公文書改ざん事件に関わり、残念ながら自ら命を絶った近畿財務局職員・赤木俊夫さんというかたがいらっしゃいました。

その妻、赤木雅子さんの書籍

『私は真実が知りたい 夫が遺書で告発「森友」改ざんはなぜ?』文藝春秋発行

森友事件の

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活動家の雨宮処凛

2回目です。イノシシと申します。

あれやこれやと好きな活字のことを書いていきたいです。

で、

個人的に嫌いな雨宮処凛さんの

『相模原事件・裁判傍聴記』太田出版

を読んだ感想です。

感覚的には、雨宮さんのバランスの悪さが、危うくて、怖くて嫌いです。10代の少女のままの柔らかな感性を抱え続けている感じ。

これほど頭の良い方がなぜ、もう少し救いのある生き方を出来ないのかな。少女の感性など捨

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『空気を読む脳』これは迎合?

初めまして。

イノシシと申します。

かつて、椎名誠のエッセイで、活字がないとおかしくなってしまう男の話があり、

ものすごく共感しました。

本でなくてもいいのです。活字情報が好きでたまりません。

noteで何か書きたいけれど、何を書こうか迷った結果、

やはり活字に関することだなあと。

ちなみに、独断と偏見に満ちた、意見で書かせていただきます。違う意見もあるでしょうが、イノシシスコープで

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