ひでみ

生まれも育ちも宝塚。14歳から性的霊障が始まり、18歳で実際に性犯罪に巻き込まれてしま…

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生まれも育ちも宝塚。14歳から性的霊障が始まり、18歳で実際に性犯罪に巻き込まれてしまう。スピリチュアリティとセクシュアリティが探究テーマ。臨床スピリチュアルケア師。

最近の記事

天晴だった両親の他界

両親とのお別れは、私の最も心温まる、パワーが漲る楽しい思い出の一つです。 2017年12月1日から、母の亡くなる前日の2018年12月22日まで、卵巣がんの母を実家で寝泊まりしながら介護していました。 椎間板ヘルニアで足腰が弱った父は、母が最初の癌・悪性リンパ腫の手術をする必要が出てきた2014年秋から、市内の介護施設に入居していました。 母はおそらく12月24日に生まれたのに、出生届は父の誕生日と同じ3月15日。戦禍で役所が閉鎖されていた時期でもあったらしく、僅かな罰

    • 自分の仕事が形になった喜び

      この二十数年ほど、何をやっても「自分の仕事ができてない」感がつきまとってた 見渡しても、世間には見当たらず、 自分で自分の仕事をつくっていかなきゃならないんだなと 自覚してからも、 形にするのが難しくて、 いろんなハードル、物理的ハードル、心理的ハードルが、 次々と押し寄せて来て(勝手にそう感じていただけだけど) 奮起しては、へこたれて 奮起しては、諦めて そんな状態が続き… いよいよ後がなくなってきた感じがして 奮起して、 勇気を振り絞ってやったら 友だちが応援してくれ

      • 昔の映画『哀しみのベラドンナ』

        仕事の関係で、虫プロダクションの成人アニメ映画『哀しみのベラドンナ』を観た。 絵や動きは官能的で美しいが、ストーリーは酷い。なぜこんな救われない話を題材に選んだのかと思うほど、持って行き場のないやるせなさが募っていく。が、こんなストーリーでなければ、こんな芸術的な表現には行き着かなかったかもなぁ〜…とも思えて、あの救われないストーリーあってこその映画なんだろうと思うしかない。 さて、この映画のレイプシーンにも、違和感ありあり。村の娘が土地の支配者(肉体を持つ人)にレイプさ

        • 洗脳

          一時期、事務手伝いに行っていた精神科専門の訪問看護ステーションに、料金を支払いに来られたらしき50前後の女の患者さん、エレベーターで一緒になったが、おどおどして、人と目も合わせられないご様子… 同居のお母様が急遽、施設に入居されることになり、突如、一人暮らしをせねばならなくなった。子どもの頃から「あんたは頭がおかしい」「能力がない」などと言われ続け、学校卒業後は母親を通して僅かに社会とつながってきただけ…ずっと引きこもって、母親の傘の下で、生きてこられた。役所に行くなど、簡単

        天晴だった両親の他界

          映画『エンティティ』の違和感

          映画『エンティティ』は、心霊現象をありのまま表しているとは言い難い。 まず一つは、幽霊のレイプは、ソフトで静かで、得も言われぬ快感が伴い、痛みはない。そもそも、霊的な痛みは存在しない。あるのは、重さ(圧)と苦しさだけ。苦しさは、息ができがない、酸素が足りない苦しさ。 重さ、風圧、肌触りなどを感じる触覚はある。肌触りがあるのに、痛みはないのは、考えてみれば不思議。 視覚と聴覚は、あるが、少し違う。第三の目で見ていて、聞こえても、鼓膜は震えていないと思う。それなのに、見えて、聞

          映画『エンティティ』の違和感

          昔の映画『エンティティ』

          40年以上前に日本でも公開された映画『エンティティ』を観た。米国で幽霊にレイプされた女性の実話が元になっているらしく、私の体験談を聞いた友人が教えてくれた。1981年公開当時はあまり流行らなかったらしく、ネット配信もされてないので、中古のDVDを取り寄せた。どうせ、何もわからない人たちがつくったんだろうから、描写が嘘くさいんだろうなぁと思ったら、その通りだった。モデルになったご本人にここは違うんじゃない? ちょっと酷過ぎない? と聞いてみたい気もするが、それはさておき、彼女を

          昔の映画『エンティティ』

          わかりにくい「生きづらさ」

          ここ数年、「生きづらさを抱える」という表現をよく見聞きするようになりました。多くの人が、なんらかの「生きづらさ」を感じている、あるいは、一時期でも感じたことがあるのではないでしょうか。 私の場合は、中学生の頃から何度も霊にセックスを強要され、安眠できず、自分の身体なのに、女性器の辺りだけ、この世に属さず、あの世に持っていかれているような感覚を持って、生きてきたこと。そして、それを誰にも相談できない、誰にもわかってもらえない、同じ体験をした人を他に知らない、自分独りきりである

          わかりにくい「生きづらさ」

          セクシャリティ

          先日、「妖怪とジェンダー」というタイトルのオンライン講座に参加しました。女性も男性も、古くから「蛇」に喩えられてきたようでした。 確かに男性器が入ってくる感覚は、細い蛇のような感じです。細い紐のようなものが、スルスルと入って来て、スルスルと抜けていき、接触面に快感をもたらします。 一方で、女性的な霊は、膝枕で、髪をやさしく撫でてくれます。実際に感覚として感じるのは、膝枕をしてくれる太く温かい膝のような部分と、繊細でやさしく髪を撫でて癒やしてくれる、やわらかい手のような細い

          セクシャリティ

          松長猊下とお陽さまと、ありがとうおじさん

          肉体を持った男性との経験は少なく、片手で済んでしまいますが、相手が霊となると、ひょっとしたら3桁になってしまうかもしれません。 高野山大学スピリチュアルケアコースを修了して何年か経ち、秋に、大好きな松長猊下に栗おこわを炊いてお持ちしたことがありました。 思い切って私の霊障をお話ししたら、 「先にあなたの中に、その体験の元になるものあったんでしょうね。そうでなければ、何も起こりませんからね」と仰いました。因果のことです。 「真言宗は、性欲を否定しませんよね?」と念のためお

          松長猊下とお陽さまと、ありがとうおじさん

          「いのち紀」のはじまり

          2018年3月はじめ、三重県の椿大神社で行われた「地球への祈りの集い」で、小林芙蓉先生の揮毫がありました。陶彩画家の草場先生や不食の秋山先生、細野晴臣さんもお越しになっていました。終わってから本殿を参拝し、「地球のために、これから先、なにをやっていけばいいか、教えてください!」と真剣にお祈りしました。 帰り際、携帯に着信が入っていたので、かけ直すと、たまたま手が当たってかかってきただけだったことがわかり、笑いながら雑談をして切りました。電話の主は、いなふくクリニック大阪治療会

          「いのち紀」のはじまり

          いなふく先生の見る見る瞑想

          初めていなふく先生のところへ行った時、私は父への恨みを持っていました。父のせいで、痴漢に遭っても、男性から迫られても拒否できず、体調を崩して苦しんできたことや、お風呂屋さんでの一件も忘れていなかったからです。 いなふく先生は最初に、問診とオーリングテストで、両親のどちらつながりの子かを見ます。父か母か、どちらか一方とのつながりでこの世に生を受けるらしく、私は「父つながり」でした。言われなくてもわかっていました。先生に「父を恨んでいる」とは言いましたが、先生はこちらから積極的

          いなふく先生の見る見る瞑想

          トラウマ治療

          トラウマ治療には、目の動きが重要な役割を果たします。EMDR、ブレインスポッティング、いなふく先生の見る見る瞑想…。すべて目の動きによってショックで凝り固まったエネルギーを解放するようです。 2016年のクリスマス、東京で行われたブレインスポッティングの研修会に参加した時のことです。講師によるデモセッションの後、二人ペアになって練習する際、思い切って18歳の時の性犯罪被害を取り扱ってもらうことにしました。このような練習では、親に叱られたとか、犬に吠えられた程度の、もっと軽い

          トラウマ治療

          不純異性交遊から、性犯罪被害者へ

          このことを明かすのはたいへん勇気のいることなのですが、中学時代の初体験についてもこの際、打ち明けてしまおうと思います。私の意図は、同じように悩んでいる人のお役に立てればいいな、という思いからです。 14歳から既に何度も霊と交わっていた私は、お臍から太ももまでの下半身だけは、自分のコントロール下になく、あの世に持っていかれているような感じが常にありました。この世に確かに生を受けて、生きているのに、自分はこの世に生きている人たちと完全な仲間ではない、どこにも自分の理解者はいない

          不純異性交遊から、性犯罪被害者へ

          怖い心霊体験

          心霊体験は人それぞれですが、私の場合は完全に覚醒している時はあまり見たり感じたりはなくて、さぁ寝ようと横たわった瞬間に、はっきり見えたり感じたりします。金縛りに遭い、振り解く時は、霊との無言の格闘なので、「気合い」で勝負がつきます。間近で向き合うと、この気合は相手に気迫として伝わるみたいで、一度、生身の男性に密室で口説かれたとき、この気合いで乗り切ったことがあります。この先、何かあっても、気合いで負けることはないんじゃないかなぁと思っています。それぐらい、修羅場をくぐりぬけて

          怖い心霊体験

          霊との交わり

          中学2年になったばかりのある日の夜中、千吉神社の方向に現れたまばゆい光で目が覚めました。太陽が昇ったのかと思うぐらいの明るさでした。しばらく見入って、また寝てしまったのですが、それから数日して、霊障が始まりました。 毎夜、男の霊が覆いかぶさって来て、身体をまさぐります。抵抗しても抵抗しても、また覆いかぶさって来て、朝まで眠りに落ちては起こされ、まさぐられて、毎夜のように霊たちと格闘し続け、私には安眠はありませんでした。誰にも言えず、毎朝、眠くてフラフラでしたが、独りで耐えて

          霊との交わり

          父とのこと

          実の父とのことを書いてみたいと思います。 小学校2年の時、父とお風呂に入っていた時のことです。 「ちょっと来てみろ」と言われ、近づいていくと乳首を触られ「ふーん、まだか…」と言われたことがあります。「何がまだなの?この人は何を考えているの?まだってことは、どうなることを待っているの?」と思って、ゾッとしました。それ以来、父に不信感を持つようになりました。同じ布団には寝なかったし、お風呂にも二度と入りませんでした。母にも何も言いませんでした。 のちに心理系のセッションで、

          父とのこと