映画『エンティティ』の違和感

映画『エンティティ』は、心霊現象をありのまま表しているとは言い難い。

まず一つは、幽霊のレイプは、ソフトで静かで、得も言われぬ快感が伴い、痛みはない。そもそも、霊的な痛みは存在しない。あるのは、重さ(圧)と苦しさだけ。苦しさは、息ができがない、酸素が足りない苦しさ。
重さ、風圧、肌触りなどを感じる触覚はある。肌触りがあるのに、痛みはないのは、考えてみれば不思議。
視覚と聴覚は、あるが、少し違う。第三の目で見ていて、聞こえても、鼓膜は震えていないと思う。それなのに、見えて、聞こえる。
味覚と嗅覚は、ない。寒暖も、ないはず。人によっては、あるのかな?

霊は、肉体を持って生きている人間に比べると、さほど力はない。
強い精神力でもって立ち向かえば、勝てる。相当くたびれるけど、勝てる。
光には弱いので、明るくなれば、生きている側が断然有利。
霊に操られるのは、同調するものが、自分の中に在るとき。
自分を整えれば、霊は手出しできない。
ある種の御札は効果てきめん。呪文の効果は、疑問。お経などを心の中で唱えても、退散してはくれない。そもそも金縛りの最中は、声が出せないのだから、声が出せさえすれば、解けて、払い除けられる。お経は特に要らない。心の中で思うだけで効果のある呪文があったらいいのになぁ。
大蒜が効くかどうかは、知らない。

私は完全に覚醒している時は、霊を感知できない。静かに横たわると、途端に感じ始め、感じた瞬間、覆い被さられる。そうなると、解くのは一苦労。解いた後は、身体が怠い。一瞬でも早く関知して、覆い被さられないようにできないものか。今はほとんど遭わなくなってはきたものの、未だに時々は遭遇する。エンティティのモデルの人も、今でも時々、遭うようだ。
この体質、なんとかしたいよなぁ~




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