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【SMAP for Youth】 Day4 開催報告

みなさん、こんにちは!立命館アジア太平洋大学2回の関根由夏です。
今回、SMAP for Youthのファシリテータとして参加させていただいています。こちらのnoteではその様子を4本に渡って報告していきます。
今回は最終日Day4についてです。

SMAP for Youthとは?

Shiga-Michigan Assembly Project for Youthの略で、滋賀県で英語を学ぶ学生とミシガン州で日本語を学ぶ学生によるオンライン交流事業です。
グローバルマインドの醸成、コミュニケーション力の向上につながる実践の場を提供し、将来の姉妹県州・都市交流を担う人材を育成することを目的としています。

オープニング

最終プレゼンテーションを見ようと多くの方がZOOMに入って来てくださりました!

  • 滋賀県庁国際課課長 白井稔様

  • JTAM(ミシガン日本語教師会)会長 ローレン・ガズマン様

  • 在デトロイト日本国総領事館 西明絵理様

  • JCMU(ミシガン州立大学連合日本センター彦根)所長 ベン・マクラケン様

  • 滋賀県教育委員会高校教育課 木下雅仁様

  • 彦根東高校学校長 青山吉伸様

  • 守山高校学校長 杉原真也様

  • Troy/Athens高校校長 ラーラ・ディクソン様

などにお越しいただきました!

オープニングでは、Troy/Athens高校のディクソン校長と滋賀県庁の白井様からご挨拶・生徒への応援メッセージをいただき、DAY4はスタートを切りました。

発表

グループ1「Life below water 水生生物」

グループ1は、ゴール14を選びました。滋賀とミシガンの共通点である湖からトピックを広げ、水における環境問題について発表しました。今どのような問題が湖(水環境)にはあるのかを図を使って説明したり、滋賀とミシガンそれぞれが抱える問題についても発表していました。

発表の様子

具体的には、滋賀県はMLGsという琵琶湖における持続可能な目標を発表していますが、その認知度がまだまだ低いことをデータを使って発表していました。実際に起こっている深刻な問題に加えて、我々の水辺周辺の問題に対する認識についても危機感を改めて感じさせられました。

滋賀県の水生生物の問題
SDGs達成のために何ができるのか?

グループ2「Combating climate change in our daily lives」

 グループ2は、ゴール13を選択しました。全てのグループが発表する内容は同じですが、このグループは滋賀とミシガンの問題を地図やクイズを使っていたため、聞き手に分かりやすく発表できていたと思います!実際に最後のアワードの際にも、この点が評価されていました。

クイズを使ってわかりやすく説明していました

 気候変動がどのようなところに影響があるのか取り上げ、特に経済的な影響について多く発表していました。それらの影響が、最終的に自分たちの生活にも大きく関わってくることを強く説明したため、リサーチする前よりも気候変動という大きなテーマが自分ごと化できたのではないでしょうか。

滋賀県の問題点を図を使って表しています
SDGsのゴールだけでなく、ターゲットも絞って説明しています

グループ3「Climate Change」

 最後にグループ3もゴール13を選択し、気候変動についてプレゼンしました。スライドに両言語をしっかり入れていたことで反対言語を学んでいる学生に理解しやすい工夫がされていると思いました。

 このグループは私がファシリテーターとして担当させていただいていたのですが、初めはメンバーのみんなが「こんなに広いゴールをどうやって自分ごとにすればいいの?」と不安を抱いていましたが、最後のプレゼンテーションを見たら、その不安も消え、自分たちが気候変動のために出来ることを自ら考えられていたと思いました。

具体的な解決策が示されています
英語と日本語が両方あってわかりやすいスライドです

アンケート

全日程が終了後、受講生にアンケートを取りました。全体的には、このSMAP for Youthを通して環境問題を自分ごとに出来たことやチームと協力すること学ぶことができた・成長することができたという声が多数でした。イベントの感想も受講生に書いていただいたので、そのコメントを一部みなさんに共有します!

「普段勉強している日本語/英語で実際に議論することができて楽しかった!」
「難しいトピックではあったけれど、日本人/アメリカ人の同じ高校生と一緒に勉強する機会があって良かった!」
「ここで学んだことを活かして、大学でも勉強をしたい!」

高校生のみなさんがこのイベントをきっかけに自分の将来について考えるこや達成感を感じることができたのであれば、運営している私たちもとても嬉しいです!

クロージング

クロージングでは、在デトロイト日本国総領事館の西明様やミシガン州立大学連合日本センター彦根のベン所長にご挨拶をいただき、各校担当の先生方もここまで頑張ってきた高校生の皆さんにコメントをしてくださいました。

集合写真

最後は集合写真を撮って締めくくられました!
この素敵な笑顔が見られるのも最後だと思うと少し寂しいですね。

さいごに

最後までお読みいただきありがとうございました。

インパクトラボでは、高校生を対象としたオンラインゼミや教育プログラムの運営を行っております。気になる方はインパクトラボ公式HPをご覧ください。


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