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グローバルに活躍するには

「白人には白人の長所あり、東洋人には東洋人の長所あり、一を執って他を蔑し、一を羨んで他は絶望すべきにあらず」

おはようございます。今日の一言は南方熊楠。粘菌を中心に民俗学、宗教学など万学に通じて柳田國男に「日本人の可能性の極限」と言わしめた天才です。

破天荒な振る舞いの一方で、興味のあるものに没入しやすい性格で東大を中退。イギリスに留学します。世界的権威のネイチャーに論文約50本が掲載されました。帰国後は昭和天皇に御進講を依頼されました。

熊楠がここまで国際的な活躍ができたのは、秘密があります。

・両親が熊楠を異常者扱いして排斥しなかった

・日本古来の百科事典や古典の筆写

・自分の能力に自ら蓋をしなかった

これらが要因です。海外と渡り合うには日本人しかない武器を活用する事が最低限です。海外から流れてくるマインドだけうっすら身につけていては確固撃破されて終わりです。今まではそれにより死屍累々でした。

日本人は自らの能力に自分も周囲も蓋をしがちですが、それでは豊かになれません。

自由と豊かさは蓋を取った先にあります。

熊楠は現代なら発達障害の診断がおりていたかもしれず、本人は生きづらく感じる場面も多々あったと思います。

しかし、周囲が熊楠の能力に蓋をせず本人も誰かのようになろうという素振りを見せませんでした。これにより海外にも影響を与えるほどの活躍を見せました。

能力発達のタイミング、発達の仕方は多様です。一律に評価をすると可能性が生まれません。可能性が生まれないと全体に富や豊かさがもたらされません。

これに気づいた方は人生が変わるでしょう。

今日も良い一日を。
#マネジメント #才能 #ニューロダイバーシティ #天才 #能力開発 #伸ばす #日本人 #学力 #育児 #家庭

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