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(全文無料)1ヶ月、「毎日焼肉」食べてみたら、とんでもないことになってしまった実話 @ダイエット

問題です。
あなたの目の前に「焼肉500円お腹いっぱい券」があります。
チケットの名目の如く500円でハラミやロース、レバーなどがお腹いっぱい食べられるのですが、条件が一つだけあります。
それは「毎日、必ず焼肉を一食する」という条件です。

あなたはこの提案を歓迎しますか?それとも拒否しますか?

体は栄養で作られている。
一緒にこの答えを探していきましょう。
もちろん、答えは1通りではありません。
皆さんの状況に合わせて、皆さんが選ぶことが出来るようにならなければいけないと個人的に思います。


  • キッカケ

  • 実行する前に考えたこと

  • 実行する前に描いていた「1ヶ月後の自分」

  • 実際に実行していた時の心身の変化

  • 実際に終えて(総括・分析)

  • あなたへ


・キッカケ

執筆者IKKOはヨーロッパに少しの間滞在していたのですが、フランスのパリにいた時にふと感じてしまった。

「あれ、極端に太ってる人いなくない?」
「なんかパリジェンヌ、シュッとしてない?」

しばらく滞在していたIKKOにとっては、暮せば暮らすほどパリジェンヌの行動に何か特別な規範があるのではないかと気になった。
そして、何かしらに活かせるのではないかと考えた。

気になって仕方なかったので、以下の推測を行った。

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パリジェンヌが太っていない背景の推測

  1. 【街並みが太ることを許さない?(風景に対する順応)】

    古いマンションが並び、どこを撮っても絵になる街並みはさすが世界第一の観光客を蓄える大都市。(GDP貢献度4.6兆円)
    街並みで言ったら、お隣のドイツやイタリアも街並みが似ているがどうだろうか。。[特にドイツ]
    観光都市というバリューを見ても、2位の北京、3位のオーランド(USA)、4位の上海はどうだろうか。。

    この推測は弱いと判断した。

  2. 【関わる人々からの外的圧力が強いから?(関わる人々への順応)】

    所謂、周囲の監視が強いから、一種の脅迫観念で太れないのかもと考えたが、これは”直接的な意見を頻繁に言う”とされるステレオタイプ上ではあり得ると判断した。
    しかし、所属するコミュニティによって差があるはずと考え、この推測は主たる理由ではないと判断している。

  3. 【天候・気温に対しての結果なの?(環境への順応)】

    フランスは緯度で言えば、北海道稚内市(緯度45度)よりも上に位置する(緯度48度)
    北方先住民族は痩せていたと言われるが、近い緯度のロシアなどは寒さから身を守るために肥満率が高いと言われる。
    近い緯度でも、地域によって体型に差があることからこの推測は弱いと判断した。
    また天気の変化に関して、日本と同じく四季があり、降水量も劇的な変化が見られないことから日本と比較した場合に、日本には様々な体型の人がいることから、この推測を支持するものではないと判断した。

  4. 【交通機関が不便で、消費カロリーが多い移動手段が主流だから?(義務的な消費差分)】

    パリの交通機関は、時間通りに必ず来るとは限らないものの朝から夜遅くまで運行している。
    また、車内の治安に関しても概ね心配に至るものではない。
    電車移動が容易に可能な点は日本の都市部と同じで、この推測は弱いと判断。

  5. 【摂取カロリーが少ない文化だから?(義務的な摂取差分)】

    フランスの朝ごはん:「ジャムを塗ったトースト」「コーヒーorジュース」「ヨーグルト」=総じて軽めとなっている
    フランスの昼ごはん:ファストフードを選ぶ人もいれば、ブラッセリーやレストランでワインを片手にランチメニューを頼む人もいる=多種多様である
    フランスの夜ご飯:共働きが主流で、冷凍食品やバケットに合わせた一品料理で簡単に済ませるケースが多い。=質素
    →1日の合計摂取カロリーは少ないと推測できる

    また、味付けがかなり抑えられている(塩分量が少ない)ことと、野菜などは茹でて素材の味を活かす料理を基本とする。

    上記の推測から、⑤の摂取カロリーの違いが主な理由になっていて、それをサポートする形で②の周囲環境があるのではと考察した。
    ともなれば、「パリジェンヌ」の生活の知恵を活かしたいIKKOは、摂取カロリーの見直しに注目した。
    ///////////////////////////////////////////////////////////////

・実行する前に考えたこと

摂取カロリー、所謂「食生活」にヒントがありそうだと考えたIKKOは、実際に日本の食環境を鑑みた。
帰国して改めて思ったのは、以下の二つ

  • 炭水化物が安く手に入りすぎる
    そば:200-500円、おにぎり:100-400円、うどん:200-500円、パスタ:300-1,000円etc 
    → 外食で、「安くて、美味い」を謳う店はほとんど炭水化物でメニュー構成がなされている。

  • 味付けが濃い
    野菜を、素材のままの味で最後に食べたのはいつだろうか?
    とりわけ日本由来の調味料は塩分が多く入っている(醤油、味噌etc)

深刻な問題は、炭水化物が安価で手に入りすぎることである。
躊躇なく「白米(180g=茶碗中盛り)」を1食食べた場合、炭水化物としては66.8g。そのうち糖質としては64.1g。
3食で「白米(180g=茶碗中盛り)」を食べた場合はその3倍、カロリーは3食の白米だけで843kcalである。
IKKOの1日の基礎代謝が2100kcalであるから、たった1日総計で白米3杯食べただけでも40%のカロリーを占めるのである。

数字で考えると、ますます痺れるぜ!!!!

と考えたIKKOは、
食事のみでの「高タンパク・低炭水化物」に解を求めた。
そして、炭水化物の過剰な摂取は、余剰分が脂肪に変換されてしまうため夜の炭水化物は特段カットしていく方針を立てた。

「でも、タンパク質を多量に摂取するのって、サプリ使わないと費用かかるし、炭水化物はどうしても安価だから最終的に頼ってしまいそうだなぁ。。」
と思っていた矢先、一筋の光。

「焼肉ライク:焼肉フィットネス」 を見つけ出してしまった。

焼肉ライク:焼肉フィットネス

鶏胸肉やら、レバーやら、ハラミやらが月額料金で、さらに卵もサラダも食べ放題、ご飯は調整可能。。。
料金は毎日通えば、1食500円以下。。
なんてこった。
実は、Twitterで焼肉ライク社の代表有村氏がアンケートを取っていた段階からマークしていたが、まさかここでIKKOを助けてくれるとは。。
今まさに、IKKOが必要としていた最適解じゃないか。
この経験は絶対にBET !!

こうして一瞬の迷いもなく、IKKO焼肉ライフのゴングが鳴った。


・実行する前に描いていた「1ヶ月後の自分」

迷わず、これである。

IKKOはこのお方の名を知らないが、とりあえずこんなイメージ

誰かは知らないが、Pinterestがおすすめしてきたのでこんな端正な顔立ちのフレンチを想像しておいた。

・実際に実行していた時の心身の変化

焼肉ライクの神サブスクに助けられて、いざスタートした毎日焼肉実験。
開始前のIKKO自身の状況を整理しておくと、

  • 1日の運動量:多め

  • 炭水化物摂取量:現状では、特段制限なし

  • タンパク質摂取量:プロテイン等補助食品利用

  • 体重:83kg

  • 体脂肪率:12%

となっていて、前提条件としては

  • 基本的には夜ごはんを焼肉で固定する
    (→土日等外食になる場合は、1日の総体カロリーを勘案して昼ご飯として利用する)

ここからは、リアルタイムダイジェストでお届けしたい。

【1-6日目】
Pros
料理しなくていいの、最高
片付けしなくていいの、最高
・3つのメニューがあるから、意外と飽きない
・最初の頃は白米ないと物足りなかったけど、段々いらなくなってきた
・焼肉ライク自体が、駅近立地だから移動に時間かからないし感謝。
・店員さんの対応スピードが早くて驚き
・総じて、良く出来た経営戦略だなぁ(上からごめんなさい)
Cons
・なんか、胃のあたりがムカムカする?かも?(4日目あたりから)
・キムチはさすがに3回おかわりは、口が辛くなっちゃった
・ちょっと、サラダ足りないかもなぁ(ビタミン系足りてない)
・店員さんに顔覚えられて、「初めてですか?」って聞かれなくなるの地味に恥ずかしい
Topics
胃がムカムカするかもしれないと言うのは、結構大事な体からのシグナルだった。。

【7-13日目】
Pros
・体がシュッとしてきたかも
・あれ?顔も意外と良い感じかもしれない
・スープでお腹の傘増しが、結構効いている
・ハラミめっちゃうますぎ〜
・TKG作るの楽しい
Cons
・さすがに毎日決まった食事だときつい。。かも。。
・朝起きると、体がだるおも〜
・なんか、汗が臭くない?
・なんか、口臭大丈夫。。か?
・待って、うんちめっちゃ臭いんですけど!!
・なんかちょっと便秘気味できつい。。
・うんちが黒い。。
Topics
連続、10日あたりから確実に分かる体内の変化が始まった。

【14-20日目】
Pros
・調味料をいくつか配合してオリジナルソースを作り出す(ヘルシーなやつで)
・店員さんの顔パス着席を手に入れる
・焼肉の火加減と、肉の焼き方で旨く早く焼ける最適解を探し始める
・TKGには卵が2個必要であることを悟る
・TKGはニンニク少々+生醤油+少量のコチュジャン+少量の味噌+サラダに乗っているノリをまぶすのがBEST
Cons
・圧倒的に汗が臭い
・うんちが臭い
・胃がムカムカする〜
・ちょっと汗の量が増えた→もしかしたら筋肉量の増加で代謝が増えたから?
・おならすら臭くなってきた。。
・顔色ちょっと悪くないか?
・RUNがとにかく重い
・食欲がなくなってきた(多分、ほぼ同じメニューのローテーションだから)
Topics
QOL顕著に下がり中。。

【21-30日目】
Pros
特に新規追加はなし
Cons
・圧倒的な義務感
・リアルな身体への不安
・血色は確実に悪くなっている
・うんちは言わずもがな(臭い)
・公衆トイレに入るのを躊躇し始める
・便の色が黒すぎて、びっくりする
・便がバナナ型ではなく、丸いボール型に変化する
Topics
もう焼肉のトングを見るのすら、ストレスになってきた

・実際に終えて (総括・分析)

とにかく、体内での変化が凄まじく起こって内心焦った。
1周目などは良い変化が優勢で期待が持てたが、2週目あたりから悪い変化が顕著に目立つようになっていった。
上記のダイジェストにまとめがあるように、ストレス度合いもどんどん高くなり生活に支障が出始めていたため、毎日焼肉を食べて生活をするという行為は短期的に見れば耐えることは可能であるが、長期的には耐えられないという結論に至った。
この「毎日」というのが、今回の結果に繋がった主な要因となっていて、恐らく体内の消化処理機能が徐々に低下していったものと思われる。
とりわけ、毎日少量でも鶏肉を食するフィジーカーもいることから、牛肉を毎日食べたことによる負担が大きかった可能性がある。
*焼肉サブスク自体は、顧客目線での費用対効果を考慮してもかなり有効に機能していた。)
そして、うんちの変化は焼肉生活を終えてから5日ほど続いた。

パリジェンヌの生活様式から推測した「食生活」に着目し、1日の摂取カロリーを全体的に下げながら炭水化物も制限していく方法は、結果として有効だったとみられる。
実際に、連日の焼肉で顔色や腸内環境は悪化したものの、顔のシャープさ等、数字としても以下結果になっている。

  • 1日の運動量:多め

  • 炭水化物摂取量:制限あり(減少)

  • タンパク質摂取量:なし(プロテイン摂取もなし)

  • 体重:83→81.6kg

  • 体脂肪率:12→11.4%

・あなたへ

ここまで読んで頂いてありがとうございます。
実際に試してみると、このような結果に至りました。

炭水化物の削減と、他要素の増加によるダイエット効果はかなり見込めることが分かりましたが、その場合比較的信頼のおける食材をずっと使ってしまうということが起きると思います。

今回は体内排便の悪臭で、変化を察知することが出来ましたが、例えば異なる食材では知らぬうちに体内へのストレスが増加している可能性があります。

「最優先事項は、極端な偏りよりもバランスを取りながら減らしていく」ということが大変分かる結果になっていました。

そこで、もう一度ご質問します。

あなたの目の前に「焼肉500円お腹いっぱい券」があります。
チケットの名目の如く500円でハラミやロース、レバーなどがお腹いっぱい食べられるのですが、条件が一つだけあります。
それは「毎日、必ず焼肉を一食する」という条件です。

あなたはこの提案を歓迎しますか?それとも拒否しますか?

【もしこの記事が役に立てたならTIPSお待ちしてます!ありがとうございます✌︎】
*有料部分の設定はチップ用です。

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