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研究医 vs 臨床医

先日から、自分を知ることに本腰を入れている。

その一環として、「世界一やさしいやりたいことの見つけ方」を読んで、ワークに取り組んだ。

私は全然私を知らない。
自分を知るのは、想像以上に面白い。

そして、長所を見つけるワークの一つで、ストレングスファインダーを受けてみた。


なるほど、、調和性はよく分からんが、、学習、分析、目標、内省、達成、慎重、収集。。はは笑
めっちゃ私だ笑


これを受け、自己分析を進める中で、臨床か研究か。。最近よく悩んでいる。
だが、、私は、何かを発見したいのだろうか。。?

学ぶことと発見することは違う。

研究vs臨床

研究vs臨床 何をするのか。

研究は、一つのテーマについて、仮説を立てて、試して、なぜ失敗したのか、そこからわかることを考えて、また仮説を立てて。。
一生何もわからないかもしれない。たくさんの分からなかった、という発見をして終わるかもしれない。
仕事、という意味では、実験を記録して、論文にして、発表すること。
将来、同じような苦しみを抱える人に対処する。
一つの病気を深掘る。

臨床は、目の前の人を、正しく診断して、既知の情報から最適なものを選んで適用する。今わかっていることを学んで、取り入れて、選択、最大限利用して、目の前の問題に対処する。仕事は、目の前の問題の解決。
今、目の前で苦しんでいる患者さんの苦しみに対処する・
いろんな病気に対処する。

研究vs臨床 スタートを「学ぶ」だとして。

研究は、わかっていることを知ることで、わかっていないことを見つけて、「人類」の知識を増やすことが目的。

臨床は、わかっていることを知識として取りいれ、「自分」の知識を増やして、そこから最適な情報、方法を選んで、利用することが目的。

研究vs臨床 病人編💉

研究者の思考は、「なんでこの人は、こうなった?」
遺伝子、環境、それ以外、、未知の要因、原因、問題が起こった仕組みを考える。
時間はかかるが、根本原因や病態が明確になり、それによって、根本的治療や、そもそも新しい病気が見つかるかもしれない。

医師の思考は、「この人は何の病気だ?」
まず診断名を考える。
今ある病気のどれかに当てはまる、という前提のもと、今ある知識から選択し、治療を試みる。

研究vs臨床 川を泳ぐ魚編🐟

研究者の思考なら、、
この魚、どうやって泳げてるんだろう?
この魚、どこからきて、どうやって育つんだろ?何でここにいるんだ?
てかこれ、本当に魚か。。?

医師(臨床家)の思考なら、、
この魚食べられるかな?
食べ方にはどんなものがある?調理の仕方は?美味しいのかな?
どうやって魚釣ろうかな。。?

研究vs臨床 薬編💊

研究者の思考は。。
何で効くんだろう?
化学式は?
配合は?
どういう仕組みで、体内で何に働きかけて、どのように働くのか?(薬物動態など)

医師の思考は。。
何の病気に効くのか?
効果、効能、その強さは?
副作用は?
予防効果は?
どのくらいで効くのか?



まとめ

研究と臨床は全然違う。。
私は、何かを発見したいのか・・?
違う。
私は、何かを発見したいというより、まだ自分が知らないことを知れるなら、なんでもいい。
それが、既知だろうが未知の知識だろうが、あまりそこは重要ではない。
自分だけがそれを知っているか、ちょっとの人だけ知っているか、みんなもそれを知っているか、そんなことはどうでもいい。
つまるところ、私は、まぁまぁな自己完結人間なのかもしれない。
世界にとって新しいことを発見、というより、、自分にとって、新しいことを発見して、知って、学ぶこと自体、考えること自体が、私が好きなことで、それが私の才能なんだ。
まぁ、その学んだことを、使えて、人がそれで喜ぶなら、それが、仕事につながるのかな。


私がやりたいことは、臨床医だと、思った。

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