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記事一覧
怪物(麦野くんの隣の席の女の子)
是枝裕和監督と坂元裕二さんによる脚本という夢のようなコラボレーションが大きな話題となっている映画『怪物』。
小学生3年生でドラマ倶楽部に入部した頃からこのお二人の手がけた作品に育てられたといっても過言ではない私は、大好きな人たちの作品を楽しみに、嬉々とした足取りで映画館へ向かい、出ていく時にはズタボロの心を引きずりながら劇場を後にした。
感情を消化するにはエンドロールが短すぎて、立ち上がりたくな
全力で好きをおくる人たちと誰かの推しでいる人たちへ愛をこめて
ここを読みにきてくれた人たちの中に“推し疲れ”をしたことがある人はいるだろうか?
昨今、コンサートなどで直接会える機会はなく、活動休止の発表やどんどん出てくるネガティブな話題、それにも関わらず毎日のように大量に投下されるコンテンツに疲れる人が増えてきているらしい。
しかしながらその記事に名指しされていた私の推しグループの“活動休止の発表”という言葉はファンからしたら周知の間違ったニュースだったし
アイドルと日々 (Yet To Come)
私たちのチャプター1 が終わる。
いつかは来ると思っていた。その足音をずっとずっと感じていたはずなのに、それはまるで突然のようにすぐ目の前に来ていた。
私たちの大好きな人が話していた。
みんなに辛い思いをしないでほしい。僕たちがいつ終わるかも分からないし、いつ死ぬかも分からないけれど、その時まで本当に幸せだったらいい、と。
本当にその通りだ。
怪我をしないで、風邪をひかないで、いつも穏やかで幸
斜めから恋をしている人たちへ 3
私たちは“相手の言葉を理解しないまま自分の言いたいことばかりを話している”
最近観た映画にこんなセリフがあった。
相手の意思を汲み取ることはなく、相手の言葉は自分が話したいことを話すきっかけにしかすぎない。
私たちはいつでも自分が聞きたい言葉だけを聞いて、見たいものだけを見て、本当のことを知ろうともしない。
いつも自分の為に生きて、自分の思い通りに物事を捻じ曲げて、捻じ曲げたことを指摘されたらも
わたしのすきなひと 6 (ゆんぎ編)
ミンユンギ(30)
この字面だけで溜息が出てくる。
正確にはまだ29歳だけど韓国では、ついに30歳になってしまった。
「ミンユンギ・35歳」はもっと最高な気がするし、「ミンユンギ・42歳」という響きは素敵すぎて涙が出てくる。
当の本人は配信中ファンに歳を取っても若く見えるといわれ「まだ歳は取ってないです」と答えていた。
彼にとって30歳はまだ若くて“何だって出来る年齢”だそうだ。
ゆんぎの基準
Hello,HOPE WORLD (2.5)
2022年2月18日。
最近のホソクくんはインスタに住んでいる。
四六時中推しのことを考えているはずのアミたちよりも、誰よりも早くメンバーたちの投稿にいいねをして、マメにコメントをし、メンバーに“インスタに住んでいる”と言われている。
誰よりも早いバースデープレゼントをジンくんにもらったことを嬉しそうにインスタにUPするホソクくんも、何やら全体のレイアウトにこだわりを見せて何かを完成させようと人知
夜が明ける(感想文)
この本は危険だ。
私は西加奈子さんのエッセイや『円卓』のような、すごく笑えてどこか温かいお話が大好きで、『きいろいゾウ』を何度も読み返しているし、『漁港の肉子ちゃん』や『サラバ』といった、みんなの中の“西加奈子といえばコレ!”みたいな物語ももれなく好きだ。
だから、よく見ないで気軽に二千円という対価を悩むことなく払い、連休の楽しみにぬくぬくとあたためて嬉々としてページをめくった。
読み始めてす
推しがブームになった話
推しがブームになった。
インディーズ時代から応援していたバンドが売れた、ジュニアの頃から追っていた推しがデビューして…とか、まだ世間に発見される前から応援してきた推しが“売れる”という経験をしたことのある人はきっと一定数いるだろう。
推しに人気者になってほしいからたくさんCDやコンテンツを買って、雑誌のカバーやテレビに出演すれば嬉しくて、売れていくにつれ洗練されていく姿を見ると、時には少し寂し
キムソクジンの愛と冒険の記録
ジンくんのようになりたい…と思う。
その美しい顔立ちを羨むのではなく“僕の明るいところだけを見てほしい”と言いながら、とても正直で、時々瞳が涙で揺れるのを隠しきれていないような、飾らない人間らしさに心を掴まれるとき、彼のようになりたいと強く思う。
「嬉しい涙は熱い」と言った。
世界が彼らに注目する今、彼のその言葉は名言として語り継がれているようだ。
しかし、実際その言葉はとてもライトに放たれた言