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2022年に「嫌われた監督」を読んで野球を見始めました。 現在は特に阪神タイガースのリ…

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2022年に「嫌われた監督」を読んで野球を見始めました。 現在は特に阪神タイガースのリリーフ陣を応援しています。 2024年は阪神の全試合分備忘録を書くのが目標です。 https://ichinics.hatenadiary.com/

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【はじめに】プロ野球を好きになった

生まれてこの方、スポーツに縁のない人生を送ってきたのに、 2022年の春に読んだドキュメンタリー本がきっかけで野球に興味を持ち、 選手名鑑を買ってDAZNに入り、 主に配信で気になる試合を見て、 CSの頃には気になるチームができていました。 2023年は生まれて初めて「応援するチーム」のある状態で野球を見て、 そんな真新しい1年に、リーグ優勝どころかCS、日本シリーズまで追いかけることができた。 「18年ぶり」も「38年ぶり」も、私にはその重さがわからないけれど、 そんな私

    • 先発投手、継投、スタメン(5月14日~16日/豊橋市民球場・バンテリンドーム)

      (写真は2024春キャンプのもの) 5月14日 中日vs阪神 4-2/● 今日の先発は阪神:村上頌樹投手、中日:髙橋宏斗投手。 コントロールの良い緩急を駆使するタイプの村上投手に対し、髙橋投手はおそらく速球派と言われる投手なのだろうか。まったくタイプが違うように感じる2人の投げ合いを朝から楽しみにしていた。 好きなチームが勝つのがもちろん嬉しいけど、面白い試合を見れるのは同じくらい嬉しい。 両者ともに、1回にはヒットがあったものの2回は三者凡退に抑える。 3回の表、髙橋

      • 躍動、被弾、エース(5月10日〜12日/横浜スタジアム)

        (写真は4月7日のもの) 5月10日 横浜vs阪神 3-4/○ ファームで大活躍していた井上選手がこの日から合流。岡田監督の宣言通り、5番(レフト)でのスタメン起用となった。 1回表、先頭打者近本選手のホームランの知らせにウキウキとしたまま退勤。 帰宅したのは3、4、5番が続く4回の表だった。2アウト走者なしで回ってきた井上選手は見逃し三振でアウト。 岡田監督の傾向からして、今日結果を出さなければ1軍定着は難しいかもしれない……という思いもあり、次こそはチャンスで巡って

        • 143分の1日(5月6日〜8日:阪神vs広島/甲子園球場)

          5月6日/雨天中止 GW最終日。 甲子園は雨天中止になったため、横浜に復帰した筒香選手がスタメン出場するという横浜戦を見た。 自分が野球を好きになったのはここ数年のことなので、筒香選手のことは名前しか知らなかったのだけど、はまりたての頃に読んだ漫画の主人公は筒香選手のファンだったし、好きな芸人さんがやってるバンドに「筒香」という曲があるし、つい先日読んだ「真夏の球譜」という本にも高校時代の筒香選手の話があって、だからまるで歴史上の人物の凱旋みたいだなと楽しみにしていた。

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        【はじめに】プロ野球を好きになった

        • 先発投手、継投、スタメン(5月14日~16日/豊橋市民球場・バンテリンドーム)

        • 躍動、被弾、エース(5月10日〜12日/横浜スタジアム)

        • 143分の1日(5月6日〜8日:阪神vs広島/甲子園球場)

          経験、抑えるための準備(5月3日~5日:巨人vs阪神/東京ドーム)

          5月3日 巨人vs阪神 8-5/⚫︎(現地) 昨年の9月30日にプロ初先発デビューをした2年目の門別投手は、今年の開幕当初はリリーフとしてベンチ入りをして活躍。その後、ファームで先発調整をするとの知らせがありしばらく離脱、4月19日に再び1軍に戻ってきたところだ。 この日はその門別投手が先発。 投げるのは19日にリリーフとして登板して以来と、少々間隔が空いているのが気になったけれど、試合前の練習ではリラックスした様子に見えた。 自分は試合中はなるべく展開を予想しないよう

          経験、抑えるための準備(5月3日~5日:巨人vs阪神/東京ドーム)

          今季初完投と無失点継続(4月30日〜5月1日:広島vs阪神/マツダスタジアム)

          (写真は昨年8月18日のものです) 4月30日 広島vs阪神 1-7/○ 29日の試合が雨天中止となったことで、6連戦の予定が月曜に休みが入っての火曜日。 昨年までDAZNで試合を見ていたのだけど、今年からスカパーのプロ野球セットに乗り換えた。その最大の目的が「マツダの試合が見れること」だった。昨年も終盤はJsports(マツダの試合が見れる)にも入ったりしていたけれど、それも数試合のことなので、まだまだマツダの試合は新鮮だ。 この日は打線のつながりが偏った不思議な試合

          今季初完投と無失点継続(4月30日〜5月1日:広島vs阪神/マツダスタジアム)

          掴んだチャンス(4月26日〜28日:阪神vsヤクルト/甲子園球場)

          (写真は昨年9/5のものです) 4月26日 阪神vsヤクルト 2-8/⚫︎ GW前夜の金曜日。 この夜は、巨人ファンと横浜ファン、そして来月一緒に阪神戦に行く友人と4人でスポーツバー観戦をした。左に横浜vs巨人戦、右に阪神vsヤクルト戦が見れる席で、お互いの応援しているチームの今年きている選手をあれこれプレゼンしながら見る。 店に着いたのは2回の裏、2点先制されたあたりだった。 帰宅してから見返してみると、先制は中村選手のライト方向への打球が綺麗に決まったなという印象だ

          掴んだチャンス(4月26日〜28日:阪神vsヤクルト/甲子園球場)

          牽制、雨風(4月23日~24日:横浜vs阪神/横浜スタジアム)

          (写真は4月6日のもの) 4月23日 横浜vs阪神 1-1/△ 今シーズン初めての横浜スタジアムでの試合。 朝、通勤時にスマホを見ていると「ブルペン会」の様子がインスタにあがっていた。 「ブルペンで勝つ」は岩崎投手をはじめとしたタイガースリリーフ陣の合言葉のようになっている言葉だけど、こういった定期的な親睦会が、継投の繋ぎ目を強固にする場にもなっているのかなと想像する。 この日は平日にもかかわらず少し早い試合スタートで、帰宅する頃にはすでに5回が終わろうとしていた。 山

          牽制、雨風(4月23日~24日:横浜vs阪神/横浜スタジアム)

          4番と雨天の快音(4月19日〜21日:阪神vs中日/甲子園球場)

          (写真は2023年8月5日のものです) 4月19日 阪神vs中日 7-0/○ 野球を見るようになる前は、サラリーマンとスポーツ選手なんて別世界の住人くらいに思っていた。 けれど今は、野球を見ているとつい「組織で働く」ということを考えてしまう。それは野球が「役割」のスポーツだからかもしれない。 中にはこの背中を見ながら働きたいなと思うような選手もいて、自分にとってはそれが大山悠輔選手だった。 力強いスイング、頼れる守備、紳士的なプレースタイル、そしてどんな当たりでも「全力

          4番と雨天の快音(4月19日〜21日:阪神vs中日/甲子園球場)

          代打・代走・チャンスとサヨナラ(4月16日〜18日:阪神vs巨人/甲子園球場)

          4月16日 阪神vs巨人 1-1/△ 村上頌樹投手と山崎伊織投手、同学年の対決試合。 両者譲らずの構えでスタートした中、3回の表になんと先発投手である山崎投手自らのタイムリーで巨人が先制した。 山崎投手、打席に立つ時のワクワクした表情が印象的だったんですが、バッティングも得意な選手なんですね。 しかし村上投手も譲らず、そこから6回まではお互いにずらりと0が並ぶ展開。 この日の見どころは、なんといっても7回裏の植田選手と糸原選手だった。 ノーアウトでノイジー選手が出塁、

          代打・代走・チャンスとサヨナラ(4月16日〜18日:阪神vs巨人/甲子園球場)

          復活の背中(4月12日〜14日:中日vs阪神/バンテリンドーム)

          4月12日 中日vs阪神 2-2/△ 現在セ・リーグ1位の中日との今シーズン初対戦、第1夜は延長12回までを要する消耗戦だった。 自分が帰宅した19時過ぎ頃、中日1点リードの1-0ですでに6回を迎えており、まさかこの後22時近くまでの延長線にもつれ込むとは想像もしていなかった。 先発の青柳投手と中日柳投手、どちらも好投を繰り広げており隙がない中、7回にダメ押しの追加点を加えられ2-0となったのもあった。これを瞬間的に「ダメ押し」と感じてしまうくらい、ここのところの阪神打

          復活の背中(4月12日〜14日:中日vs阪神/バンテリンドーム)

          甲子園開幕戦(4月9日〜11日:阪神vs広島/甲子園球場)

          4月9日 阪神vs広島 1-0/○ 仕事を終えてSNSを開いた途端、本日解禁となった大山悠輔選手専用のチャンステーマが球場に流れていることを知る。 これまでのヒッティングマーチに前奏とBメロが加わったようなイメージの曲で、4番バッターへの期待と尊敬を感じる歌詞にぐっとくる。SNSに流れてきた球場の動画を見ると、まだファンもうろ覚え、といった雰囲気だったけれど、今年1年をかけてこのチャンステーマが仕上がって行くのが楽しみだ。 5回の裏。木浪選手の出塁、村上選手の送りバント

          甲子園開幕戦(4月9日〜11日:阪神vs広島/甲子園球場)

          待ってたホームラン(4月5日〜7日:ヤクルトvs阪神/神宮球場)

          4月5日 ヤクルトvs阪神 6-7/○ 点を取り合うシーソーゲームの末に抑え勝負の構図になった日。 仕事を終えて2回表、ノイジー選手の2ランホームランを確認した後、細々した用事を済ませて帰宅したのが7回のあたりだったのだけど、そこからの展開ですら、とってとられての、どちらが勝つのかギリギリまでわからない試合だった。 9回の表、阪神は四球を選んでの押し出しも含めて2点を追加し、6-6の同点に追いついた。 現在ヤクルトは抑えの田口選手が調整中のようで、この回は星投手と大西投

          待ってたホームラン(4月5日〜7日:ヤクルトvs阪神/神宮球場)

          本拠地開幕戦(4月2日〜4日:阪神vs横浜/京セラドーム)

          4月2日 阪神vs横浜 3-5/● 年度はじめの色々でばたばたしつつも定時で退社。 電車に乗ってスポナビを開くと1回の表で4点も入れられていて驚く。今日の先発は昨年のMVP村上頌樹投手だ。満員電車で動画は見れず、状況が確認できないままに帰宅したところで4回の表、すでに漆原投手が投げていた。 5回裏あたりから徐々に攻撃に粘りが見え始め、7回の裏、木浪選手の今シーズン初ヒットホームランが飛び出し2-5、8回の裏には近本〜森下で3-5と詰め寄る。 今日は結果的にそのスコアのま

          本拠地開幕戦(4月2日〜4日:阪神vs横浜/京セラドーム)

          シーズン開幕(3月29日〜31日:巨人vs阪神/東京ドーム)

          3月29日(開幕戦) 巨人vs阪神 4-0/●(現地) オフシーズンは長かったけれど、いざこの日を迎えるとあっという間だったような気もする。 自分にとってはこれが現地で見る初めての開幕戦だ。 開場時間(試合開始の2時間前)にはすでに、文字通りの老若男女でドーム入り口が埋め尽くされていて圧巻だった。 開幕セレモニーではコーチ陣と1軍登録選手全員の個別呼び込みがあった。 1人ひとりの顔がスクリーンに大写しになるたびに、見てきた分だけの思い出やインタビューなどのエピソードが

          シーズン開幕(3月29日〜31日:巨人vs阪神/東京ドーム)

          2023年の阪神タイガース:印象に残っている15試合

          2023年は自分にとって、はじめて応援するチームのある状態でプロ野球観戦を楽しんだ1年でした(経緯はこちら→ https://www.e-aidem.com/ch/listen/entry/2023/09/06/103000)。 それどころか好きなチームがリーグ優勝をして、CSも勝って、日本一にもなって、一番好きな選手がセーブ王にもなった。 この年に間に合ったことについて「運がいいね」とたくさん言ってもらったし、自分でも本当にそう思います。 つきましては、この初心をできるだ

          2023年の阪神タイガース:印象に残っている15試合