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復調と混乱(6月28日〜30日/ヤクルトvs阪神●●)


6月28日 雨天中止


 28日は朝から夜までずっと雨予報で、どう考えても中止だろうと朝からのんびり構えていたのに、15時をすぎても中止のアナウンスがなかったため、とりあえず開門だけでもするのかな? と家をでたものの、向かっている途中でやはり中止のアナウンスが流れた。夜からずっと降り続いていたので、そもそもやれる見込みはなかったように感じるのだけど、なんで発表を引き伸ばすのか不思議だ。
 中止が決まったので引き返し、軽く飲んで帰宅した。

 この週末は、約ひと月ぶりの観戦予定だったので、はりきって3日ともチケットを取っていた。
 せっかく有休までとったのに中止は残念だけど、梅雨時なのでどこか1日は雨天中止になるかなと思っていたのもあり、友人と行く予定の土曜日が晴れ予報になったのでまあよかったと思うことにする。

 この日、野口選手が一軍初昇格をした。



6月29日 ヤクルトvs阪神 6-1/●(現地)


 久しぶりに友人と観戦をした日。友人と一緒だと落ち込む試合展開でも話し相手がいて心強いなと思った試合でした。

 1回の裏、先頭の丸山選手に四球を出してしまってから打線をつながれて3失点でのスタート。
 3点は痛いけれど、立ち上がりは難しいものだから……と思いつつみていたのだけど、3回の裏でさらに2点追加され0-5となったところで浜地投手への継投がきまった。
 伊藤投手は阪神の中では昨年最も安定していた先発投手のひとりだと思う。だからこそ今年苦労している様子が見ていて心苦しい。

 5回の表、この神宮から1軍初昇格をした野口選手が代打で出場、デッドボールで出塁し、島田選手、中野選手と繋いで1点を返すも、裏でヤクルト、村上選手のソロでまた5点差に引き離されてしまった。

この日7、8回を抑えた島本投手

 よかったのは、一昨日に続いてスタメン出場した島田選手の活躍(2安打1四球)と、中野選手の好調(1安打1打点、1四球)だろうか。

 初出場の野口選手の今後の活躍も楽しみです。

 試合後は友達と初めての店に飲みに行った。
 とても好みのメニューのお店だったので、何回もおかわりして、食の趣味が合う友達とのご飯は楽しいな〜と思った日なので最終的にはよい1日でした。

阪神:伊藤将/浜地(1,5)富田(2)、島本(2)-坂本
ヤクルト:奥川/星、石山、小澤、清水-中村



6月30日 ヤクルトvs阪神 6-5/●(現地)


 曇りときどき雨の予報で、どうにかもちますようにと思いながら球場へ向かった。

 ぽつりぽつりと雨が降りはじめた4回の表、大山選手がホームランを打った。あまりの曇天で白球を見失った人が多かったのだろうか。少し遅れて歓声がはじける。続く前川選手がヒット、梅野捕手のタイムリーで0-2に。
 4回裏でヤクルト:オスナ選手のホームランで1-2と迫られるも6回は佐藤輝明選手の2塁打、さらに梅野捕手のタイムリーで1-3に。
 7回裏には、2アウト走者なしの状況で中野選手が四球を選んで出塁すると、森下選手も四球、そして大山選手のタイムリーで1-4と引き離す。
 8回表には佐藤輝明選手の再びの2塁打をなんとかつないで1-5となり、この瞬間まで試合を見守っているファンのほとんどが今日はもう勝つと思っていたんじゃないだろうか。

 そして8回裏、準備をしていた桐敷投手が出た。
 四球を出したところからじりじりと詰められるようにして1点を返され、2アウト1、2塁の状況で、漆原投手への継投が告げられた。
 神宮球場はブルペンがグラウンド内にあるため、誰が準備をしているかが良く見える。そして、この時の漆原投手の準備時間はかなり短かったように感じた。そして、2アウト満塁の状況で同点タイムリーをうたれ5−5に。
 この時、ブルペンでは島本投手が投球練習を始めていた(私からは見えなかったけど、他の方の動画を見るとゲラ投手もいたようだ)。
 島本投手は昨日2イニング投げているけれどワンポイントで登場することが多いので、おそらく次は島本さんなのだろうと思っていた。しかし場内アナウンスが告げたのは岩崎選手への交代だった。

 今日まだ一度もブルペンに入っていない岩崎選手を、今年一度もやっていないイニング途中での火消しに使うなんて、今までだったら考えられない起用法に感じる。
 そしてヤクルトにも代打が告げられ、打席には山田哲人選手が立った。2アウト1、3塁でタイムリーを打たれ、6-5と勝ち越される。その後、次の打者で3アウト目をとり、残り1イニングでの逆転、もしくは同点での延長に託される展開となった。

 9回表、2アウトランナーなしですっかり頼もしくなった前川選手が四球を選び、代走に植田選手が入る。そして今日2本の2塁打を打ってる佐藤輝明選手がここでもレフト方向への長打を放ち、植田選手が1塁からホームにまで走り抜けたものの、アウトで試合は終了した。

 ファンがあれこれ考えても仕方のないことではあるのだけど、それでも、今日の展開にはいろいろと、特に監督とコーチの連携について不安になるところが多かったように思う。

岡田監督はサンタナに対し、漆原ではなく、ゲラを使いたかった。だが、ブルペンで備えていたのは漆原と島本。「ゲラいくぞ言うたら『漆原しかやってません』て。ええっ?て。なんで準備せえへんの。きのう2回投げた島本? ええっ? 漆原も酷やで」。結果的に岩崎も準備不足。ベンチの安藤、ブルペンの久保田両投手コーチの判断と連携に何度も首をかしげた。

https://hochi.news/articles/20240630-OHT1T51323.html?page=1

 すっきりしない気持ちで寝るまでずっともやもやしていたのだけど、一方で打線には光明が見えてきたと思える試合でもあった。
 火曜日からは現在首位の広島戦だ。そこまでに、監督とコーチ陣との連携が見直されていますように。

阪神:西勇/石井、桐敷(1/3)、漆原(1/3)、岩崎(1/3)-梅野
ヤクルト:サイスニード/山本、木澤、大西、田口-松本


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