マガジン

  • うちの母のはなし、私が幼いころのはなし

    大分抜けてる母と私の話。

  • 格差について思っていること

    私の興味のあること、パッションは、結局のところ、「格差」の一語に集約されるのだと思う。昔から、今でも考えていること。私の芯になっていること。

  • 音楽とか、映画とか。

    好きな音楽、映画について。

  • ジェンダーについて

    ジェンダー関連について思ったこと、体験したこと。

  • 仕事の悩み全集

    仕事の悩みは尽きない。ぐちぐち言うてます。

最近の記事

私は、本当は...に続く言葉

私は自分の本音が分からなくなりやすい。 というか、感じているのにスルーしてしまう。 感情というのはスルーしても消えるものではないらしく、無視した感情は怒りや憎しみになるらしい。 宝庫ですね、私。小さい頃からいろんなことに怒っていた。けど、こどもを一人の人として、人格として、尊重するわけではなく、子供扱いする大人がほとんどだった。 自分の本音が分からないとき。 そんなときに、「私は、本当は.. 」と唱えると本音が聞こえてくる時がある。 私は、本当は、こんな時代錯誤なアナログ

    • 好きな服を着ることは難しい

      難しくないですか?これ。 いやいや好きなの着ればいいじゃん、何が難しいわけ?って言う人と、わかる〜私も着れない、という人に別れると思う。私はdefinitely後者。 今年の目標は、「好きな服を着る」ことにしようかと思っていた。 そうはいっても、週5で仕事なので、毎日とはいかないが。 でも、職場でコンサバな服を着ていても、自分の気に入ったものが着たい。そう思うのは自然。 ずっと周りに合わせていた。 ファッションは見て楽しむものだった。 思えば、小さい頃から延々と着

      • 見た目に関してとやかく言われるのがムリな件

        見た目に関していろいろ言われるのは苦手だ。 髪染めないの? かと思うと、やっぱ黒髪が似合ってるよ!ってなったり。矯正しないの?脱毛しないの?エステにいかないの?ネイルしないの?ホワイトニングは? そのうち、卵子凍結は?とか聞かれるようになるんだろうなあ。これは、見た目ではないけど。 美の追求。世間に言われる、こうあるべきという像。 そういう、見た目に関して相手がとやかく言ってくることについては、気にしないほうがいいと最近ようやく思えている。 日本では、顔ちっちゃいね

        • 文章を書くなら

          自分の文章を読み返したときに、お、こんなこと書いてたのか、と、自分が書いたのに別の人が書いたように読み返す時期と、あーもう言ってることは分かるけど全然うまくまとまってない!着地点がなくてとりあえずここで、って感じで途中下車してる!と思う時期がある。 今は後者である。もう、全部書き直したい。 感情のままに書いているのは別として、言いたいことがあるようなないような、結局誰からも指さされないように、無難にまとまっているものほど反吐がでそうだ。 もっとはっきり言いたい。表現の自由

        私は、本当は...に続く言葉

        マガジン

        • うちの母のはなし、私が幼いころのはなし
          8本
        • 格差について思っていること
          13本
        • 音楽とか、映画とか。
          17本
        • ジェンダーについて
          3本
        • 仕事の悩み全集
          16本

        記事

          「いいね」の数では分からないもの

          初めは、4年ほど前の留学中にひっそり始めたこのnoteだったが、ここ1年くらいでよく書くようになった。 そして、noteの更新をリア垢のストーリーズにたまに載せるようになった。 それまで私は、自分の良い部分を見せなくては、とか、書くなら誰かに何かが伝わるものや、問題提起になるようなものでなくては、と思っていたんだと思う。 でも、そんな余裕はなかった。 自己中心モンスター2人の襲撃で、今年の初めから働けなくなってしまって、休職した。 育った土地で、親と過ごさなければいけ

          「いいね」の数では分からないもの

          女子同士で胸触り合う文化、もう終わりにしない?

          これは、ずっと言いたかった。 小6の男子が同級生の女子の胸を触ったら、問題になるだろう。 じゃあ、胸を触ったのが女子だったら? ふざけてただけじゃん、で済まされてしまう気がする。 だから、女子から胸を触られて、嫌だったと先生に言ったという話を聞いたことがない。 私はそれで嫌な思いをしたことがあった。10年以上経ってもたまに思い出す。それはフラッシュバック、なのかもしれない。 おふざけではなくて、もっと、子どもの残酷さが現れた形だったが。 小6の頃、体育の授業の前

          女子同士で胸触り合う文化、もう終わりにしない?

          かっこよくない人 偏見を添えて

          性別に関わらず、私が、かっこよくないなーと思う人。 GUの紙袋を持ってる人。 ダンボールみたいな色した、ナチュラル系の色で、GUのロゴが入った紙袋を持っている若者をよくみる。 かつてショッパーと呼ばれたくらい、ブランドものの紙袋を持つことはおしゃれだったんだろう。 それはわかる気がする。ピンクや白、紺なんかの、素材のしっかりした袋にゴールドのロゴなんか入っていたら、ちょっとした高級バッグの模造品みたいである。 だが、このSDGsの単語も聞き飽きたくらいの世界で、紙袋

          かっこよくない人 偏見を添えて

          センター試験って何?

          私は大学に行きたいという気持ちはあったけれど、周りに大卒の人は学校の先生以外おらず、まあ高校に進んだら大学に進むんだろうな、というぐらいのイメージでいた。 高校入学直後も、センター試験という言葉は聞いたことがあったのだけど、いったいどんな形式の試験なのか、何科目やるのか、全く知らなかった。マークシートだとも知らず、その後それぞれの大学の試験があるとか、国立なら同じ日だとか知らなかった。 そんなわけで、入学すぐの進路希望調査に詰まる。 志望大学と言われても、そもそも、大学を

          センター試験って何?

          PMDDとは定期的なホルモンの奴隷状態

          定期的にホルモンの奴隷状態になっている。 奴隷なんて言葉、嫌いなのだが。 確かネットに、黄体ホルモンの奴隷だーとか書いてあって、なるほどそうだなと思っちゃったのだ。 毎月生理がある。生理痛もたいていある。それはどちらかというと腹痛・腰痛とか身体の部分。 だが、最近気づいたのは、私の気分までホルモンの奴隷になっているということだ。 PMS(月経前症候群)はだいぶ根付いてきたと思うが、PMDD(月経前不快気分障害)というのがある。 認知されてきたが、PMSよりはまだ認知度は

          PMDDとは定期的なホルモンの奴隷状態

          子どもへの言葉がけは試行錯誤の連続

          出産の予定もない、結婚の予定もない、甥姪もいるわけでもない20代前半にしては、子育てに一家言ある方だと思う。 子どもに対して、「なんで泣くの!泣き止みなさい!」みたいなことを言うと、子どもは、自分の感情を抑えることを覚える。感情を認識して、自分で受け止め、処理することができずに育ってしまうのだという。 なるほど、それは大事かも。 学童保育で働いていたときに、こんなことがあった。 小学2年生の、しっかりものの女の子Aちゃんが、「せんせい~」と私の方に来た。口がへの字になっ

          子どもへの言葉がけは試行錯誤の連続

          デリカシー求む、な話

          デリカシーってどこかに売ってない? 送りつけたい人が何人もいる。 昨日、上司Aがなにやら電話をしていた。 その上司Aは、普段違う階にいて、顔見知りですらないのだが、なぜ我が物顔で私達の班の空いている机に座り、携帯電話を片手に持っていた。 そのうち、隣の部屋に向かった。 隣の部屋は、私の上司Bがいる場所である。 すると、とぎれとぎれにこんな言葉が飛び込んできた。上司Aの声で。 研修、パクチーくんの名前、シナモンちゃんの名前、試験とかあって大変だと思うけど〜うんぬん。

          デリカシー求む、な話

          できすぎても悩む。足を引っ張られる。

          私は仕事が早いと、最近言われる。 去年は限りなくストレスが多い状況だったので、確かに自分のパフォーマンスが落ちている自覚はあった。 なんか、最近ミスるな。記憶力悪いな。文字を読むのが遅いな。 ざっと飛ばし読みするのが難しいな。 そう、うっすらと感じていながらも、心が麻痺していたのでぼんやりとした自覚、とまでいかない、「最近なんか違う気がするな」というものであった。 そもそも仕事を始めてから、研修中、その後もずっとそういう心の状況だったので、私は自分の「普段」を知らなか

          できすぎても悩む。足を引っ張られる。

          最近私は元気だ。

          11月の初めに、上の方の上司に嫌なことを言われた。 動悸やめまいなど、以前の症状が、復職してから初めてぶり返した。 でも、直属の上司が私の言うことを分かってくれた。 研修があって、まだ私が体験していない部署の仕事をやってみたいと思った。 それが理由で、この仕事を辞めなかったのだ。まだ全体像の半分しか分かっていなかったから。 そのうちそちらの部署でもお世話になることになる。まだ一人の上司としか知り合っていなかった。 そちらの部署の人に、忘年会に誘われた。 行ってみ

          最近私は元気だ。

          母の小ボケ集

          その1 それはどんな料理店? 母と森の中をドライブしていると、レストランの看板があった。 母が、あれみたいだね、宮沢健治の、、と言うので、 へえー本を読まない母も、宮沢健治を知ってるんだ。まあ、あの話は教科書にも載っていたもんな、と思って聞いていると、、、 母『あれあれ、メニューのない料理店?』 はあ? ああ、あれ、うちは毎日メニューが違うんです、シェフの気分次第で~的な? (なんとも言えず怪訝な表情をする私を見て) 『違ったか。注文のない料理店?』 おいおい。

          母の小ボケ集

          恋人がサンタクロース

          ストーブの暖かさで生ぬるくなった空気を吸い込み、ぼーっとしながらこたつでのんびりするのが極楽な、ある冬の日。これじゃあ典型的なちびまる子ちゃんの過ごし方だな、とこれまたぼーっとまどろみそうになっていると、玄関のベルが鳴った。 「えつこ、挨拶しなさーい。たかこちゃんよ」 居間でこたつに入っていた私は、いやいやながら抜け出す。 「はーい。」 まあたかこちゃんなら、よしとするか。会いたいし。そんなことを考えていた10歳の私は、かなり上から目線で、かなり生意気だった。 うわっ

          恋人がサンタクロース

          言葉が生きる源になる。

          私の人生は、ときめきとは程遠い。青春は部活に捧げたし、大学生活も勉強で終わりを迎えようとして。無味乾燥な現実に潤いを与えてくれたのはいつも、言葉だった。 美しい描写も、叱咤激励の言葉も、ときめきを与えてくれる。腐りそうな時は音楽を聴く。現実に希望が見つけられなかったら本を開く。孤独を満たしてくれる言葉がすくそばにあった。 壁ドンされたことも、イケメンに『お前が頑張ってるの、俺は見てるから』なんて言われたこともないけれど、私はこのタイプのときめきが恒常的に不足していても生き

          言葉が生きる源になる。