私は、本当は...に続く言葉

私は自分の本音が分からなくなりやすい。
というか、感じているのにスルーしてしまう。
感情というのはスルーしても消えるものではないらしく、無視した感情は怒りや憎しみになるらしい。
消化不良な感情の宝庫ですね、私。

小さい頃からいろんなことに怒っていた。けど、私を一人の人として、人格として、尊重せず無視する大人がほとんどだった。

自分の本音が分からないとき。
そんなときに、「私は、本当は.. 」と唱えると本音が聞こえてくる時がある。

私は、本当は、こんな時代錯誤なアナログな仕事環境はやだ。オフィスの色が地味すぎ。楽しくない。

私は、本当は、社会の歯車として生きるのが嫌だ。安定なんて求めていないのに、安定した職についてしまった自分に嫌気が差している。

私は、本当は、自分が好きになりたい。
小さい頃は自分のことが大好きで、自分は自分として生まれるべくして生まれてきた!と思えていたけど、今は、もう、何も感じないで、違う人になって、それなりの幸せを感じ、早く息を引き取りたい。

自分のことが好きだったら。
そうは思わず、自分の可能性を追求できるだろうに。

新しいことに挑戦しても、常に批判の声が頭の中で聞こえる。

今まで私に言ってきた人。態度で示してきた人の顔が浮かぶ。

お前がお前のままでいることは迷惑だという幾多のメッセージ。

だから、目立たないようにした。おごり高ぶらないようにした。
でも助けは来なかった。

いつも、二番手、三番手を選んでしまう。
一番の望みは、いつのまにか叶えないようにしていた。
叶わなかったときに辛いから。そうすることで、可能性をわざわざ握りつぶしているのに。

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